「目には目を」の版間の差分

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{{Pathnav|同害報復|目には目を|frame=1|hide=1}}
'''目には目を'''(めにはめを)あるいは'''目には目を歯には歯を'''(めにはめをはにははを)とは、報復律である。人が誰かを傷つけた場合、その罰は同程度のものでなければならない、もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる、という意味である{{Sfn | Plaut | 1981 | p = 572}}。[[ラテン語]]で '''lex talionis''' (レクス・タリオニス) と表わされる[[同害報復|同害復讐法]]で、ラテン語「 [[wikt:talio#Noun 3|talio]] 」{{Sfn | Plaut | 1981 | pp = 571ff}}(タリオ)は「同じ」を意味する「 talis 」を語源とし、法で認可された報復を意味する。その場合、報復の仕方やその程度は、受けた被害と同じくらいでなければならない。
 
==定義と方法==
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* [[平和主義]]
* [[報復]]
* [[尺には尺を]] - [[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]の戯曲、原題『''Measure for Measure''』は「目には目を」の意
 
==参考文献==
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-->
== 問題点 ==
「目には目を歯には歯を」の条項には、「[[医者]]が[[手術]]中、または術後に相手を死なせた場合、その医者の手を切り落とすこと」とあり、この法原則に従った場合、医者などは治療に失敗した時に裁かれる危険性があり、事実として、[[アレクサンドロス3世]]は[[ヘファイスティオン]]が病死した際、治療に当たった医者を、この原則にのっとって磔の刑にしている(クリストファー・ロイド 訳・野中香方子 『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 [[文芸春秋]] 第18刷2014年 p.158.p.235.)。
 
== 脚注 ==
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[[Category:刑法]]
[[Category:法制史]]
[[Category:ハンムラビ]]
[[Category:イスラーム用語]]