「エティエンヌ2世 (ブロワ伯)」の版間の差分

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ブロワ伯[[ティボー3世 (ブロワ伯)|ティボー3世]]とガルザンド・ド・メーヌの子。1074年よりティボー3世はエティエンヌに実質的に統治を任していたが、1089年の父の死によってブロワ伯となった。
 
エティエンヌ2世は[[第1回十字軍]]を率いた首領の1人であり、妃のアデルに十字軍の進捗状況についてしばしば熱心に手紙を書いていた。エティエンヌ2世は、1097年の[[ニカイア攻囲戦]]における軍評議会の長であった<ref>Cartier, Étienne (1846) ''Recherches sur les monnaies au type chartrain frappées à Chartres, Blois, Vendoîns, Chateaudum, Nogent-le-Rotrou (Ferche), St. Aignan, Celles, Romorantin, Brosse, etc.'' Rollin, Paris, [http://books.google.co.uk/books?id=SjgGAAAAQAAJ&pg=PA7 page 7], [http://www.worldcat.org/oclc/27374228 OCLC 27374228], in French</ref> 。アンティオキアの長い包囲のさなかの1098年、聖地エルサレムまでの道を築くという十字軍の誓いを果たすことなく、彼は帰国した。彼はアデルの圧力を受けて2度目の巡礼を行い、一部の郎党は途中で帰国してしまった、小規模の[[1101年の十字軍]]に参加した。
 
1102年、[[エルサレム王国]]に滞在していたエティエンヌは、[[ファーティマ朝]]とのラムラの戦いに参加して戦死した。57歳であった<ref>Tyerman, Christopher, ''God's war: a new history of the Crusades'', (Harvard University Press, 2006), 87.</ref>。
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1080年、シャルトルで[[ウィリアム1世 (イングランド王)|ウィリアム征服王]]の娘[[アデル・ド・ノルマンディー]]と結婚し、8子をもうけた。
*ギヨーム(1085年-1150年) - シュリー伯
*[[ティボー4世 (ブロワ伯)|ティボー]](1090年/1095年 - 1152年) - ブロワ伯、シャンパーニュ伯
*ウード - 夭折
*エティエンヌ(1096年頃 - 1154年) - イングランド王[[スティーブン (イングランド王)|スティーブン]]として即位
*マティルドまたはリュシア=マオ - チェスター伯リシャール・ダヴランシュと結婚。1120年、[[ホワイトシップの遭難]]で水死。
*アリックス(1100年頃-1145年) - ジョワニー伯ルノーと結婚。
*{{仮リンク|ヘンリー・オブ・ブロワ|en|Henry of Blois|label=アンリ}}(1096年頃 - [[1171年) - {{仮リンク|ウィンチェスター]]司教|en|Bishop of Winchester}}
*アンベール - 夭折
アデルの子であることが証明されていない子女は以下のとおりである。<ref>Foundation for Medieval Genealogy, ''voir section sources.''</ref>
 
*アニェス - ユーグ3世・デュ・ピュイゼと結婚。
*[[エレオノール・ド・シャンパーニュ|エレオノール]](1147年没) - [[ヴェルマンドワ伯]][[ラウル1世 (ヴェルマンドワ伯)|ラウル1世]]と1120年に結婚、1141年に血族同士であることを理由に(婚姻は無効とされた(フランス王妃[[アリエノール・ダキテーヌ]]が妹[[ペトロニーユ・ダキテーヌ|ペトロニーユ]]とラウル1世を結婚させるために教会に訴えたのが真相とされる)婚姻は無効とされた
*アデライード - ミロ2世・ド・モンレリと結婚。
 
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{{先代次代|ブロワ伯<br />[[File:Blason comté Champagne ancien.svg|40px]]|1089年 - 1102年|[[ティボー3世 (ブロワ伯)|ティボー3世]]|[[ティボー4世 (ブロワ伯)|ティボー4世]]}}
 
{{デフォルトソート:えていえんぬ02}}
[[Category:ブロワ家]]
[[Category:ブロワ伯]]
[[Category:十字軍の人物]]
[[Category:戦死した人物]]
[[Category:1045年生]]
[[Category:1102年没]]