「鶴ヶ岡城」の版間の差分

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城は鶴岡市街地のほぼ中心に位置する。[[江戸時代]]は[[庄内藩]]の藩庁であった。他の[[東北地方]]の城と同様に土塁を多用し、石垣は主要な部分にしか用いられていなかった。また、[[天守]]は構えられなかったが、本丸東北隅に二層二階の隅櫓と二の丸南西隅にも二層二階の隅櫓が上っていた。
 
現在、本丸・二の丸跡周辺は「鶴岡公園」となっており、桜の名所として[[日本さくら名所100選]]に選ばれている。鶴岡公園には荘内神社、稲荷神社や大宝館(郷土人物資料館)がある。三の丸跡には致道博物館があって[[酒井氏|酒井家]]伝来の美術品などが展示されており、酒井家御用屋敷跡庭園が整備され国指定[[名勝]]になっている。鶴岡公園南東には[[藩校]]「致道館」が残っており、東北地方に唯一現存する藩校として国指定[[史跡]]となっている。周辺一帯は市の中心部にあたり、鶴岡市役所、文化会館、[[鶴岡南高等学校]]、[[鶴岡工業高等学校]]、[[東北公益文科大学]]、[[慶應義塾大学]]先端生命科学研究所、[[鶴岡アートフォーラム]](芸術展示施設)などが存在する。
 
== 沿革 ==