「貿易史」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
516行目:
=== 中央アジア、北アジア ===
; 山丹貿易
[[ファイル:WLA brooklynmuseum Ainu Tamasay Bead Necklace.jpg|thumb|200px|アイヌ女性のタマサイ(ネックレス)。山丹貿易で得た[[ガラス玉]](アイヌ玉)を用いている。]]
[[アムール川]]や[[樺太]]などの北東アジアでは、山丹人と呼ばれた[[ウィルタ]]やニヴフと、樺太のアイヌによる[[山丹貿易]]が行われた。アイヌが毛皮や米を運び、山丹人が清の布地や絹服などを運んだ。山丹貿易には、日本の[[松前藩]]や中国の清も関わっており、松前藩は松前城下でアイヌと取り引きをして清の物産を入手した。清の側では、山丹人がアイヌ経由で得た毛皮を朝貢として受けとった。山丹貿易は江戸幕府が終わるとともに行われなくなり、朝貢で利益を得ていた民族には打撃となった{{Sfn|佐々木|1996|p=}}。