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==発音==
<!--{{出典の明記|date=2016年1月24日 (日) 02:04 (UTC)|section=1}} コメントアウト2021/09/15-->
{{main|英語学#音声・音韻学}}
<!--コメントアウト2021/09/15 (セクションのスタイルはリダイレクト形式である「文法」セクションと統一)
【下記記述の問題点】
1. 検証可能性に大きな問題あり(出典が示されない限り独自研究の域を出ない)
2. 当セクションに記述された情報は「英語史」であり日本語話者が必要とする「英語発音」に関する情報ではない(cf. 3)
3. この節に記述すべきは英語音声学の概論の内容であり、ページ閲覧者の日本語話者にとって有用な情報となるのは音素の変化の歴史ではなく (i) 英語は日本語と異なり強勢拍言語であること、(ii) 英語と日本語の音素数の違い、(iii) 第二言語習得論の観点から考察した際の、中間言語としての英語に頻繁にみられる日本人英語学習者の発音の誤りなどである。決して通時的な音の変化が示されるべきセクションではない。
 
↓問題の部分↓
英語の発音と綴りの間の関係は他のヨーロッパの言語と比べると一貫性に乏しい。これは主に[[中英語]]時代である15世紀初頭に始まり、[[近代英語]]初期である17世紀初頭に終わった[[大母音推移]]という現象が関係する。それ以前は「{{en|name}}」はナーメ、「{{en|time}}」はティーメと綴り通りに発音されていたが、後にネイムやタイムという発音に変化した。その一方で同時期、[[活版印刷]]の発達とロンドン英語の普及の中で、英語の標準化を目指す動きが[[辞書]]編纂などの形で進んだが、当時は表音主義よりも伝統主義・語源主義の方が優勢で、古い発音に基づく綴りが固定化してしまった。また[[ラテン語]]をはじめとした他のヨーロッパ系言語からの借用語も、表音主義的な綴りよりも語源的綴字が用いられた。<ref name = "英語学コース1">
{{Cite book|和書
| editor=松浪有
| title=英語学コース[1]英語史
| year=1986
| publisher=大修館書店
| id=ISBN 4-469-14161-5
}}</ref>
日本語における[[歴史的仮名遣]]と同様、以下に述べるような発音規則がある程度成り立つが([[フォニックス]])、頻出語彙を中心として例外も多く(have、come、who など)、現在まで英語学習者を悩ませている。
 
;母音字 '''a''' に関わる発音
:*'''a''':
:**強勢があるときには{{ipa|æ}}。ただしその後に子音+eとなる場合や開音節の場合は{{ipa|eɪ}}と二重母音化する。<br />''例:{{en|f'''a'''t}} {{ipa|fæt}}, {{en|m'''a'''ke}} {{ipa|meɪk}}, {{en|n'''a'''tion}}{{ipa|ˈneɪʃən}}''
:**強勢がない場合は曖昧母音。<br />''例:{{en|ad'''a'''m'''a'''nt}} {{ipa|ædəmənt}} {{Audio|En-us-adamant.ogg|聞く}}''
:*{{en|ai}}:<br />''例:{{en|m'''ai'''l}} {{ipa|meɪl}} {{Audio|Mail.ogg|聞く}}''
:*{{en|al}}:{{ipa|ɔː}} またロマンス系単語の形容詞系としてのalは{{ipa|əl}}<br />''例:{{en|all}} {{ipa|ɔːl}}, {{en|talk}} {{ipa|tɔːk}}, {{en|national}} {{ipa|ˈnæʃnəl}}''
 
:*{{en|au}}:{{ipa|ɔː}}
 
英語における「ひとつの音」という認識単位は[[音節]]である。たとえば[[楽譜]]では、[[音符]](または[[スラー]]でつながった音符群)ひとつに音節ひとつが乗る。アクセントのある開音節は長母音または二重母音である。冠詞の {{en|the}} と {{en|a}} はアクセントがない場合に短母音の開音節であるが、強調するためにアクセントがかかると長母音・二重母音化する。ただしこれらの原則は大母音遷移以降に輸入された借用語で成り立たなかったり、中間的な発音になるケースも多い。
 
例えば {{en|nation}} と {{en|national}} はいずれもフランス語からの借用語であり、第1音節にアクセントがある。14世紀初頭で既に使われていた {{en|nation}} は大母音遷移の影響を受けた。一方、16世紀以降に定着した {{en|national}} は大母音遷移の影響を受けずフランス語に近い発音のまま、あるいは第2音節の母音を消失させることで英語風の発音にしている。
 
現代英語の「長母音(long vowel)」とは二重母音化した母音字の発音を言い、(Uを除いて)「長く伸ばして発音する」ことではない。例えばAの長母音は {{ipa|eɪ}}、短母音(short vowel)は{{ipa|æ}}で、長母音はUを除いて英語アルファベットの読みそのものである。これゆえ、大陸のアー・ベー・セーがブリテン島のエイ・ビー・シーになった。
 
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==文法==