「新幹線変形ロボ シンカリオン」の版間の差分

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<!--22話-->テオティとの戦いには「黒い結晶体」が重要と考えた超進化研究所では、「黒い結晶体」が存在すると思われる地下空間を調査するための機能を備えたシンカリオンZ ドクターイエローの開発が進められていた。完成したドクターイエローの運転士には'''安城シマカゼ'''が抜擢され、新幹線路線沿いの巨大地下空間が探索された結果、大宮支部周辺では上野と横川に地下空間が発見された。上野はシマカゼが現地調査に赴くが「黒い結晶体」は既に機能停止していた。クレアツルスを撃退したシマカゼの前にカンナギが現れ、<!--23話-->「ダークシンカリオンがある限りテオティは止められない」と言い残して姿を消した。一方で横川の「黒い結晶体」は健在であったが、現地に赴いたシンの前にアブトが立ち塞がる。シンとスマットは対話を試みるが、<!--23話-->カンナギに声を奪われていたアブトからの返答はなかった。状況からアブトが洗脳されている可能性を考えた攻撃を決断するが、アブトの反撃によって追い詰められ「黒い結晶体」も破壊されてしまう。「黒い結晶体」の前に飛び出たE5は、カンナギの言葉からシンの機器を察知して急行したドクターイエローによって助け出される。地下空間の崩落により双方撤退を余儀なくされるが、この戦いでシンは自らの戦闘能力不足を痛感。アブトを救うための力を求めるシンたちに、大宮支部に籍を置くキトラルザスの'''ゲンブ'''はかつての戦友・'''セイリュウ'''を紹介する。<!--24話-->セイリュウはシンたちが戦いに慣れたがゆえに、相手を思うことに欠けていると指摘する。<!--24話-->一方でアブトはテオティを憎みすらしていたが、テオティの少女・'''セツラ'''との出会いを通じて考え方が変化していく。
 
<!--25話-->ドクターイエローの調査により、岩手県の[[遠野市|遠野]]と香川県の[[大歩危]]に新たな地下空間が発見される。対応を検討する最中に大歩危に巨大怪物体が出現、E6が急行して対応することになる。新幹線の路線が通らない四国へは台船輸送で運ばれ、伊予西条支部の支援を受けてE6は出撃し巨大怪物体を撃破する。<!--26話-->遠野の調査に訪れたタイジュはソウギョクと遭遇、ソウギョクが呼び出した巨大怪物体を撃破する。<!--27話-->これらの作戦を裏で手引きしたヴァルトムは、王座継承を匂わせる王の言葉により手柄を求めて自ら巨大怪物体化してシンカリオンとの戦いに臨むが、右腕を切り落とされ戦線失う深手離脱した負うヴァルトムは後方転属を命ぜらるが、<!--2829話-->これを不服として王の命と王の証を奪って姿を変化させ、宇宙生物・デアボルを従えて地球へを向かう。その際偶然目撃したセツラを人質として連れ去るが、駆け引き材料にもならないと判断してデアボルによるセツラの排除を企てる。ヴァルトムの王位簒奪協力体制を築いていたソウギョクは'''スザク'''セツラの身叱責危機によりテオティと急行したアブト関係性に迷い襲撃抱く受けるが、救助は一歩及ばずセツラは爆発で姿を消す。激怒したレアはヴァルトムより退路攻撃絶たれて[[竜飛崎]]で巨大怪物体化し仕掛けるが初出撃天井'''月野メーテル'''とH5はやぶさ崩落によって撃退されるり気を失う
 
<!--28話-->ヴァルトムと協力体制を築いていたソウギョクは'''スザク'''の叱責によりテオティとの関係性に迷いを抱くが、アストレアにより退路を絶たれて[[竜飛崎]]で巨大怪物体化し、初出撃の'''月野メーテル'''とH5はやぶさによって撃退される。<!--29話-->H5に敗れた後は王位を奪って地球に来訪したヴァルトムと遭遇し、セツラの考えに共感してデアボルに襲われる直前に救出して大宮支部へと送り届ける。セツラと出会ったシンたちはアブトのZギアにセツラを保護した旨のメッセージを写真付きで送信するが、目を覚ました直後の曖昧な状態で写真を見たアブトはシンたちがセツラを連れ去ったと勘違いし逆上して大宮支部を目指す。一方で超進化研究所総合司令部では東京駅中央迎撃システムの発動を決定、シンカリオンZ全機の出動を命じる。
 
== 登場人物 ==
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: 巨大怪物体の陰で糸を引くエージェントの存在をモニター越しで初めて確認し、同じくその存在を確認したヒビキに極秘事項として調査することを命じる。表向きは思いつきで行われた[[花巻温泉郷|温泉郷]]への所員旅行も実は調査のための外出であり、エージェントと接触して身体に漂う謎の「黒い粒子」を1粒サンプルとして入手する。この粒子は研究チームにより人工培養され、エージェントのゲンブに付着させることで[[桜島]]付近にエージェントらのアジトがあることが判明する。
: デザインに関して池添からは「『[[機動警察パトレイバー]]』の後藤喜一のような飄々としたキャラクター」であったが、「二転三転して今の"カッチリ系"になりました。イメージは『[[踊る大捜査線]]』の[[室井慎次]]。でも、彼ほど表情はきつくないですね。仕事終わりにホクトと[[お酒]]を飲みに行きそうな感じがあります<ref name="aono"/>」とあおのは語っている。
: 第2期では総合指令部で総司令長を務めている。偶然シンカリオンの存在を知り、H5はやぶさの運転士候補となったメーテルの協力を得てソウギョクの捜査を行っていた。総合指令長の総司令長を務めている
 
; 三原 フタバ(みはら ふたば)
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: カイレンが敗れた後は行方知れずとなるが、自分らよりも古い時代に人間界に潜入していたキリンと接触する。互いの思惑が異なりながらも表向きは協力し、ブラックシンカリオンをコピーしたブラックシンカリオン ナンバーズ5機を活用して、オリジナルのブラックシンカリオンを強奪する。その後はキリンが目をつけたアズサの誘拐を画策するが、それを良しとしないキリンにより妨害され再び姿を消した。
: 劇場版では宇宙に散らばったキトラルザスに対して地球の豊かな現状を通信で送り、応答したヴァルハランと接触して彼らが欲する技術が搭載されたシンカリオン ALFA-Xの情報を提供し、ヴァルハランの地球侵攻を手引きした。自らもかく乱のためにブラックシンカリオンオーガに搭乗して出撃するが、ビャッコにより迎撃され行方は知れない。
: 第2期では、宇宙のキトラルザスに協力を求めても返事がなく、悩みながら1年ほど盛岡市の居酒屋に通っていたが、店主の提案により地底世界へ戻ることを決意。在来線や新幹線を乗り継ぎながら西を目指すが、その間に自分の求めるものは宇宙からの返事ではなく、シンカリオンであることに気付く。それによりカンナギの勧誘を受けテオティに組することになるが、敗北を繰り返した上に、協力したヴァルトムは戦線を離脱する。迷いから自問自答の末に「最後の通信」で戦い続けるべきかを同胞に問うが、応答したスザクにより叱責され思い直す。アストレアに強要される形でH5と戦ったあとは、王位を簒奪したヴァルトムからセツラを救い出す。
 
; トラメ
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: もうひとりの主人公。群馬県[[横川 (安中市)|横川]]に住む小学校5年生。横川支部 → 大宮支部の整備員。[[4月1日]]生まれの10歳。一人称は「俺」。
: 小学生ながらシンカリオンZやザイライナー、Zギア、スマットの開発を指揮した天才技術者。父・トコナミも技術者であったがアブトが幼い頃に失踪しており、物語開始時点では横川で母と2人で暮らしている。横川支部から大宮支部への異動の際には、母をひとりにできないとことを理由に拒否していたが、母に説得されたことで異動を決めた。
: Zコードの探索のヒントになる[[予知夢]]を見ることがあり、アブトはトコナミがこの夢をメッセージとして送っていると考えている。夢には決まって「闇の新幹線」が登場しており、N700SのぞみのZ合体を成功させた直後に「闇の新幹線」に乗り込んで姿を消す。トコナミとの再会は果たすが、後にカンナギらにトコナミを人質にとられる形でダークシンカリオンへの搭乗を強要されているが、セツラとのふれあいを通じて態度を変化させていく
 
; 十河 サイジョウ(そごう さいじょう)
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; 出水 シンペイ(いずみ しんぺい)
: 声 - 緑川光
: 総合指令部の総指令長。
: [[#大宮支部(第1期)]]を参照。
 
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; 王
: 声 - [[江川央生]]
: 物語時点でのテオティの王でカンナギの父。名前は第27話時点で不明ヴァルトムの王位簒奪に際して力を奪われ結晶化した
 
; ヴァルトム
: 声 - [[松風雅也]]
: テオティのひとり。赤い肌と赤く逆立った髪を持つ。女性的なしゃべり方で饒舌。アラバキを利用して地球侵攻を企む首謀者で、表面上はカンナギに従っているが、王位の継承を目論んでいる。
: 物語序盤から積極的に人類に対して戦いを挑み、その働きを認められ王から王位継承を仄めかされる。さらなる成果を求めて、自ら巨大物体化してシンカリオンに戦いを挑むが、E5ヤマノテによって右腕を切り落とされる。拠点に戻ると度重なる勝手な行動によりカンナギの怒りを買い、隻腕となったことで拠点での後身の育成を命じられるが、不服として王位を簒奪する。
 
; ワダツミ
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; セツラ
: 声 - [[久保ユリカ]]
: テオティの子ども。人見知りだが根は素直で、地球のことに強い興味津々を示す。目の前でアブトがデアボルを撃退した一件以来アブトに懐いている
 
; ソウギョク
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: 第20話では強化されて再出現(「レイルローダー2」と命名)。栃木県[[那須塩原市]][[黒磯駅|黒磯]]付近に出現し、スザクがシャショットを操り一時E5を奪取されそうになる。救援に駆けつけたN700AによるE5破壊も検討されるがシャショットは正気を取り戻し、最後はE5とN700Aによって倒された。
; マッドフェリス
: 第2話に登場。[[福島県]][[郡山市]]にある廃遊園地({{要出典範囲|[[郡山カルチャーパーク]]がモデル|date=2021-10-12}})の[[観覧車]]や[[メリーゴーランド]]などのアトラクションが怪物体化した。観覧車からビームを放って攻撃する。
; フロストツリー、フロストツリーII
: 第3話・第4話に登場。[[宮城県]][[名取市]]の雪原が怪物体化した。[[吹雪]]を起こして相手を翻弄する戦法が得意。E5によって倒されたあと強化されとして再登場(「フロストツリーII」と命名)し、E6のフミキリキャノンによって倒された。
; アイアンスチーマー
: 第5話・第6話に登場。[[石川県]][[金沢市]]の博物館にあった[[国鉄D51形蒸気機関車|D51形蒸気機関車]]9999号機({{要出典範囲|[[白山市]]の[[松任駅]]前緑地に保存されているD51形822号機がモデル|date=2021-10-12}})が怪物体化した。突進攻撃や大砲による攻撃を得意としている。ボディは頑丈で剣や銃による攻撃は一切効かなかったが、E7のシャリンドリルによって倒された。
: 第65話で再登場。E5はやぶさ MkIIとブラックシンカリオン 紅の同時攻撃で倒され、スカイハイ・ギガ・ブースターに変化した。
; スターストリーム
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: 第9話に登場。[[岩手県]][[花巻市]]の[[山の神温泉 (岩手県)|花巻温泉郷]]方面に出現した、[[カニ]]の姿の巨大怪物体。アイアンスチーマー以上の硬さでE7のシャリンドリルも通用しなかったが、関節を攻撃する作戦により、E5+E6によって倒された。
; ワイルドボア
: 第10話に登場。山形県米沢市の[[大沢駅 (山形県)|大沢駅]]付近の山中にいた野生の[[イノシシ]]が怪物体化した。大型でパワーとスピードを兼ね備えている。狭軌区間のためとE7は出動できず、E6と山形新幹線区間用に開発されたE3の2機で対応される。E3の攻撃で一時離脱するがガトリング砲を装備して再出現、捕縛フィールドを破壊して米沢市街方面へと向かうが、水沼ダム({{要出典範囲|[[水窪ダム (山形県)|水窪ダム]]がモデル|date=2021-10-12}})付近に誘い込まれ、E3によって倒された。この話だけに登場した敵キャラクターだが、第1回人気投票では第7位になっている<ref name="人気投票1回" />。
; プログレスクリーナー
: 第11話に登場。廃棄されていた[[掃除機#サイクロン方式|サイクロン式掃除機]]が怪物体化した。通常はスリープモードのままじっとしているが、攻撃を受けるとその攻撃をゴミと認識して起動し、吸引ホース状の腕から吸い込む。E6・E7の攻撃を吸い込んで無効化し撤退に追いやるが、E5のグランクロスを吸い込ませて巨大怪物体の内部にある「シャリンドリルの破片」を刺激して内部から破壊させる作戦によって倒された。
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: 第66話で再登場。[[川越線]]内に現れた謎の新幹線から発せられた黒い粒子から突然姿を現すが、[[#オーバークロス合体機構を持つシンカリオン|オーバークロス合体]]したE5 MkII オーバークロス E6によって倒された。
; スカイハイ・ギガ・ブースター
: 第21話に登場。[[福岡県]]北九州市[[八幡東区]]にある遊園地「NEOスペースワールド」({{要出典範囲|[[スペースワールド]]がモデル|date=2021-10-12}})にあるロケットのモニュメントが怪物体化した。外観はロケットから変形した人型ロボットで、脚部がそのままロケットとなっている。空中を超音速で飛び回るため捕縛フィールドで捉えられず、また空中戦闘可能なシンカリオンも限られたため苦慮するが、最終的に800によって倒された。
: 第65話で再登場。爆発したアイアンスチーマーから変化して出現して捕縛フィールドの外に逃げ出すが、E5 MkII オーバークロス ブラックシンカリオン 紅によって倒された。
; マントルイーター