「としまエコミューゼタウン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
56行目:
設計は[[日本設計]]が担当し、同社は首都圏不燃建築公社とともに初期の段階から再開発の検討に関わっており、[[2009年]](平成21年)に公募[[プロポーザル方式|プロポーザル]]で改めて設計者に選ばれた<ref name="n" />。その際、[[隈研吾]]建築都市設計事務所とランドスケープ・プラスが設計協力者として加わった<ref name="n" />。
 
プロジェクトの[[コンセプト]]は「自然と建物の共存」。設計チームは庁舎とマンションを「1本の大きな木」とみなし、設計を進め<ref name="n" />、庁舎外壁の外側にはフレームを立て、緑化パネル、[[太陽光発電パネル]]、再生木[[ルーバー]]、[[ガラス]]で構成される、約1m×6mのパネルを[[市松模様|市松]]状に取り付けたエコヴェールで覆った<ref name="n" />。庁舎南側のエコヴェールの内側は、グリーンテラスと呼ぶ階段状の[[庭園]]になっており、庁舎の最上階に当たる10階の[[屋上庭園]]「豊島の森」から水を流し、8階、6階、4階のテラスに[[せせらぎ]]をつくった<ref name="n" />。10階南側の「豊島の森」には、[[武蔵野]]の[[雑木林]]その下の[[草花]]、[[小川]]を再現し<ref name="n" />、[[芝生]]や四季折々の木々が植わる空間となり、敷地の周りはおもに[[落葉樹]]が植樹された。
 
地下には[[地下鉄有楽町線]][[東池袋駅]]との連絡通路が設けられており、駅経由で東池袋地下通路を利用して、「[[ライズシティ池袋]]」・「[[豊島区立中央図書館]]」・「あうるすぽっと([[豊島区立舞台芸術交流センター]])」・「[[アウルタワー]]」・「[[サンシャインシティ|池袋サンシャインシティ]]」に向かうこともできる<ref>{{cite news |title=東京メトロ東池袋駅-サンシャインシティ間の地下通路が開通|author= |agency=|publisher=池袋経済新聞|date=2011-2-2|url=https://ikebukuro.keizai.biz/headline/156/|accessdate=2020-5-31}}</ref>。