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'''生方 大吉'''（うぶかた だいきち、[[1882年]]（[[明治]]15年）3月28日<ref name=shintei>『新訂 政治家人名事典』92頁。</ref> - [[1964年]]（[[昭和]]39年）3月13日<ref name=shintei/><ref name=gisyuu>『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』95頁。</ref>）は、[[大正]]・昭和期の[[実業家]]、[[政治家]]。[[衆議院|衆議院議員]]（5期）。

1918年ころから政治家を志し<ref name=gunmaji/>、1924年（大正13年）5月、[[第15回衆議院議員総選挙]]で群馬県第5区から[[憲政会]]公認で初出馬して当選<ref name=shintei/><ref name=gisyuu/><ref name=gunmashi/><ref name=gunmaji/>。[[第16回衆議院議員総選挙|第16回総選挙]]では落選し<ref name=gunmaji/>、1930年（昭和5年）2月の[[第17回衆議院議員総選挙|第17回総選挙]]では再選された<ref name=gisyuu/><ref name=gunmaji/>。[[第18回衆議院議員総選挙|第18回総選挙]]では落選し<ref name=gunmaji/>、1936年（昭和11年）2月の[[第19回衆議院議員総選挙|第19回総選挙]]で再選され<ref name=gisyuu/><ref name=gunmaji/>、[[第20回衆議院議員総選挙|第20回総選挙]]では落選した<ref name=gunmaji/>。この間、[[立憲民政党]]に所属し、院内幹事、党幹事を務めた<ref name=gunmashi/><ref name=gunmaji/>。戦後、1946年（昭和21年）4月の[[第22回衆議院議員総選挙|第22回総選挙]]に群馬県選挙区から[[日本進歩党]]公認で出馬したが次点で落選し<ref name=gunmaji/>、その後、[[須永好]]の死去により、同年9月に繰上当選となった<ref name=gisyuu/><ref name=gunmaji/><ref>『官報』第5941号、昭和21年11月1日。</ref>。1947年（昭和22年）4月の[[第23回衆議院議員総選挙|第23回総選挙]]に[[群馬県第1区 (中選挙区)|群馬県第1区]]から[[民主党 (日本 1947-1950)|民主党]]公認で出馬して再選されたが<ref name=gisyuu/><ref name=gunmaji/>、同年12月5日に議員を辞職し<ref name=gisyuu/><ref>『官報』第6273号、昭和22年12月10日。</ref>、衆議院議員に通算5期在任そのまま不出馬・引退した<ref name=shintei/><ref name=gisyuu/><ref name=gunmashi/>。この間、日本進歩党会計監督、民主党常議員会会長などを務めた<ref name=gisyuu/>。その後、[[第24回衆議院議員総選挙|第24回]]、[[第28回衆議院議員総選挙|第28回総選挙]]に立候補したが、いずれも落選した<ref>『国政選挙総覧 1947-2016』73-74頁。</ref>。

*普段とは異なり、議場では鋭い野次をとばし臨席していた[[昭和天皇の戦後の巡幸都道府県一覧|昭和天皇]]が「あの無礼な男は何者か」と訊ねるなどして、「野次将軍」と称された<ref name=gunmaji/>。また1947年には泥酔して本会議に出席した挙げ句議場内で放尿してしてしまい、これが原因で議員辞職に追い込まれている。