「メカゴジラ」の版間の差分

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DNAコンピュータを用いた処理速度の向上により、従来の作品に登場する「相手から距離を置いて遠距離戦闘を行うメカゴジラ」とは違い、バックユニットを取り外すことで機動性が極めて高くなって身軽になり、ゴジラの熱線を紙一重でかわす、殴る、尾をつかんで投げ飛ばすなど、過去作のメカゴジラでは見られなかったほどの精緻かつ素早い動作を実現し、ゴジラと互角以上の肉弾戦を繰り広げる。しかし、それほど損傷を受けていないにもかかわらず、ゴジラの攻撃で吹き飛ばされたり、放射熱線を浴びてダウンしたりするなど、それまでのメカゴジラにはあまり見られなかった脆弱さも見せる。
 
ゴジラとの初戦ではDNAコンピュータが暴走するトラブルが発生するも、品川での決戦では右腕とアブソリュート・ゼロを失いながらも、痛み分けに持ち込む(『ゴジラ×メカゴジラ』)。また、その翌年には1年かけて改修が行われ、同時に大破したアブソリュート・ゼロから3連装ハイパーメーサー砲への換装、発射可能なように改良された新型バックユニットの装備、そして右手にスパイラル・クロウを内蔵するなどの大幅な武装の見直しも図られて高機動性能が向上した'''3式機龍〈改〉'''{{refnest|group="出典"|{{R|東宝全怪獣114|解体全書128|ALLMECHA264|検定129}}}}{{efn|書籍によっては「改修型」と記述している{{Sfn|全怪獣大図鑑|2021|p=212}}。}}となる{{efn|ただし、本体のDNAコンピュータの修復はまだ未完の状態だったため、動作の反応が鈍くなっているなどの不具合が起きている。}}。[[モスラ (架空の怪獣)|モスラ]]を交えた戦いでの終盤、自我に目覚めてコントロールを離れ、幼虫モスラの糸で動けなくなったゴジラを抱えたまま飛行し、修理してあげを行った整備員・中條義人に対し、メンテナンスブースのモニターを介して「SAYONARA YOSHITO」という最後のメッセージを送り、そのままゴジラと共に日本海溝深くに沈む(『東京SOS』)。
 
バックユニットを装備した状態は「重武装タイプ」、切り離した状態は「高機動タイプ」と設定されているが{{R|ALLMECHA258}}{{Sfn|全怪獣大図鑑|2021|p=211}}{{efn|当初は「ノーマルタイプ」「武装タイプ」という名称案であったが、助監督の清水俊文は武装を外すと弱くなったように思われると考え、「高機動型」「重武装型」を提案し採用された{{R|ALLMECHA258}}。}}、劇中でこれらの呼称が用いられることはない。