「2021年の日本シリーズ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集
1,207行目:
オリックスの先発はシリーズ2度目の先発となる山本、ヤクルトの先発は高梨。
 
4回まで、オリックスは初回から毎回走者を出し、ヤクルトは3・4回に得点圏に走者を進めながら、いずれも得点に至らず、迎えた5回表、ヤクルトは先頭のオスナが中前安打で出塁し、宮本の犠打などで2死2塁のチャンスを作ると、塩見が左前適時打を放ち、1点を先制する。対するオリックスは直後の5回裏、1死から若月が内野安打で出塁すると、太田の犠打で2死2塁として、福田が左前適時打を放ち、前進守備だった青木の本塁への返球が走者若月の腕に当たり逸れ生還、すぐさま同点に追いつく。ヤクルトの先発・高梨はここで降板し、2番手はスアレスが登板。続く2死2塁のピンチは宗を三振に打ち取り、勝ち越しは阻止した。
 
一方のオリックスの先発・山本は6回表に宗の後逸、紅林のファンブルで無死1,2塁のピンチを背負うも、サンタナを二併殺打、中村を遊ゴロに打ち取り、続く7回表はオスナの内野安打と塩見の四球で2死1,2塁のピンチを招くも、青木を二ゴロに打ち取るなど、粘りのピッチングを見せる。その後、8回表は山田、村上、サンタナのクリーンナップ主軸を三者連続三振に切り、9回表も三者凡退に抑え、9回141球6安打2四死球1失点11奪三振の力投、マウンドをりた。日本シリーズでの二桁奪三振は[[2018年の日本シリーズ|2018年]]の[[リック・バンデンハーク|バンデンハーク]]以来、史上22人目(25度目)で、球団史上初<ref name="nikkan20211127-2"/>。山本は第1戦で9奪三振を記録しており、これでシリーズ合計20奪三振となったが、これは[[2017年の日本シリーズ|2017年]]の[[今永昇太]]以来12人目(13度目)で、球団では[[1975年の日本シリーズ|1975年]]・[[1976年の日本シリーズ|1976年]]の[[山口高志]]以来、45年ぶり2人目(3度目)<ref name="nikkan20211127-2"/>。
 
試合は9回終了後も決着がつかず、シリーズ初<ref group="注">今シーズンは営業時間短縮要請に対応するためにレギュラーシーズン・クライマックスシリーズともに延長戦を実施しなかったため'''今年のプロ野球でも初の延長戦'''となる。</ref>の延長戦に入る。オリックスは12回表、5番手に富山が登板し、山崎、西浦を打ち取り6番手・吉田凌に交代する。しかし、塩見が左前安打で出塁すると、続く代打・川端の打席で伏見が捕逸し、2死2塁となる。そして、7球目を川端が詰まりながら左前に落とし、2塁から塩見が生還して、ヤクルトが勝ち越しに成功する。
 
12回裏は、10回裏2死から登板していたヤクルトの守護神・マクガフが山足を死球で出塁させるも、最後は宗を二ゴロに抑え、ヤクルトが20年ぶり6回目の日本一を決めた。