「針葉樹林」の版間の差分

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[[File:ヒノキ人工林のある里山P7306340.jpg|thumb|300px|[[ヒノキ]][[人工林]]のある[[里山]]]]
[[File:朝日射すヒノキ林P2209909.jpg|thumb|220px|朝日射すヒノキ林(人工林]]
'''針葉樹林'''(しんようじゅりん)とは、主として[[針葉樹]]で構成された[[森林]]である。
 
== 概要 ==
針葉樹は世界の森林域のほぼすべての地域に分布するが、多くの地域では[[広葉樹]]に混在するか、限られた環境で森林を構成するのみである。針葉樹が中心となる森林が多く見られるのは、広葉樹の生育には適さない地域である。これは、針葉樹がより古い型の[[植物]]であるため、種間の競争では広葉樹に勝てないからではないかと言われる。その代わりに劣悪な環境への耐性を発達させたのであろうと考えられる。広葉樹が森林を構成できない寒冷な地域では針葉樹が大規模な森林を作る。いわゆる[[亜寒帯]]がこれにあたり、[[シベリア]][[北アメリカ大陸]]には[[タイガ]]と呼ばれる広大な天然の針葉樹林が広がっている。
 
針葉樹林には[[常緑樹林]]である'''常緑針葉樹林'''と[[落葉樹林]]である'''落葉針葉樹林'''がある。
 
== 日本の針葉樹林 ==
日本で極相として針葉樹林があるのは、主に以下のような所である。
* 山岳地帯の[[亜高山帯針葉樹林]]。[[ブナ帯]]より上で、[[高山帯]]までの範囲がこれに当たる。標高で見れば、[[本州]]中南部地域ではおよそ1500m以上がほぼこれに当たる。[[北海道]]中部以北では平地までこの型の森林帯にはいる。但し、元からそうであった場所ばかりではなく、人の手によって商業用に後から植えられた樹林帯もある為、どこからどこまでが本来からの針葉樹林であるかは既に良く分からないと思われる。
* [[照葉樹林]]帯では[[モミ]]、[[ツガ]]などの針葉樹が混じるが、これらが多いところでは、外からは針葉樹林のように見える。特に、モミ林はまとまった面積を占めることがあり、これを[[暖帯]]と[[温帯]]の間に位置すると見なし、[[中間温帯]]と称することがある。森林を構成する種の組成としては、照葉樹林である。