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ムハンマドの場合、最初のうちは洞窟などで瞑想にふける修行をしていたようだ。そのこともあり、ムハンマドには預言者としての心境が整っていたので、万有の主の啓示が降りてきたようである。しかし、政治家として、戦闘や殺人や強盗に手を染めるようになってしまってからは、散文的な啓示しか降りてこなくなった。<ref>当初ムハンマドの教えはイエスの教えやブッダの教えと同じものであったが、剣を取ることにより矛盾が生じ、彼らの教えとはかけ離れたものになってしまったとする見解がある。(『心眼を開く』高橋信次著 三宝出版 1974年 P142)</ref>
 
神がかり宗教の特徴としては、啓示者の心の境地の状態に応じた霊が、その人の体を支配するとされている。ムハンマド支配者自分の感情振り回されようなっがってころより、トランス状態になっても、万有の主なる神の啓示は降りてこないときもあったという。降りてきた霊の姿を霊視できない場合、降霊を待ち望んでいる心の隙をついて、神だと名乗ってきた低級霊にだまされることは往々にしてあるとされる。ムハンマドは霊聴はできたが、霊視はできなかったとされるので、だまされやすい条件はそろっている。<ref>霊の姿が見えないムハンマドは、「お前は今、こんなことを考えているだろう」、「神様にはすべてお見通しだ」、「疑うことは背信行為である」という啓示を受けた場合、ムハンマドはその真偽を確かめるすべを持たなかった。ムハンマドは、絶対帰依の態度で、それを受け入れた。こうした誘導行為は、悪霊を神として祀る宗教や、神による啓示宗教にはありがちなことであるとする見解がある。『心の指針』高橋信次著 三宝出版1974年 P80</ref>
 
=== 現代社会とムスハフ解釈本 ===