「ノックスの十戒」の版間の差分
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[[S・S・ヴァン=ダイン]]による「[[ヴァン・ダインの二十則]]」と並んで推理小説の基本指針となっている。日本では[[江戸川乱歩]]が『[[幻影城]]』の中で紹介している。
なお、「十戒」を意図的に破った作品や、「十戒」の記述を逆手にとった[[トリック (推理小説)|トリック]]を用いた作品も数多く存在している。ノックス自身「すべての作家にルール厳守を望むわけではなく、げんにこの選集に採録した幾編にも、ルール違反が明らかに見受けられる」{{Sfn|ノックス|1989|page=13}}と認めている。{{要出典|ノックス自身も「十戒」を破った作品を発表しており
== 内容 ==
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#犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)
#未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
#[[中国人]]を登場させてはならない
#探偵は、偶然や[[第六感]]によって事件を解決してはならない
#変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
#探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
#[[サイドキック]]
#[[双生児|双子]]・[[一人二役]]は、予め読者に知らされなければならない
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{{Quote|なぜこれがルールのーつであるのか、筆者自身にも明確な説明ができかねるが、われわれ西欧人のあいだには、“中国人は頭脳が優秀でありながら、モラルの点で劣る者が多い”との偏見が根強い。したがって――筆者は観察した事実を指摘するだけだが――“チン・ルーの切れ長の目”といった描写に出合ったら、即座にページを閉じるのが賢明な処置であろう。それは出来のよい作品ではないのである。{{Sfn|ノックス|1989|pages=15-16}}}}
== 脚注
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
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