「機動警察パトレイバー」の版間の差分

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→‎レイバー: 縛られていた では製作者が不本意だったことになる
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作中で登場するレイバーは、主に[[建設機械|土木建築機械]]の延長線上として扱われる。法的には「特種車両」とされており、機体そのものも「各車」などと車両に準じて呼称される。そのため、原則的にレイバーには自動車の[[日本のナンバープレート|ナンバープレート]]が取り付けられており、その操縦には多脚制御機免許が必要となる。作中では自動車と同様に教習所も設立されているが、未だに技術的には黎明期であり一般作業用も警備・軍用の機体も「(火器管制システムなどを除けば)基本的な操縦システムは変わらない」という問題もある。そのため、衝動的にレイバーでケンカや破壊活動を始める者やテロリストになる者もいる。漫画版では後藤がバドを指して「子供の内から慣れておいた方が実践的」と評している。一方、作品設定の初年である1998年から現実の自動車で開始されたナンバープレートの3桁化はなされておらず、メインロボットであるイングラムも2桁ナンバーを装着している。
 
このレイバーは『[[鉄人28号]]』を初めとした既存の巨大ロボット物アニメ・漫画のロボット達とは違い、一機例外があるがビーム兵器を持つわけでもなく{{efn2|警察側の武器は[[回転式拳銃]]や[[特殊警棒]]といった実際の警察官が使用するものを巨大化させたものを使用している。}}、空を飛行できるわけでもない{{efn2|漫画版・テレビ版・新OVA版においてライバルとして登場するレイバー・グリフォンは非常に短時間ながら空を飛ぶが、これはあくまで例外として扱われている。}}。このようなそれまでの「兵器」としてのロボットではなく、『日常生活に溶け込んだロボット』というのが製作側のコンセプトであった。これらについては『[[ミニパト]]』第2話で詳しく説明がされている。メーカー各社が[[モーターショー]]の様な展示会(レイバーショー)を開催したり、[[保険会社]]がレイバー向けの保険を販売しており警察もパトレイバー専用の保険に加入しているなど、作業機械としての印象を与える設定も度々登場している。もっとも作品内でのロボットの位置づけこそ日用品であっても、物語の中では結局格闘戦が山場になることが多く、その点では巨大ロボット物アニメ・漫画の伝統に縛られを遵守していた。
 
ちなみに、本作品では本体にコクピットを持たない無人機であったとしても、有線/無線を介して操縦者の存在が外部にある場合は「レイバー」と呼ばれる。一方でプログラムなどによって半自律的に稼動するものは基本的に「[[ロボット]]」としている。