「巡査部長」の版間の差分

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都道府県採用警察官は、[[巡査]]を命じられ、そこから2 - 4年(最終学歴によって異なる)務めると昇任試験受験資格を得る。制帽は巡査と変わりはないが、制服(冬服および合服上衣)の両袖には銀色の斜め一本線の袖章が入る。[[公務員試験|国家公務員一般職試験]]で[[警察庁]]に入庁した[[日本の警察官|準キャリア]]は巡査部長を初任とする。
 
警察組織の初級幹部であり、[[司法警察員]]に任じられる。巡査部長昇任試験は倍率20倍を超える難関であり<ref>[[黒木昭雄]] 『警察の世界の「お約束」』 [[青春出版社]]、2007年、62頁。</ref>、[[日本国憲法|憲法]]や[[刑法 (日本)|刑法]]などの[[法学]]、警察実務、社会常識にまつわる択一式の[[筆記試験]]のほか、[[論文]]、[[面接]]、[[逮捕術]]などの実技試験で構成され、出題される内容はどの部署に所属しているかによって変わるものではないため、警察官としての幅広い知識が問われる<ref>[https://shingakunet.com/bunnya/w0001/x0003/career/ 警察官のキャリアパス] スタディサプリ進路</ref>。なお、[[語学]]・[[簿記]]・[[コンピュータ]]などの専門技能保持により採用される「専門捜査官」も、本級にて採用する都道府県がある。
 
== 役職 ==