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'''絶対的聖典に基づく政治的制度の制定'''
 
イスラーム法学者は、神の絶対的権威があるとするクルアーンを、イスラーム法学者は、聖典解釈の原理に基づいて、人間生活の一切を解釈していった。それは、彼らを中心に、政治的に進められてきた。イスラーム法学者は聖と俗の区別をつけないので、政治と法律もそのまま宗教となっている。<ref>『イスラーム文化』井筒俊彦著 岩波書店 1991年 P38</ref>
 
ウラマーとは、クルアーンとそれに関する学問を専門に研究する人のことである。その中でも、特に権威のある人たちは、ある「クルアーン」解釈が、許容範囲を逸脱しているとみなすと、法的手続きを踏んで、異端宣告をすることが出来る。その結果、「イスラームの敵」になった者は、死刑、全財産没収となる。イスラム圏内では、これまでに数多くの人が、そのために死刑になった、という歴史がある。<ref>『イスラーム文化』井筒俊彦著 岩波書店 1991年 P48</ref>