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===== ユダヤ教の場合 =====
 
ムハンマドの当時、ユダヤ教徒ムハンマドを預言者として認めなかった。その理由として、ムハンマドの旧約の使い方、ユダヤ教に関する啓示に問題があったことと、当時彼が九人の妻を持っていたことがあげられている。結婚のことばかり考えている神の使徒など考えられないというのがユダヤ教徒の主張であったとされている。<ref>『マホメット』井筒俊彦 講談社 1989年 P110</ref>しかし、旧約の言葉や重婚のことはムハンマドから出たことではなくて、メディナにおける神の啓示から発生した事態であると言える。そう見てくると、ユダヤ教徒とイスラーム教徒の仲が悪くなった最初の原因とは、メディナ期における啓示の内容に問題があったことであると理解することが出来る。また、ムハンマドはメディナに移住するにあたって、アンサールだけではなく、同じ神を信じているユダヤ教徒からも、経済的な援助をしてもらえるものだと考えていたようである。神の啓示が、ユダヤ教とは、異なった方向に進んで行ったので、ムハンマドは、ユダヤ教徒から援助どころか預言者としても認められないこととなった。そして、金銭的な問題が絡んでいたこともあり、事態の悪化は深刻となったようだ。<ref>『マホメット』藤本勝次著 中央公論社1971年P82</ref>
 
現在のユダヤ教は絶対的唯一神教である。<ref>要出典</ref>