「プロジェクトA」の版間の差分

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== ストーリー ==
[[20世紀]]初頭の[[イギリス]]植民統治下の香港。[[海賊]]が横行し、海を我が物顔で荒らしまわっていた。これを取り締まるはずのドラゴン(ジャッキー・チェン)たち[[水上警察]]<ref group="※">吹き替えでは[[沿岸警備隊]]。一部字幕では海上警察となっている。</ref>は、いつもヘマをして海賊に逃げられてばかり。さらにジャガー隊長(ユン・ピョウ)率いる陸上警察と酒場で大乱闘事件を起こし、保有戦力の船艇が海賊に爆破されてしまうに至り、遂に水上警察は、陸上警察へ吸収統合されてしまう。
 
その頃、海賊退治のため派遣されてきた[[イギリス海軍]]の[[提督]]までも海賊たちに捕まり、乗組員が人質になる。[[香港総督]]は身代金を支払い穏便に済まそうとしたが、ドラゴンの説得を受けて旧水上警察部隊の再編成と指揮を一任。お互いの正義を愛する心を知って和解したドラゴンとジャガー、さらにドラゴンとは旧知の仲で、密かに海賊の財宝を狙うコソ泥フェイ(サモ・ハン・キンポー)も加わった精鋭メンバーは、乗組員の救出と海賊の全員逮捕を目的とした「A計画」(プロジェクトA)を発動させる。
| 製作 || ニュージャパンフィルム || [[HALF H・P STUDIO]]
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| 初回放送 || 1987年1月4日<br>『[[日曜洋画劇場]]』<ref group="※">DVDでは再放送短縮版収録で一部のシーンが字幕表示だったが、Blu-rayでは初回放送時のノーカット版が収録されている</ref><br>ノーカット || 2011年10月2日<br>『WOWOW大開局祭』<ref>[http://www.wowow.co.jp/kaikyoku/#/projectv/index.html WOWOW公式サイト]</ref><br>ノーカット
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| 再放送 || 1987年12月26日<br>『[[ゴールデン洋画劇場]]』 ||
=== 時計台落下シーン ===
[[image:Safetylast-1.jpg|thumb|150px|right|ジャッキー・チェンが手本とした[[ハロルド・ロイド]]による『要心無用』での危険なスタント]]
ジャッキー映画、アクションを語る上で特筆すべきスタントが、本作の「時計台落下シーン」である。基本的にスタントマンを使わないジャッキーにとっても、高さ20メートル近い時計台の針にぶら下がり、垂直落下してシェードを突き破り地面に叩きつけられるこのアクションは命懸けであった。ジャッキー本人によると、撮影を決心するまで1週間悩んだという。なお、このシーンは喜劇王[[ハロルド・ロイド]]の代表作『[[要心無用]]』における有名な時計台のシーンからヒントを得ている<ref group="※">ジャッキーは[[バスター・キートン]]の大ファンであることを公言しているように、1920年代頃のスラップスティック・コメディに大いに影響を受けており、自身の作品の中で数多くのオマージュを捧げている。</ref>。
 
撮影には6日間を要し、地面落下は合計3[[カチンコ|テイク]]実行された。全3回の落下映像はいずれも本作内で見ることができる。本編映像に採用されたのは2回分で、落下の仕方などに違いがみられる。残る1回は落下位置がずれてシェードが破れず、これはエンドクレジットでのNG集で採用された。頭から地面に落ちたこのカットは衝撃的で有名なものとなり、実際にジャッキーは1回目の落下で[[頸椎]]損傷の大怪我を負っている<ref>{{Cite book|和書|title=ジャッキー・チェンDVDコレクション創刊号|series=デアゴスティーニシリーズ|pages=2-3|chapter=作品解説 }}</ref>。なおジャッキーの大怪我後、本編用のアングルを追加撮影する必要が生じたため、大口役の{{仮リンク|マース (俳優)|label=マース|en|Cheung Wing-fat}}が1テイクだけ[[スタント]]した<ref>{{Cite web |date=2019-08-06 |url=https://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2019-08-06/10/29425/1453127/ |title=香港パワー!ジャッキー旋風 世界を駆け巡る |quote=スタントマン出身の俳優で、40年来の親友、マース。ジャッキー・スタントチーム成家班の筆頭格で、『プロジェクトA』の名脇役。あの伝説の時計台落下シーンの秘密を明かす。『実は本編のシーンはボク(マース)がスタントしたんだ、前日は眠れなかったね。スタントマンは影の存在、普通は言わないよ、でも35年も経ったからいいよね。』 |website=アナザーストーリーズ |publisher=NHK |accessdate=2019-08-06}}</ref>。
 
=== 初期バージョン ===
元々、本作は「陸上編」と「海上編」の二部構成で、3〜4時間にも及ぶ超大作となる予定だった。しかし、ラウ・ハクスンの死去<ref group="※">そのためか、続編「プロジェクトA2」での海上警察司令官はチー総監役だった[[クワン・ホイサン]]に変更され、チー総監に相当する警察局長役に[[トン・ピョウ]]が加わった。</ref>や台風によるセットの崩壊によって変更になった。タイトルは元々「パイレーツ・パトロール」を意味するタイトルだったが、結局は盗作を恐れたスタッフが撮影中に「A計劃」と呼ばれていた仮タイトルを正式なタイトルとした。『[[バトルクリーク・ブロー]]』の監督である[[ロバート・クローズ]]は、『バトルクリーク・ブロー』の他に二つの脚本をジャッキーのために用意していた。1本は後に[[ジェームズ・グリッケンハウス|ジェームス・グリッケンハウス]]が監督を務めた『[[プロテクター (映画)|プロテクター]]』と、『Blood Island』という名の海賊映画である。
 
== DVD ==
*アニメ『[[銀魂 (アニメ)|銀魂]]』109話にジャッキー・チェンをモデルにした「龍隊長(ドラゴンたいちょう)」(声の担当も[[石丸博也]])というキャラクターが登場し、さらに、サモ・ハン・キンポーをモデルにしたキャラクター(こちらも声の担当は[[水島裕 (声優)|水島裕]])や、当作品のパロディシーンが登場する(時計台からの落下、自転車での逃走時にサドルが取れるなど)。
*またアニメ『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』のスペシャル回「トレジャーハンターみさえ」においても、ドラゴン、フェイ、ジャガーを模したパロディキャラが登場している(声は石丸博也、水島裕、関俊彦。なお、3人は国際警察の一員という設定である)。時計台からの落下などが再現されたほか、エンディングでは当作品の主題歌にのせてNG集風の映像が流された。
*1990年代にはフジテレビのコント番組『[[ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば]]』で、レギュラーメンバーの[[内村光良]]・[[入江雅人]]・[[出川哲朗]]らがキャラクターを演じた「プロジェクトU」というパロディコントが作られた。酒場での喧嘩シーンや時計台からの落下シーン、自転車から走行中に降りるシーンなどを、実際にそっくりなセットを組んで出演者がアクションを行い忠実に再現させている。内村はジャッキー映画をパロディした作品を他局でも制作しており、ジャッキーは「兄弟だ」と評し、後に[[内村プロデュース]]にゲスト出演している<ref group="※">なお、その回のアシスタントはジャッキーの大ファンである[[中川翔子]]であった。</ref>。
 
== ==
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{{脚注ヘルプ}}
 
== 出典 ==
{{Reflist}}
 
* {{Amg movie|39466|Jackie Chan's Project A}}
* {{IMDb title|0085127|'A' gai wak}}
 
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[[Category:1983年の映画]]
[[Category:香港のアクション映画]]