「東北楽天ゴールデンイーグルス」の版間の差分

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開幕投手と見られた田中が[[ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]での疲れから辞退したことで<ref>朝日新聞2013年9月27日</ref>、開幕戦のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は[[則本昂大]]が新人投手としてはパ・リーグ史上55年ぶりの開幕投手となるが1対7で敗れている<ref>{{Cite news |title=摂津 6回1失点で2年連続開幕飾る、則本は援護なし |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-03-29 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/29/kiji/K20130329005505040.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>。4月27日の西武戦(西武ドーム)に9対2で勝利し、球団通算500勝を達成<ref>{{Cite news |title=楽天 球団通算500勝!首位討ち大勝で花 ルーキー則本2勝目 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-04-27 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/27/kiji/K20130427005693020.html |accessdate=2015-10-23}}</ref> するが、序盤から5割前後の成績で4月を9勝13敗と負け越し<ref>産経新聞2013年9月27日スポーツ面</ref>、5月3日には借金が4になるが{{R|ma13927}}、その後は勝ち星を伸ばし、交流戦はソフトバンクと優勝を争ったものの<ref>{{Cite news |title=楽天 守護神炎上でまさかの逆転負け、交流戦初優勝逃す |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-06-13 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/06/13/kiji/K20130613006008040.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>、0.5ゲーム差の2位に終わった。7月4日に首位のロッテに勝利し、6月以降では球団初の同率首位に並ぶと<ref>{{Cite news |title=楽天 ついに首位タイ浮上!ジョーンズ豪快2連発、ロッテ撃破 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-07-04 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/04/kiji/K20130704006149430.html |accessdate=2015-10-23}}</ref> 7月6日に単独首位に浮上<ref>{{Cite news |title=楽天 単独首位浮上!則本“リベンジ登板”で今季7勝目 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-07-06 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/06/kiji/K20130706006161670.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>、前半戦をそのまま首位で折り返し<ref>{{Cite news |title=楽天 球団初首位ターン “星野チルドレン”枡田が千金ソロ |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-07-16 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/16/kiji/K20130716006226160.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>、以降は首位を明け渡すことはなく{{R|nk13927}}。8月28日に球団史上初の優勝への[[マジックナンバー (野球)|マジックナンバー]]28が点灯した<ref>{{Cite news |title=楽天マジック「28」点灯 球団創設9年目で初! |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-08-28 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/28/kiji/K20130828006503600.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>。その後9月1日にはマジックが消滅するものの、[[9月5日]]に再点灯し{{R|nk13927}}、[[9月22日]]の対日本ハム戦(札幌ドーム)に15対1で勝利し、4年ぶり2度目の[[2013年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ]]進出が決定し<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20130922/gol13092218230003-n1.html 楽天、15点大勝でM5!09年以来のCS確定] {{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20131012023514/http://www.sanspo.com/baseball/news/20130922/gol13092218230003-n1.html |date=2013年10月12日 }} サンケイスポーツ2013年9月22日配信</ref>、[[9月23日]]の同戦で球団新記録のシーズン78勝とした<ref>{{Cite news |title=星野監督もOKサイン!ルーキー宮川が導いた球団最多78勝目 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-09-23 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/23/kiji/K20130923006674220.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>。そして優勝へのマジック2で迎えた[[9月26日]]、マジック対象チームのロッテが対日本ハム戦(札幌ドーム)で敗れ、楽天が対西武戦(西武ドーム)で4対3で勝利したことで、楽天球団としては初のパ・リーグ優勝が決定した<ref>{{Cite news |title=マー君締めた!星野監督舞った!楽天、悲願のリーグ初V |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-09-26 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/26/kiji/K20130926006693490.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>。球団創設9年目での優勝は日本プロ野球史上5番目のスピードでの達成{{R|nk13927}}。
 
クライマックスシリーズファイナルステージ(Kスタ宮城)では、3位のロッテと対戦し4勝1敗で日本シリーズに初めて進出<ref>{{Cite news |title=楽天 日本シリーズ初進出!26日から34度目進出の巨人と対戦 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-10-22 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/21/kiji/K20131021006854620.html |accessdate=2015-10-23}}</ref> を決めた。[[読売ジャイアンツ|巨人]]との[[2013年の日本シリーズ]]では、3勝2敗で王手をかけた第6戦で2対4で敗れ、先発の田中がこの年シーズンから通じて初めての公式戦で敗戦投手(負け完投)<ref group="注釈">シーズン連勝記録は継続扱いとなった。</ref><ref>{{Cite web |url=http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131102.html |title=第6戦試合結果 |accessdate=2015-10-23 |publisher=コナミ日本シリーズ2013公式サイト}}</ref> となりタイとされるが、[[11月3日]]の第7戦(Kスタ宮城)で、3対0で勝利し4勝3敗で初出場で初の日本一を達成した<ref>{{Cite web |url=http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131103.html |title=第7戦試合結果 |accessdate=2015-10-23 |date=2013-11-03 |publisher=コナミ日本シリーズ2013公式サイト |archiveurl=https://web.archive.org/web/20151104152449/http://nipponseries.npb.or.jp/2013/result/20131103.html |archivedate=2015年11月4日 |deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。この試合で来年からメジャー挑戦が既に決まっていて、前日に負け完投をした田中がクローザーとして登板し、渡米前の最後の試合で自身初のセーブを達成した。また、星野は中日時代に現役、コーチ・監督を合わせて4回、阪神の監督時代に1回と計5回も日本一を逃していたが、球界入りをして44年目で初めて、そして彼の生涯最初で最後の日本一を経験した。この時の日本一監督インタビューの「最高!東北の子どもたち、全国の子どもたちに、そして被災者のみなさんに、'''これだけ勇気を与えてくれた選手を褒めてやってください'''」は球史に残る名言になっている。同月、[[中華民国|台湾]]で開催された[[2013年のアジアシリーズ|アジアシリーズ]]では、[[11月19日]]の準決勝の対[[統一セブンイレブン・ライオンズ]]戦(台湾・[[中華職業棒球大聯盟]])に1対4で敗れたため、日本からの出場チームでは初めて決勝に進めなかった<ref>朝日新聞2013年11月20日スポーツ面</ref>。
 
田中が8月に開幕からの公式戦連勝と、前年8月26日からの公式戦連勝の日本プロ野球新記録を樹立<ref>朝日新聞2013年8月27日スポーツ面</ref>、シーズン後にはこれらの記録とポストシーズンの2勝を含めた30連勝がそれぞれ[[ギネス世界記録]]に認定された<ref>{{Cite news |title=マー君がギネスに 3つの連勝記録を認定 24、28、30 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-11-23 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/11/23/kiji/K20131123007069270.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>。24勝0敗1セーブで日本プロ野球史上初のシーズン無敗での最多勝を達成<ref>{{Cite news |title=パ個人タイトル確定 金子200Kで初の最多奪三振 |newspaper=スポーツニッポン |date=2013-10-13 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/13/kiji/K20131013006803400.html |accessdate=2015-10-23}}</ref>、最優秀防御率と勝率第1位も獲得し、沢村賞<ref>{{Cite web |url=http://www.npb.or.jp/award/2013shosawa.html |title=2013年度 正力賞・沢村賞 |accessdate=2015-10-23 |publisher=[[日本野球機構]]}}</ref>、[[最優秀選手 (日本プロ野球)#歴代受賞者|MVP]]を獲得した。チームからはゴールデングラブ賞は3人<ref>{{Cite web |url=http://www.npb.or.jp/award/2013glove.html |title=2013年度 三井ゴールデン・グラブ賞 |accessdate=2015-10-23 |publisher=日本野球機構}}</ref>、ベストナインには4人がそれぞれ選出、新人王に則本が選出された<ref>{{Cite web |url=http://www.npb.or.jp/award/2013pl.html |title=記者投票による表彰 |accessdate=2015-10-23 |publisher=日本野球機構}}</ref>。11月24日、優勝パレードが仙台市内中心部で行われ、約21万4千人の観衆を動員した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131124/bbl13112411420002-n1.htm 楽天が日本一パレード 仙台中心部を凱旋(MSN産経ニュース)2013年11月24日] {{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20131129214105/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131124/bbl13112411420002-n1.htm |date=2013年11月29日 }}</ref>。