「バットマン (1966年の映画)」の版間の差分

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=== 作風とテーマ ===
(現代の多くの番組と同様に)人気コミックのキャラクターのパロディと説明されることが多いにもかかわらず、そのコメディはそれほど窮屈なものではないと考えるコメンテーターもいる。彼らは、この映画の「Caped Crusader(マントを羽織った聖戦士)」=バットマンの描写が「現代のコミックの雰囲気を完璧に捉えている」と感じていた<ref>[http://www.stomptokyo.com/movies/batman-66.html Stomp Tokyo Video Reviews – Batman (1966)] {{Webarchive|url=https://web.archive.org/web/20180118224546/http://www.stomptokyo.com/movies/batman-66.html|date=January 18, 2018}}. </ref>。この映画が作られたのは、「[[アメ{{仮・コミッスの黄金時代|黄金時代のコミック]]|en|Golden Age of Comic Books}}のバットマンがすでに本質的に中性化していた」時代だったと、彼らは指摘している<ref name="Groucho">{{Cite web|url=http://www.grouchoreviews.com/reviews/2125|title=GrouchoReviews.com Review of 'Batman'|accessdate=January 19, 2013|archivedate=May 12, 2013|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130512070557/http://www.grouchoreviews.com/reviews/2125}}</ref>。
 
ある要素は、バットマンの歴史の直接的なパロディになっている。この映画は、テレビシリーズと同様に、1940年代の比較的無名なバットマンの連続ドラマから強い影響を受けていて、ほとんど運任せの脱出劇が繰り広げられている<ref name="Groucho">{{Cite web|url=http://www.grouchoreviews.com/reviews/2125|title=GrouchoReviews.com Review of 'Batman'|accessdate=January 19, 2013|archivedate=May 12, 2013|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130512070557/http://www.grouchoreviews.com/reviews/2125}}</ref>。装備に"Bat-"という接頭語をつける傾向や、戦闘シーンで様式化されたタイトルカードを劇的に使用することで、このキャラクターが様々なメディアで蓄積してきた慣習の一部を認めている。しかし、バットマンのわざとらしいが面白い場面の大半は、1960年代半ばの現代文化全般に対するより広いパロディとして読むことができる<ref>{{Cite web|url=http://www.museum.tv/archives/etv/B/htmlB/batman/batman.htm|title=Museum of Broadcast Communication's entry on the parent TV show|publisher=Museum.TV|accessdate=2010-12-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20020620023932/http://www.museum.tv/archives/etv/B/htmlB/batman/batman.htm|archivedate=June 20, 2002}}</ref>。