「ジョー・バイデン」の版間の差分

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11月2日に国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開かれた英国グラスゴーにおいて岸田とバイデンの最初の対面首脳会談が短時間だが行われた。年内にも岸田が訪米して日米首脳会談を行うことで一致し、また中国を念頭に置いた「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて緊密に連携していくことを確認した<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110201134&g=pol “岸田首相、年内にも訪米 バイデン氏と初顔合わせ”]. 時事通信. (2021年11月3日) 2021年11月15日閲覧。</ref>。
 
アメリカの政権交代が重なって2021年度は暫定になっていた在日米軍駐留経費の交渉が12月8日に妥結に達し、中国の軍事的台頭など厳しさを増す安全保障環境を念頭に在日米軍の駐留経費負担が500億弱の増額させることで日米両国は合意した<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211207-OYT1T50328/ “【独自】「思いやり予算」5年で1兆円超、日米が大筋合意…「2プラス2」来月7日開催で調整”].読売新聞. (2021年12月8日) 2021年12月11日閲覧。</ref>。
 
12月9日と10日にバイデンが主催した「民主主義サミット」に招待されて出席した岸田は「自由、民主主義、人権、法の支配といった我々が大切にする基本的価値を損なう行動に対しては、有志国が一致して、ワンボイスで臨んでいかなければなりません」と述べた<ref>[https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4423932.html “岸田首相 民主主義サミットに参加 人権侵害への一致した行動を訴える”].TBS. (2021年12月10日) 2021年12月11日閲覧。</ref>。
 
==== 対台湾政策 ====
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12月9日と12月10日の二日にかけて開催した民主主義サミットに台湾を招待。台湾外交部は感謝を表明するとともに、IT担当閣僚の[[唐鳳]](英語名オードリー・タン)と、アメリカの台湾当局代表機関「駐米台北経済文化代表処」代表の[[蕭美琴]]を台湾代表として出席させることを発表した。これに対して北京の中国共産党政府は「われわれはアメリカと台湾による、いかなる形の公式の交流にも断固反対する。アメリカには『1つの中国』の原則をしっかりと守り、台湾に関わる問題を適切に処理するよう求める」と反発している<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013359761000.html “アメリカ開催「民主主義サミット」参加リストに台湾 中国反発”]. NHK. (2021年11月24日) 2021年12月11日閲覧</ref>。蕭美琴は「サミットに参加することで、台湾が収めてきた民主主義の成功体験を広く共有できる。中国は、民主主義はアジアの国々や香港にそぐわないという主張を宣伝し続けているが、それが間違いだということを台湾は証明した」「台湾が自由で開かれた民主的な社会として存続することは、インド太平洋地域の平和と安定にとって極めて重要だ。すべての民主主義国家の利益となる」と訴えている<ref>[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013380761000.html “民主主義サミットの台湾代表「台湾の民主主義存続は利益」”]. NHK. (2021年12月9日) 2021年12月11日閲覧</ref>。
 
12月9日と10日にバイデンが主催した民主主義サミットには文在寅も招待されて出席したが、文は中国に対する言及を避け、民主主義国家内の問題として内向きな課題であるフェイクニュース対策について論じた<ref>[https://s.wowkorea.jp/news/read/326595/ “文大統領 フェイクニュース対策強調=民主主義サミットで”]. wowkorea. (2021年12月9日) 2021年12月11日閲覧</ref>。
 
==== 対韓国政策 ====