「オクターヴ」の版間の差分

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== 理論 ==
{{Main|音高#トーンクロマ}}ある音の2<sup>±n</sup>倍 (n:[[整数]])の周波数の音は、元の音と同種の音と認識されることが、[[ホモ・サピエンス|ヒト]]に共通する感覚として絶対性を持っている。高さは違うものの、本質的に同じ音として感覚に捉えられる理由として一つに、自然界に存在している多くの音に含まれる[[倍音]]の中では、この関係の周波数の音が基礎となって響く点が考えられており、また、オクターヴ違いの2音間の振動数比の単純さが考えられている{{誰2|date=2020年8月}}。
 
オクターヴの関係にある音が高さの異なる同種の音として聴こえるその性質から多くの文化ではそれが同じ音名として表現されてきた。例えば西洋音楽において、A(ラ)音の1オクターヴ上もA音とされる。インド古典音楽でも同様で、Sa(サ)音の1オクターヴ上はやはりSa音となる。別の場合として、オスマン古典音楽(トルコ)においては、1オクターヴ上の音に同じ名称を与えずに呼び示す。例えば、イェギャハと呼ばれる音の1オクターヴ上の音はネヴァーと呼ばれる。これは古代ギリシャからの音楽理論の伝統を引き継いでいる事と関連している。