「新能代風力発電所」の版間の差分

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従前の能代風力発電所は、[[東北電力]]のグループ企業で、東北発電工業株式会社、[[ユアテック]]、東北緑化環境保全株式会社の合同出資企業である'''東北自然エネルギー開発株式会社{{refnest|group=注釈|2015年7月1日付でグループ再編により東北自然エネルギー株式会社に変更{{sfn|東北電力20150528}}}}'''が運営する第1号発電所として、[[2001年]](平成13年)11月1日に営業運転を開始した{{sfn|日経20210623}}{{sfn|河北新報20210624}}。発電機は[[ドイツ]]の[[エネルコン]]社製{{sfn|東北自然エネルギー20211210}}であり、[[日立製作所]]を通じて[[能代港]]から直輸入された。なお羽根と発電機はドイツ製、タワー部分は[[ポルトガル]]製である。[[風速]]2.5m/sから電力を発生し、13.5m/sで600kWになる。それ以上の風速では羽根の角度を変えることで600kWに保ち、風速が25m/sを超えると安全のために停止していた{{sfn|広報のしろ20030101}}。羽根の先端までの高さは68m、回転軸までの高さは46m{{sfn|河北新報20210624}}、回転直径は44m{{sfn|河北新報20210624}}という諸元である。
 
しかし、2001年の運転開始から20年を経て設備が老朽化し故障も増え、稼働率が低下したことから建替えが決定し、2020年からリプレース工事に着手した{{sfn|日経20210623}}{{sfn|河北新報20210624}}。従前の風車24基を7基に集約、新設する風車は支柱の高さ78m、回転直径82mと大型化し{{sfn|河北新報20210624}}、1基あたりの出力は2,300kWとなった{{sfn|日経20210623}}{{sfn|河北新報20210624}}。この大型化は旧設備よりも上空の風を受けられる恩恵をもたらし、ブレードの効率も高まったことで従来比で2割ほど効率が向上{{sfn|日経20211214}}。総出力14,400kWに変化はないが、年間の発電量は3,300万[[キロワット時|KWkW時]]から{{sfn|東北自然エネルギー20211210}}4,000万kW時へと増加することになった{{sfn|日経20211214}}。この建替え事業にはおよそ60億円が投じられており{{sfn|日経20210623}}{{sfn|河北新報20210624}}{{sfn|秋田魁新報20211211}}、10基以上の風力発電所の更新は、日本国内では初の事例とされる{{sfn|秋田魁新報20211211}}{{sfn|日経20211214}}{{sfn|東北自然エネルギー20211210}}。
 
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