「スーパードクターK」の版間の差分
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=== Kの一族 ===
;KAZUYA(カズヤ)/西城 カズヤ(さいじょう かずや)(1963-1999)
:神技のメス、天才的頭脳、無敵の肉体、
:普段は簡単な医療道具と血染めのロープが収納された[[マント]]を着用し、それゆえに初対面の人に
:仕事上、世界中を飛び回ることも多いが、現地人とのコミュニケーションも難なくこなし、外国語が苦手な大垣に代わって外国人と電話応対する描写
:男女を問わず悪に対しては容赦の無い性格だが、社会的弱者等の助けを求める声には命を懸けて応える。また、良くも悪くも歯に衣着せぬ物言いをすることが多く
:だが礼を失しているわけではなく、恩師、先輩など人間的に尊敬できる人物には丁寧な言葉遣いである。
:表情が堅い印象が強いが、性格は暗いわけではなく、高品のボケに真顔でツッコミを入れたり、いきなり大垣にキスした佐知子を見てオーバーなリアクションをしたりと、コミカルな一面も持っている。
:姓は母方のものであり、父方の姓は明らかになっていない。Kの一族は「一範」「一舎」「一丈」といったように始めに「一」が付く(いわゆる[[諱#通字|通字]])。そのため、いつの時代でも一族の者の名のイニシャルは必ず「K」となっている。KAZUYAの漢字名は明らかにされていないが、中学校の卒業アルバムはカタカナ表記であるため、戸籍上はカタカナである可能性がある。
:一流[[大学]]である帝都大学を首席で卒業し医師免許を取得。外科だけでなく各分野に精通しており、[[鍼|鍼治療]]も得意である
:彼の報酬は“患者の誠意”であり、ピンは数千万円もの大金から、キリは[[リンゴ]]まで様々(しかし、正規の治療費以外は受け取らぬ場合が大半を占める)。▼
:また、女心にも非常に鈍感。女嫌いというわけではないのだが、常に危険に晒される身であるため、自分から敢えて遠ざけている傾向もある。▼
▲:仕事上、世界中を飛び回ることも多いが、現地人とのコミュニケーションも難なくこなし、外国語が苦手な大垣に代わって外国人と電話応対する描写もあるので、語学も堪能であることが窺える。一方、医療物の小説の原稿の添削を求められた際は読むこと自体を全力で拒否するなど、医療に関係すればなんでもOKというわけではない。
:試合を控えていた[[プロボクサー]]の患者を診察し、その試合中の補佐のために[[セコンド]]のライセンスを取得している。止血作業の手際の良さなどから同席した同じ[[ボクシングジム|ジム]]のセコンドに「トレーナーとしての腕も一流」と言わしめた。
:物語の中盤で[[胃癌]]を発病するも高品の執刀の元、一時は全快する(『K2』によれば、当時31歳)。『Doctor K』の終盤では[[悪性腫瘍|癌]]を再発し、その闘病生活が描写されている。『Doctor K』はKAZUYAの死を予感させつつ終了するが、『K2』において36歳で癌の全身転移で亡くなったとされている。柳川教授は、この癌の遠因を、父親の一堡、柳川教授と共に巻き込まれた放射線漏れ事故の際の被曝だと推測している。
;Kの一族及び姻族
:
{{chart top|K一族の系譜}}
{{familytree/start}}
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::KAZUYAの母親。本人曰く、一堡とは互いの父親同士が決めた許婚のようなものであったらしい。ただし一堡はその事実を全く知らず、また杏子の兄・頼介は反対していた。事故で重体となった幼いKAZUYAの命を救うため、自分の血液(KAZUYAと共に日本人では珍しいルイス式血液型のLe(a-b-))を大量に輸血し死亡。享年29。
:;西城頼介(さいじょう らいすけ)(1932-)
::帝邦大学第一内科名誉教授。西城杏子の兄で、KAZUYAの伯父。西城家12代目当主であり、Kの家系が[[外科学|外科]]の天才ならば西城家は[[内科学|内科]]の天才
:;西城KEI(さいじょう ケイ)(1968-)
::KAZUYAの妹だが、その出生により西城頼介の娘として育てられる。帝邦大医学部卒。なぜか皆が彼女をアルファベットで「KEI」と呼ぶため、KAZUYAと同じく名の表記は漢字かどうかも不明。自らの出生の秘密を知り、母を死に追いやった医学(大量輸血による失血死)及びその原因となったKAZUYAに復讐するためテロリストとなる。後にKAZUYAと和解し、医学界に復帰。KAZUYAの右腕的存在になる。性格は当初は悪女そのものだったが、後にKAZUYAと和解した。KAZUYAに勝るとも劣らない腕を持つと評価され、KAZUYAからも後継者に指名されるが、本人は兄の技量に遠く及ばないと発言している。
:;磯永幸司(いそなが こうじ)▼
::KAZUYAの後輩。KAZUYAの勧めでKEIが開業した西城医院に勤務する。研修医時代は内科専攻でKAZUYAと反目していたが、後にKAZUYAの説得と手腕に感服し、外科に移った。その影響から、[[内視鏡]]を用いた治療を得意とする。[[フォーミュラ3000|F3000]]の熱烈なファン。情に厚い性格なのだが、KEIが呆れるほどお下品だったりする。ただし、KAZUYAの前では後輩としておとなしくなる一面も持つ。後にKEIと結婚し、『K2』作中ではシカゴに留学している。▼
:;西城連介(さいじょう れんすけ)(1961-)
::KAZUYAの従兄。
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:寺沢病院の[[医師]]。西海大医学部卒業。専門は腹部外科。神奈川県出身。血液型はO型RH+。身長175㎝。体重65㎏。KAZUYAに患者を奪われるもその手術技術に心服する。
:医学生時代から自他ともに出来が悪いと言われていたが、後述の朝倉雄吾からは見下されることなく友人付き合いを続けられており、また本気と執念に突き動かされて猛勉強した際には、一度だけ朝倉雄吾をも抜いて学年トップの成績を取ったことがあるなど、決して無能な人物ではなく秘めた才能を持っていた。
:情けなくお調子者だが、KAZUYAの親友となり、努力を続け一流の医者に成長する。
:手術室長に昇進するも、手術室の管理不備を原因とする院内感染を引き起こしてしまい責任を取り寺沢病院を退職した。後に高品[[診療所]]を開業。その実力はKAZUYAも認め、自分の手術の執刀医に高品を指名したほどである。また、その努力は後にドイツ留学へと繋がった。
:2018年には高品総合病院の院長を務めている。しかし、この頃にも妻には頭が上がらない様子。
:院長就任後も院長室に居ることはあまりなく、病室を回って患者を診察したり気さくに話したりしている。
:アイドルに詳しい。交友関係が広く、医療関係者以外の友達にはマスコミにも取り上げられるほどの有名シェフがいたりする。
:モデルは作者自身
;高品(旧姓:斎藤)淳子(たかしな じゅんこ)(1967.9.11-)
:寺沢病院に勤務する看護婦。当初は嘘をついてディスコで夜遊びをするなど仕事より遊び優先だったが、KAZUYAや高品との出会いで考えを改め、彼女もまた看護婦として成長する。外見はいわゆるイケイケ系で、なかなかの美人。
:物事をハッキリと言う性格で、目上だろうとどんな相手に対しても横柄な態度を取るため、周囲からは生意気に思われがちであり、後輩の看護婦や患者達には煙たがられている上に陰口をたたかれている。味にはうるさい。ハデ好きな割にはお金のやりくりは上手だったりする。後に高品と結婚し、高品[[診療所]]へ職場を移した。最終的には看護婦としての腕前も一流と言って良いものになっている。
:日本[[ナース]]協会の会長でもあり、看護婦の待遇改善に取り組んでいる
;朝倉雄吾(あさくら ゆうご)
:西海大付属病院に勤務していた医師。高品とは同期で友人である。専門は脳外科。KAZUYAを毛嫌いしていたが、自分の子をKAZUYAに救ってもらったことで命の重さを再認識し親友に。
:西海大医学部時代から秀才として名を轟かせており、「医学会の風雲児」と呼ばれ将来を嘱望されていたが、強い正義感と信念を持って内部告発を行ったために学長以外の西海大幹部からは疎まれる存在となり、後に西海大を追われ渡米。学長からは出奔を惜しまれ、「西海大が朝倉雄吾を追い出したのではない、朝倉雄吾が西海大を見限ったのだ」との言葉を残され、柳川教授からは「(朝倉を筆頭に)若くて優秀な頭脳が海外に流出しすぎている。日本医学
:クエイド財団社長でありながら医師としても現役を続行している。
:西海大追放に関しては、学長の死後に就任した新学長(亡くなった学長の息子)により解除されている。
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:世界を代表する医療財団「クエイド財団」の会長。ホームレスに変装して町をブラブラするのが趣味だが、その際事故に遭い、硬膜外血腫で苦しんでいたところを偶然当時野に下っていた朝倉の手術を受けて救われる。それ以来彼の腕に惚れ込み、財団の[[教授]]にスカウト。自身が引退した後には朝倉を社長に推薦する等、絶対的に彼を信頼するようになった。
;TETSU(テツ)/真田徹郎(さなだ てつろう)(1964-)
:「ドクターTETSU」あるいは「ドクターT」と呼ばれる。後述の真田武志の実弟。KAZUYAと同じく裏の世界で生きる医師であり、KAZUYAの[[ライバル]]的存在。人間の可能性を広げるために、
;真田武志(さなだ たけし)(1961.11.4-1991)
:TETSUの実兄。身長182cm、体重71kg(単行本20巻に収録の「人物ファイル」25に明記)。TETSU以上に危険な存在で、KAZUYAの宿敵。数々の巨大組織と手を組み、癌発生装置を作ったり、蚊や犬、ネズミ、イルカを改造した[[動物兵器|アニマル・ウェポン]]を開発したりと、医学を悪用するテロリストとして暗躍する。TETSUとは縁を切った筈だが、父親の死をきっかけに姿を消す前、武志が最後に会い言葉を残していった相手は弟だった。瀕死の重傷を負う前後もTETSUの事だけは気にかけている描写もあり、また、TETSUも本心では兄である武志を慕い、その死に涙していた事から、兄弟仲は決して悪くなかったと思われる。最期は死に瀕しながらも人間らしさを取り戻し、殺人[[ウイルス]]を消し去るため、独裁国家の首脳陣と国民50万人を巻き添えに核爆弾を起爆させて死亡。
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:[[大西洋]]上にある[[独裁]]国家「ニューセルゲイ共和国」の将軍。彼の上にはブランカ大統領がいるものの、表舞台には姿を現さず、ストレンジが大統領の威光を盾に実権を握っている。日本を追われた真田武志を保護し、アニマル・ウェポンなどの生物兵器を開発させる。しかし真田は、警告のつもりとはいえKAZUYAに電話をかけたためにスパイ容疑をかけられ、銃撃を受けて瀕死の重傷を負う。だが、真田が核爆弾を爆発させたために、ストレンジらもこの国と運命を共にすることとなる。
;七瀬恵美(ななせ めぐみ)
:斎楓会総合病院外科部長。かなりの美人。生真面目な性格の持ち主のため、彼女も最初はKAZUYAを毛嫌いするが、KAZUYAに命を救われて以来、親友となる。医師としての腕前は優秀で、皆に認められている
:名前に「えみ」と読みが振られたコマがあるのだが、「めぐみ」が正しい。
:『K2』にも登場(第258~260話)。
;シリウス
:KAZUYAが山で拾った賢い犬。名付け親もKAZUYA。七瀬が貰い受ける。
:山にピクニックに来た一行が持参した弁当が食中毒菌に汚染されていたのを見抜いたり、その時の食中毒患者を治療しようとした
:またKAZUYAと七瀬が、七瀬の親戚が住む村で発生している原因不明の奇病の原因調査の ;大垣蓮次(おおがき れんじ)(1954.7.22-)
:二浪した後帝都大医学部
:ファッションには無頓着で酒飲みのヘビースモーカー、おまけに診察中にも競馬中継のラジオを聴いているほどギャンブル好きな面もあるが、医師としての腕はKAZUYAも認めるほど優秀。患者を真面目に診るようになってからは、少なくとも診療中はちゃんと酒絶ちをしている
:組織に馴染めず帝都大を去った身であるが、後に復帰し、『K2』では、帝都大医学部教授に就任 ;大垣佐知子(おおがき さちこ)/旧姓:滝村(たきむら)(1971.5.20-)
:大垣蓮次の妻。実家は関東一のシェアを誇る医療器具の大手メーカーであるタキムラ医療機器。常に患者を救う事を最優先する大垣の人柄に惚れ込み、親の勧める見合い縁談を蹴り結婚した。少々世間知らずなところもあるが、優しく真面目な性格の美人。
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;柳川慎一郎(やながわ しんいちろう)(1934.11.28-)
:帝都大医学部長でKAZUYAの恩師。一堡の親友でもあった。日本医学界の最高峰に君臨する一人であるにも拘らず驕らない人格者で、磨かれた医師としての腕前も確かなもの。真田武志によって腕時計に[[放射性物質]]である[[コバルト|コバルト60]]を仕込まれ、結果的に左手首が動かなくなるが、それでも周囲を唸らせるほどの執刀技術を持っている。しかし本人は「一堡には及ばない」と発言している。
:昭和55年、一堡が命を落とした原子力医療研究所の爆発事故で彼自身も放射線を大量に浴び、その8年後、放射能障害による癌に侵されるが、KAZUYAの手術で完治。59歳の時には[[認知症]]のような症状に悩んだこともあったが、その後特にそれらしい症状は表れていない
;磨毛保則(まもう やすのり)(1964.1.15-)
:帝都大学でKAZUYAの同期だった医師。理数の天才で医療機器の研究開発を行っており、学生時代は医学部でありながら授業にはほとんど顔を見せず、機械いじりに没頭していた。その天才ぶりはKAZUYAも後述の香田直一も認めており、多数の特許を取得するなど腕は確かだが、
:多数の特許で得た収入で帝都大学敷地内の一部を買い取って個人所有しており、周囲から「磨毛の館」と呼ばれる。初登場時は癌が全身に転移し末期症状に陥っていたが、自ら開発した治療機器による治療とKAZUYAの手術により完治した。その後大学内で講義を受け持っている。
;香田直一(こうだ なおかず)(1964.2.7-)
:帝都時代のKAZUYAの同期。薬学に精通し、その実力は大手製薬会社が彼の研究成果を見て「おそるべき天才薬学者」と唸るほどだが、決して慢心せずにコツコツと結果を積み重ねていくタイプでもある。磨毛とは親友同士。
:普段は穏やかで優しい性格だが正義感が非常に強く、患者のことになると激情的な面も覗かせる。患者に対し命を危険に晒すような不正を行った悪党共をKAZUYAと二人で容赦なく叩きのめした
;村岡盛澄(むらおか もりずみ)(1927.9.2-)
:当時は帝都大学の医学部に通う学生だったが、戦時中に[[学徒動員]]で[[フィリピン]]に行き、[[衛生兵]]として手当の手伝いをしていた。しかし、治すたびに死に、更に敗戦が重なって復学する気になれず、行き着いた無医村で疫病やケガで人が死んでいくその様子が戦争と重なり、簡単な手当てでも喜んでくれるその笑顔に応えようと法に触れることを承知で診療所を開き、40年以上無免許医をしていた。骨休めに来た大垣とKAZUYAに刺激されたことと、ある事件で無免許医として告発されかかったことが契機となり、正式に医師免許を取得するために再び帝都に入学する。かなり荒っぽいが患者とは常に対等の立場を築き、直接触れ合って治療をする。
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:プロ野球選手。かつては東京アストロズのエースピッチャーだったが、右肩内部にできた[[ガングリオン]]の影響による血行障害により200勝目前で成績不振に陥り、甲府ヤンキースにトレードされた。しかし、KAZUYAの治療で血行障害を克服、復活を遂げ200勝を達成する。これ以降KAZUYAとは友人関係となる。
;橋爪雄仁(はしづめ たけひと)(1954.3.7-1989)
:城南大学学長であった大河内秀正のボディガード。秀正の死が原因で城南大はKAZUYAの命を狙い
:一人息子である一馬の治療をきっかけにKAZUYAと和解し、彼を庇って死亡。享年35。
:彼の死後、一馬が急性骨髄性白血病を発症した際は、父親の生前の所業が世間に知れ渡っていた
;縞斑久造(しまお きゅうぞう)(1927.11.30-)
:元広域[[暴力団]]巷談組組長。自身の癌の執刀を機にKAZUYAと知り合い、カタギになる。現在は有限会社(後に株式会社)「縞斑建設」社長。部下の高田浩次共々KAZUYAを慕う。入院していた時に知り合った[[腎臓]]癌の子供と触れ合って以来、性格も丸くなったようである。後に娘と孫が登場するが、娘達にはヤクザ家業は秘密にしていた様子。この孫もまた重度の病気を患い、KAZUYAに命を救われる事になった。しかし、まだヤクザとしての習慣が抜け切れていないらしく、孫の命はKAZUYAが救ったにも拘らず手柄を横取りした大学病院に対して
;深欲謙造(ふかよく けんぞう)▼
:金成医科大学の理事長兼学長。その名の通り欲深い人物であり、医学部ブームの際には裏口入学者を大量に受け入れていたが、それが祟って学生の質が低下し入学者数が減少、ジリ貧状態に陥っていた。
:
;黒松丈助(くろまつ じょうすけ)(1955.10.3-)
:[[警視庁]]の刑事。正義感が強い。彼もまた初対面のKAZUYAを悪の医者だと勝手に思い込み、警察官であるにも拘らずKAZUYAをメスの持てない身体にしようと画策したが、後に誤解だった事を認めて反省し、信頼するようになる。
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:K県立加奈高等学校の生徒。中学までは成績優秀だったが、受験番号を間違えて[[高校受験]]に失敗しグレていた。友人・大内の代打[[学校職員|校医]]として赴任してきたKAZUYAとの出会いで再び[[医学]]への道を志す。
;石田治朗(いしだ なおすけ)
:K県立加奈高等学校教諭で加山のクラスの担任[[教師]]。高校の頃自分の怪我も省みずに救ってくれた恩師を見て以来、教師を志すようになる
;ジム・ハミルトン
:[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[大統領]]。二期目を狙っている。心から国民を愛しており、勇敢で度量が広く、大統領として相応しい人物と言える。KEIに寄生虫を植え付けられて一時は死の危機に瀕したが、KAZUYAのオペにより回復。後に彼の中の[[抗体]]が、世界の危機を救う事になった。
;フォルク・マイスター
:祖父スターレン・マイスターが[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]の命を受けたことにより創立した組織Wissenschaft-Heiligen(ウィッセンシャフト・ヘイリゲン)を継ぐ男。
;キール・ゲルシュタイン
:Wissenschaft-Heiligenの構成員。[[南極]]での汚名返上のために裏切り者のKEIを付け狙う。[[国連軍]]で軍隊式格闘技を学んだ男。別名クリント。
▲;磯永幸司(いそなが こうじ)
▲:KAZUYAの後輩。KAZUYAの勧めでKEIが開業した西城医院に勤務する。研修医時代は内科専攻でKAZUYAと反目していたが、後にKAZUYAの説得と手腕に感服し、外科に移った。その影響から、[[内視鏡]]を用いた治療を得意とする。[[フォーミュラ3000|F3000]]の熱烈なファン。情に厚い性格なのだが、KEIが呆れるほどお下品だったりする。ただし、KAZUYAの前では後輩としておとなしくなる一面も持つ。後にKEIと結婚し、『K2』作中ではシカゴに留学している。
;橘幸治郎(たちばな こうじろう)
:橘商会の社長であったが、ワンマン経営が祟り、倒産してしまう。そこを臓器密売のグループにつけ込まれ、テトラドトキシンを飲んで服毒自殺を図るも、KAZUYAによって病院に運ばれる。人工呼吸器を壊されここまでかと思われたが、息子の清文によって救われる。
;橘清文(たちばな きよふみ)
:橘商会の御曹司であり、苦労知らずで父親に甘やかされて生きてきた
:目を覚ました父に「借金なんか二人で返せばいい! 一生かかったっていいじゃねぇか!」という言葉をかけ、清文が新社長になって会社再建に乗り出した。
▲;深欲謙造(ふかよく けんぞう)
▲:金成医科大学の理事長兼学長。その名の通り欲深い人物であり、医学部ブームの際には裏口入学者を大量に受け入れていたが、それが祟って学生の質が低下し入学者数が減少、ジリ貧状態に陥っていた。状況打開のためにKAZUYAを招き入れて、縞斑の孫が罹患していた難治例の[[左心低形成症候群]]の手術でイメージアップを図るが、手術成功の記者会見の際にはKAZUYAの存在を徹底的に隠ぺいした上であたかも自分たちの手柄のようにアピールした為に、それを知った縞斑たちから前述のような間接的な報復を受けることになった。結果、「やばい所に目をつけられているんじゃないか」という疑惑が広まり、本来の目的であった入学者の増加は失敗に終わった模様。
== 関連項目 ==
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