「ジョジョの奇妙な冒険」の版間の差分

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== 作品解説 ==
[[集英社]]の[[少年漫画|少年向け]][[漫画雑誌]]『[[週刊少年ジャンプ]]』に1986年から2004年まで、2005年からは集英社の[[青年漫画|青年向け]]漫画雑誌『[[ウルトラジャンプ]]』に長期にわたって連載されている。[[シリーズ (作品)|シリーズ]]の単行本は'''100巻'''を越え、20162022121月時点でシリーズ累計発行部数は'''1億2000万部'''を突破している<ref name="oricon20161216">{{Cite web|title=『ジョジョ』発行部数1億冊突破 荒木飛呂彦氏「読者の方々には感謝しかありません」|url=https://wwwtwitter.oricon.co.jpcom/newswsj_manga/2083091status/full/|website=ORICON NEWS|accessdate=2020-12-10|publisher=|date1476957141693050882?s=2016-12-1621}}</ref>。2006年の[[文化庁]]による[[文化庁メディア芸術祭]]10周年記念アンケート企画、「[[日本のメディア芸術100選]]」にてマンガ部門で2位に選ばれた<ref>[http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_manga.html 日本のメディア芸術100選] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110927110506/http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_manga.html |date=2011年9月27日 }}</ref>。
 
作品全体のテーマは「'''人間讃歌'''」{{efn2|『ジョジョの奇妙な冒険』25周年を記念したインタビューにおいて、荒木は「『人間讃歌』はコミックス第1巻のコメントで思いつきで書いたものだが、肉体と精神の戦いを描く『ジョジョ』の表現としては適当なものだったため我ながら書いておいてよかった」と語っている<ref>[[SPUR (雑誌)|SPUR]]ムック『JOJOmenon』集英社、2012年10月10日、16頁。</ref>。}}。仲間たちとの絆・強敵との死闘など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法とホラーサスペンス的な不気味さで独自の世界観を築き上げており、その作風は「王道を行きながら実験的」と評されている<ref name=EUI1>[[斎藤環]]「書き続ける勇気 荒木飛呂彦インタビュー」『[[ユリイカ (雑誌)|ユリイカ]]』1997年4月号、135頁-143頁</ref><ref>『[[Quick Japan]]』Vol.75、巻頭ページ(文・吉田大助)</ref>。少年誌にして「大人向け」といえる作風であり、荒木自身も「子ども向けに描いてはいない」と発言している。