「リアリティ番組」の版間の差分

 
 
== 起源 ==
その起源は、[[1948年]]のアレン・フントによる『キャンディード・カメラ』([[:en:Candid Camera]]、『[[どっきりカメラ]]』の元祖<ref name=":1">日刊スポーツ新聞社『日刊スポーツ』2020年6月21日関東6版26面</ref>)など、一般人の即興的で意外な反応を楽しむテレビ番組にまでさかのぼる。こうした、練られた脚本や俳優の演技よりも面白い一般人のリアクションに焦点を当てた番組は、1960年代から1980年代にかけてヨーロッパ、日本、アメリカなど世界各地で製作されていた。今日的な愛憎や恋愛を題材にしたリアリティ番組は、[[PBS]]で[[1973年]]に放送された、離婚寸前の[[核家族]]に密着し、理想的な家庭が離婚へと向かう緊張感、ゲイであることを告白する長男、変わりゆく家族に対する価値観をとらえた『アメリカン・ファミリー』([[:en:An American Family|''An American Family'']])が最初とされる<ref name=":1" /><ref>[https://www.pbs.org/lanceloud/american/ Lance Loud! . An American Family], PBS. "TV Guide magazine acknowledged An American Family as the first reality television series and named it among "The 50 Greatest Shows of All Time."</ref>。この番組は、理想的な家庭が離婚へと向かう緊張感、ゲイであることを告白する長男、アメリカ人の家族に対する価値観が変わりゆくさまをとらえて大きな反響を呼び起こした
 
一般のテレビ[[ドキュメンタリー]]や[[トーク番組]]にもリアリティ番組的な要素が入るようになった。1960年代から1970年代にかけて、[[チャック・バリス]](Chuck Barris)のプロデュースによる『デート・ゲーム』(The Dating Game)、『新婚ゲーム』(The Newlywed Game)、『[[ザ・ゴングショー]]』など、ゲームで勝ち抜くために自分のプライバシーや尊厳も犠牲にする視聴者が登場する視聴者参加ゲーム番組が全米で人気を博した。[[1989年]]放送開始の警官密着型番組『[[コップス]](COPS)』は、警官の日常や、逮捕され抵抗する犯人といったシーンが人気を集めたが、これらは一般人である警官や犯人のインパクトの強さも話題となった。また[[カムコーダ]]や[[シネマ・ヴェリテ]]([[:en:Cinéma vérité|Cinéma vérité]])的な手法を使って、警官たちの日常シーンや逮捕シーンなどの臨場感を高めていた。[[1991年]]放送開始のトーク番組、『[[ジェリー・スプリンガー・ショー]]』([[:en:The Jerry Springer Show|''The Jerry Springer Show'']])は[[レッドネック]]など貧困家庭の出演者が司会者[[ジェリー・スプリンガー]]や視聴者の前で家族の恥部をさらしケンカを始める様が評判を呼び、視聴者に他人の人生を覗き見る衝撃や快感を与えた。