「ヤス・マリーナ・サーキット」の版間の差分

約1.2kmのバックストレートも大きな特徴であり、これは2009年にF1のレースが行われたコースの中では最長である。但しバックストレートの長さに関しては2020年から新たに加わる、ベトナムGPの「ハノイ市街地コース」における1.5キロと発表区間の設計になより最長は更新されるはずだったが、ベトナムGPが中止となったため、結果的に同コースが最長の記録を維持する形となった。だが、終盤のセクター3は低速コーナーが延々と続く区間であり、F1における平均時速は200kmほどである。平均速度これは低速サーキットとして名高い[[ハンガロリンク]]と同等である。選択式シケただし、2021年6月にコースレインやショアウトの変更の改修工事の実施が決定<ref>[https://formula1-data.com/article/f1-abu-dhabi-gp-to-change-layout-to-improve-overtaking 朗報！F1アブダビGP、追い抜き改善に向けコースレイアウトカッを変更…白熱の最終戦タイトル争い演出へ]formula1-data.com(2021年6月21日)2021年11月13日閲覧。</ref>。タートが多ン7のシケインの廃止と複数配置個所のコーナーの形状変更が実施されており、る予定であらゆる<ref>[https://formula1-data.com/article/f1-abu-dhabi-gp-new-track-layout-unveiled-for-yas-marina-circuit F1アブダビGP：ヤス・マリーナ・サーキットの新コースレイアウトを利用する事ができる公開…3区間を大幅変更]formula1-data.com(2021年6月24日)2021年11月13日閲覧。</ref>。

新素材の衝撃吸収材が使用されているため、近年完成したサーキットの中ではランオフが非常に狭いのも特徴である。そのため全体的にスタンドと客席が近くコンパクトな形になっている。ランオフ部分のターマックはポールリカール同様、黒と水色のストライプ模様の舗装となっている。また、選択式シケインやショートカットルートが多数配置されており、あらゆるレイアウトを利用する事ができる。

2本のロングストレートを備えているにも関わらず、[[オーバーテイク]]が難しいサーキットのひとつと言われる。[[2010年アブダビグランプリ|2010年アブダビGP]]ではチャンピオン決定戦として注目されながら、バトルシーンの少ない行列レースに終始して不興を買った。2011年に向けてコースレイアウトの変更も検討されたが、[[ドラッグリダクションシステム|DRS]]の導入によりオーバーテイクが容易になったため見送られた<ref>[http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=34664 アブダビ、追い抜き促進のための改修を見送り] - AUTOSPORT web 2011年7月5日付</ref>。しかし、2つのDRSゾーンが連続しているため、2つめのストレートでオーバーテイクをし返されてしまうシーンやDRSなしではオーバーテイクは困難なこともあり、この印象が多々見先行して「つまられたない」との批判も少なくない<ref>[https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/yas-marina-circuit ヤス・マリーナ・サーキット]formula1-data.com 2021年11月13日閲覧。</ref>。