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** 日本講談協会と提携する落語芸術協会(芸協)に所属する講談師のうち、芸協での寄席修行を受けた一部の講談師が芸協でも「真打」として扱われ([[神田山陽 (3代目)|3代目神田山陽]]、[[神田京子]]、[[神田鯉栄]]、[[神田蘭]]、[[神田伯山 (6代目)|6代目神田伯山]]<ref name="geikyo"/>)、芸協の定席で昇進披露が行われる。芸協内の寄席修行を受けずに途中入会した講談師(神田陽子、[[神田紫]]、[[神田紅]]、[[神田松鯉#経歴|3代目神田松鯉]]<ref name="geikyo"/>)については、芸協の香盤では「色物」として真打の扱いを受けていなかった(ただし、主任を務めることもあった)が、2019年12月頃より芸協内での香盤が一本化され、前述の芸協内で前座修行を受けた講談師とともに「講談」の枠内で「真打」の扱いを受けるようになった<ref group="注">香盤は日本講談協会での序列に準ぜられるため、真打の序列は松鯉、陽子、紫、紅、山陽、京子、鯉栄、蘭、伯山(2020年2月現在)となる。</ref>。なお、例外として芸協内で寄席修行を受け、現在は日本講談協会から離脱している[[日向ひまわり]]については「講談」枠内に入らず、通常の芸協の落語家の香盤序列で真打に列せられている。また、2019年に途中入会した[[神田阿久鯉]]については「講談」の枠内で「真打」の扱いであるが、入会から間もないこともあってか芸協の香盤内では別枠とされている。
** また、講談協会または日本講談協会と落語協会にも所属する講談師については非常に少数である<ref group="注">[[宝井琴柳|4代目宝井琴柳]]、[[宝井琴調#4代目|4代目宝井琴調]](以上、講談協会所属)、[[神田茜]](日本講談協会所属)の3名のみ(2020年2月現在)。</ref>ため、落語協会の香盤では「講談」として別枠となっているが真打の扱いを設けていない(ただし、講談師も定席で主任を務めることがある)。
* 落語や漫才と異なり、上方講談でも少人数かつ3団体(上方講談協会、大阪講談協会、なみはや講談協会、さらにこれらに属さない講談師も存在)に分かれているが、それぞれ独自に真打制度を導入している。
 
== 注釈 ==