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[[陸]]上においてもカタパルトを使用すれば、離陸用の[[滑走路]]が必要なくなる(他に[[ゼロ距離発進]]という方法もあり、ゼロ距離発進にカタパルトを併用する場合もある)。その場での着陸を必要としない場合、カタパルトの使用は有効な手段になる。
陸上におけるカタパルトの使用事例としては、第二次世界大戦中の[[ドイツ空軍 (国防軍)|ドイツ空軍]]において[[V1飛行爆弾|V-1飛行爆弾]]の地上発射に用いられ実戦に使用された。V1の発射に使われたカタパルトは、過酸化水素から発生する水蒸気を使用するヴァルター機関であり、最初期のスチームカタパルトでもある。
陸上で行われる[[グライダー]]の運用においても、複数のゴムバンドを束ねた「ゴム索」をカタパルトとして用いる[[滑空#ゴム索発航|ゴム索発航]]という離陸方法があり、民間におけるスカイスポーツを中心に第二次大戦前から行われている。また、[[模型航空]]の分野においては、同様の仕組みを模型サイズにスケールダウンさせた[[紙飛行機#カタパルト式と手投げ式|ゴムカタパルト]]が使用されている。
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