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|year = 1963
|doi = 10.1007/BF00225271}}</ref>。
[[ファイル:Cometorbit_japanese.png|right|300px|thumb|'''彗星の運動とから出る尾の方向とそ関係変化を描いた画像'''。<br />太陽に接近すると尾が生じる。イオンの尾はほぼ常に太陽と逆の方向を向いているが、塵の尾は曲線状になる。]]
コマや尾は、核に比べて非常に規模が大きくなる。コマは水素コロナを含めると、時には太陽(直径約139万キロ)よりも大きくなることがある<ref name=saku/><!--p.57-->。また、尾も1[[天文単位]]以上の長さになることがある<ref name="Yeoman"/>。1996年春に明るくなり、観測史上もっとも尾が長く伸びた[[百武彗星 (C/1996 B2)|百武彗星]]では、尾の実長は実に3.8天文単位(5億7,000万キロ)にも達した。コマと尾はどちらも太陽に照らされ、太陽系の内側に入り込んでくると地球から肉眼で見えるようになることもある。塵は太陽の光を直接反射し、ガスはイオン化されるため明るく輝く。ほとんどの彗星は暗すぎて[[望遠鏡]]がなければ見ることができないが、10年に数個ほどは、肉眼でも充分見えるほどに明るくなる。