「エッセンシャルクオリティ」の版間の差分

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その後、エッセンシャルクオリティは[[プリークネスステークス]]を回避、6月5日の[[ベルモントステークス]]に照準を定めた。同年のベルモントステークスは8頭立てで行われ、エッセンシャルクオリティはプリークネスステークス勝ち馬の[[ロンバウアー]]などを差し置いて1番人気2.3倍に支持された。スタートが切られると飛び出したのは[[ホットロッドチャーリー]]で、それにロックユアワールドと[[フランスゴデイナ]]が追走、エッセンシャルクオリティは5番手につけていた。レース史上でも最速のペースでホットロッドチャーリーが飛ばす中、エッセンシャルクオリティは第3コーナーで同馬を外から捉えて先頭に立つと、ホットロッドチャーリーの側も負けじと食い下がり、2頭の一騎討ちのまま決勝線に飛び込み、結果エッセンシャルクオリティが1馬身1/4差で勝利を手にした。2頭から約11馬身離された3着にはロンバウアーが入っている<ref>{{Cite web|url=https://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/250660/essential-quality-prevails-in-belmont-stakes |title=Essential Quality Prevails in Belmont Stakes |accessdate=2021-06-07 |date=2021-06-05 |publisher=[[ブラッド・ホース|Blood-horse]] |author=Byron King }}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.washingtonpost.com/sports/essential-quality-crosses-finish-line-first-in-belmont/2021/06/05/b8dcb62c-c651-11eb-89a4-b7ae22aa193e_story.html |title=Brad Cox-trained Essential Quality wins Belmont Stakes |accessdate=2021-06-07 |date=2021-06-06 |publisher=[[ワシントン・ポスト|The Washington Post]] |author=Stephen Whyno }}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.equibase.com/premium/eqbPDFChart.cfm?tid=BEL&dt=06/05/2021&ctry=USA&day=D&STYLE=BEL&RACE=11&BorP=B |title=Belmont S. Presented by NYRA Bets Grade 1 |accessdate=2021-06-07 |date=2021-06-06 |work=EQUIBASE }}</ref>。
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ベルモントステークス後のエッセンシャルクオリティの大目標は真夏のダービーとして有名な[[トラヴァーズステークス]]であり、その前哨戦にG2[[ジムダンディステークス]]が選ばれた。5頭立ての少頭数だったがレースではひたすら外を回り続け、最終コーナーでもケンタッキーダービーの時のように大きくコーナーを回すことになったが最後は内から抜けた馬に半馬身つけて快勝した。本番のトラヴァーズステークスでは2番手追走から最後の直線で逃げ粘るミッドナイトバーボンとの競り合いをクビ差で制しG1レース4勝目をマークした<ref>{{Cite news|url=https://world.jra-van.jp/news/N0009532/|title=エッセンシャルクオリティが米G1トラヴァーズSを快勝、コックス師は79年ぶり快挙|accessdate=2021-12-08|date=2021-08-29|newspaper=JRA-VAN}}</ref>。
 
2か月の休養後、11月6日の[[ブリーダーズカップ・クラシック]]では1番人気に推されるも[[ニックスゴー]]の3着に敗れた。このレースを最後に現役を引退、2022年より[[ジョナベルファーム]]で[[種牡馬]]入りする<ref>{{Cite news|url=https://world.jra-van.jp/news/N0009890/|title=エッセンシャルクオリティとマックスフィールド、来年からゴドルフィンの種牡馬リストに|accessdate=2021-12-08|date=2021-10-25|newspaper=JRA-VAN}}</ref>。
 
== 競走成績 ==