「スズキ・エスクード」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
欧州向け「ビターラ」は販売を継続中でストロングHVの投入も予告済み。
3行目:
| 画像= Osaka Motor Show 2015 (104) - Suzuki ESCUDO (DBA-YE21S).JPG
| 画像説明= 4代目
| 車名=スズキ・エスクード<br />(スズキ・ビターラ)
| 販売期間=[[1988年]] -
| 製造国={{Ubl|{{JPN}}(初代{{Ndash}}3代目)|{{HUN}}(4代目)}}
11行目:
| 後継=
| 別名=[[マツダ・プロシードレバンテ]](初代、2代目)
}}'''エスクード'''(''ESCUDO'')は、[[スズキ (企業)|スズキ]]が製造・販売してい[[スポーツ・ユーティリティ・ビークル|SUV]]である。欧州市場では'''ビターラ'''([[:en:Suzuki Vitara|''Vitara'']]) の呼称で販売されている。
 
== 概要 ==
20行目:
一方[[2005年]](平成17年)にフルモデルチェンジされた3代目では[[モノコック]]ボディーにラダーフレームを[[溶接]]して一体化させた、「ラダーフレームビルトインモノコックボディ構造」となっている。そのため、セパレートフレームの従来型に比べて車体[[剛性]]が向上し、同時に乗り心地や快適性も更に改善されたが、この時点でライトクロカンではなくクロスオーバーSUVとなった。
 
[[カナダ]]では[[ゼネラルモーターズ]]との[[合弁事業|ジョイント]]による[[CAMIオートモーティブ]]で、また、[[スペイン]]では[[サンタナ|サンタナ・モトール]]で生産される[[世界戦略車]]でもある。車名も国により様々で、初代は北米向けが'''サイドキック'''(''Sidekick'')、欧州向けが'''ビターラ'''(''Vitara'')、2代目は4気筒モデルが'''ビターラ'''、V6・ロングモデルが'''グランドビターラ'''(''Grand Vitara'')、3代目は'''グランドビターラ'''、4代目は'''ビターラ'''の名称で販売されている。また、ゼネラルモーターズとの提携の一環で、以前は[[北アメリカ|北米]][[市場]]で、[[ジオ (自動車)|ジオ]] / [[アスナ (自動車)|アスナ]] / [[シボレー]] / [[ポンティアック]] / [[GMC]]などを通じて[[OEM]]供給された
 
車名も国により様々で、初代が'''サイドキック'''([[:en:Suzuki Sidekick|''Sidekick'']]:北米)、'''ビターラ'''([[:en:Suzuki Vitara|''Vitara'']]:欧州)、2代目は4気筒モデルが'''ビターラ'''、V6・ロングモデルが'''グランドビターラ'''([[:en:Suzuki Grand Vitara|''Grand Vitara'']])、3代目は'''グランドビターラ'''、4代目は'''ビターラ'''の名称で販売されている。
 
また、ゼネラルモーターズとの提携の一環で、以前は[[北アメリカ|北米]][[市場]]で、「[[ジオ (自動車)|ジオ]]」、「[[アスナ (自動車)|アスナ]]」、「[[シボレー]]」、「[[ポンティアック]]」、「[[GMC]]」などを通じて[[OEM]]供給された。
 
[[高級車]]やサイズの大きな車を生産していなかったスズキにとって、[[2007年]](平成19年)に5ナンバー[[ミニバン]]の[[スズキ・ランディ|ランディ]]([[日産・セレナ]]のOEM車種)が登場するまでは日本国内における事実上の[[フラッグシップモデル]]という位置付けにあった<ref>[[2009年]](平成21年)10月に登場した自社開発の[[Dセグメント]]クラスの高級[[セダン]]である[[スズキ・キザシ|キザシ]]がそのポジションを担っていたが、2015年10月を以って国内での販売終了している。ランディは2016年7月で一旦販売を終了したが、同年12月に3代目へフルモデルチェンジされて販売を再開したため、再びランディが日本国内のスズキ車におけるフラッグシップモデルとなった。</ref>。
267 ⟶ 263行目:
{{clear}}
 
== 4代目(2015年-2021年)==
{{Infobox 自動車のスペック表
| 車種=乗用車
340 ⟶ 336行目:
2020年11月24日、特別仕様車「Sリミテッド」が発売された<ref>{{Cite press release|title=スズキ、コンパクトSUV「エスクード」に特別仕様車を設定して発売|publisher=スズキ株式会社|date=2020-11-24|url=https://www.suzuki.co.jp/release/a/2020/1124/|accessdate=2020-11-24}}</ref>。外観は17インチアルミホイールは切削加工とカッパーブラウン塗装を施した専用仕様とし、LEDヘッドランプのプロジェクターカバーもカッパーブラウン化。内装はインパネガーニッシュ、ルーバーリング(センター・サイド)、ガーニッシュ(センタークロック・シフトゲート)、ドアアームレストオーナメント(フロント・リア)に専用色のカッパーブラウンが採用され、本革&スエード調シート表皮にブラウンステッチ、成形ドアトリム(フロントドア)のスエード調クロスに専用キルティング加工がそれぞれ施され、ステンレス製のペダルプレートを装備。ボディカラーは全て2トーンルーフ仕様車のみとし、ブラック2トーンルーフは既存色の「サバンナアイボリーメタリック」と特別設定色の「ギャラクティックグレーメタリック」、スズキの日本国内モデルで初採用となるギャラクティックグレーメタリックのルーフ色を採用した特別設定のグレー2トーンルーフは「コスミックブラックパールメタリック」と新設定の「スフィアブルーパール」の全4種を設定する。
 
2021年9月30日、同年春の輸入が最後となり、在庫完売に伴い日本向けの販売を終了。なお、欧州向けの「ビターラ」の販売は継続され、2022年には自社開発の[[ハイブリッドカー|ストロングハイブリッド]]モデルを投入予定であることが明らかにされている<ref>{{Cite press release|url=https://www.suzuki.co.jp/release/d/2021/1125/|title=スズキ、SUVの新型「S-CROSS(エスクロス)」を世界初公開|publisher=スズキ|date=2021-11-25|accessdate=2021-11-27}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.netdenjd.com/articles/-/259127|title=スズキ、欧州に自社開発のストロングHVを投入 「ビターラ」や「Sクロス」に搭載|website=日刊自動車新聞|date=2015-11-27|accessdate=2015-11-27}}</ref>。
2021年9月30日、同年春の輸入が最後となり、在庫完売に伴い販売を終了。これにより、4代・33年4ヶ月続いた「エスクード」の車名が消滅することとなった。
 
<gallery>