「クラーケン」の版間の差分

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(冒頭:イカ・タコ→タコ(出典厳守)。ハーヴグーヴァ+。アンゴラ目撃は→‎目撃例*.にサゲ&{{cn}}+ || /*名称: 箇所を(出典皆無なのでWP:ORとみなし)添削コメントアウト(範囲:"英語の同根語~"畸形的な動物」を意味するようになっていたらしい"迄)∴{{言葉を濁さない}}降板)
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{{Otheruses}}
[[ファイル:Colossal octopus by Pierre Denys de Montfort.jpg|thumb|250px|[[フランス]]の[[軟体動物学|軟体動物学者]][[ピエール・デニス・ド・モンフォール]] ([[:en:Pierre Denys de Montfort|en]]) が描いた準最・頭足類種「コロッサル蛸」([[1801年]]公表)。<br />船乗りが「このような巨大・頭足類にノルウェー近海やアイスランド沖・アフリカ南部のアンゴラ沖などにて襲われた」と記録している。]]
'''クラーケン'''([[ノルウェー語]]等:{{Lang|nob<!--etc.-->|'''Kraken'''}})は[[北ヨーロッパ|北欧]]に伝わる「[[海]]の[[怪物]]」。巨大[[タコ]]として描かれる[[図像]]が定着している<ref>{{Cite web |url name= https://kotobank.jp/word/クラーケン"heibonsha-1161440 |title = 世界大百科事典 第2版の解説 |publisher = コトバンク |accessdate = 2018-02-18 }}<sekaidaihyakka"/ref>。
 
ただ、北欧人が[[グリーンランド海]]域に出現したと伝える[[ハーヴグーヴァ]](島のような巨魚か巨鯨?)と同一であろう、との主張も文献にみられる。
<!--「海の魔物」節以下に係る-->
 
古代[[スカンディナヴィア]]の[[サガ]]に "Kraken" の名は見られない。しかし、類似する海の怪物として {{Lang|non|hafgufa}} [仮名転写:[ハーヴグーヴァ]]({{lang-non|hafgufa}}){{Refn|group="注"|{{Lang|non|havguva、havgumsen、havstramben}} も同一か。[[wikt:cf.}}、異名{{仮リンク|''cf.'']] [[:no:hafgufaリングバック|no]])と en|lyngbakr}}({{Lang|non|lyngbakr}} を挙げることができる。これらが{{sfnp|廣田|2020|p=180、注10}}、古く『[[ヘルヴォルとヘイズレ{{仮リン王のサガ]]』中の[[|エルヴァルオッド]] ([[:|en:|Örvar-OddrOdd|en]]) label=『矢オッドのサガ』}}のサガで別々の怪語などでとして語られている<ref name=szabo/>
 
=== 姿・大きさ ===
全ての伝承で“危険な存在”とされている訳ではなく、温和かつ無害に描かれることもある。また、クラーケンの排泄物は香気を発して餌となる魚をおびき寄せているともいわれる。
 
[[19世紀]]、フランスの[[軟体動物学|軟体動物学者]]{{仮リンク|ピエール・ドニ・モンフォール|en|Pierre Denys de Montfort|label=ピエール・ドニ=モンフォール}}が、地上最大の生物「クラーケン蛸」{{efn2|クラーケンはプリニウスが伝えるアルボル・マリヌス(上述)等と同一だと脚注している。}}と<ref name="heibonsha-sekaidaihyakka-denis-montfort"/>、それに次ぐ軟体動物「コロッサル蛸」{{efn2|文字通りならば[[コロッサス]]的巨大さの蛸。}}の発表をおこなった{{Refn|group="注"|船を海中に引きずり込むという怪物クラーケンの正体を大ダコと断定し〈地上で最大の凶暴な生物〉という恐しいイメージを定着させた"<ref name="heibonsha-sekaidaihyakka-denis-montfort"/>とあるが、厳密には2種類の大型タコ種を述べており、絵も「コロッサル蛸」との文字入りである。}}。その頃[[南部アフリカ|アフリカ南部]]は[[アンゴラ]]沖にで船が巨大な頭足類に襲われたとする事例があり、これをコロッサル蛸の仕業と位置づけ、人や船を襲うという伝聞通りの場面の版画とともに掲載している{{efn2|ドニ=モンフォールに[[ガイウス・プリニウス・セクンドゥス|大プリニウス]]が伝える、船をも襲う人食いダコ(ポリュプス)。}。これを模したクラーケンの版画も刊行され{{efn2|上掲画像のR・ハミルトンの著〈ネイチャーズ・ライブラリー(文庫)〉『』、他にもギブソン著書(後述[[# 図像学| §図像学]]の図)がある。}}、クラーケンには、大ダコであるというイメージが定着した。[[ヴィクトル・ユーゴー]]、[[ジュール・ヴェルヌ]]、[[H・G・ウエルズ]]の小説にも登場することとなった<!--<ref
=== 科学の時代に ===
[[ファイル:Alecton giant squid 1861.png|thumb|220px|のちにダイオウイカ属と判明する未知の海洋動物の、最初の[[標本 (分類学)|標本]]確保の様子を伝える[[挿絵]]<br />[[1861年]]11月、[[カナリア諸島]]から出航した[[フランス海軍]][[砲艦]]アレクタン号 (Alecton) は、海面にクジラより大きな未知の海洋動物を発見し、これに発砲した。
 
=== ダイオウイカ ===
このとき採取に成功した胴体の一部が、学会に初めてもたらされたダイオウイカ属の標本となった。画像はハーパー・リーの著書 "''Sea Monsters Unmasked'' (未知なる海の怪物達)" ([[1884年]]刊)に掲載されたものである。<ref>{{Cite book |last=Henry |first=Lee |title=Sea Monsters Unmasked
[[ファイル:Alecton giant squid 1861.png|thumb|220px|のちにダイオウイカ属と判明する未知の海洋動物の、最初の[[標本 (分類学)|標本]]確保の様子を伝える[[挿絵]]<br />[[1861年]]11月、[[カナリア諸島]]から出航した[[フランス海軍]][[砲艦]]{{仮リンク|アレクトン (コルベット艦)|en|French corvette Alecton|label=アレクトン}} は、海面にクジラより大きな未知の海洋動物を発見し、銃撃ののち、ロープでからめとろうとした。このときちぎれた胴体の一部が採取されている。ダイオウイカ属と鑑定されている<ref name="verill">{{citation|last=Lee |first=Henry |author-link=Henry Lee (naturalist) |title=The Kraken |work=Sea Monsters Unmasked |series=The Fisheries Exhibition Literature 3 |publisher=Chapman and Hall |date=1875 |url=https://books.google.com/books?id=fFhJAAAAYAAJ&pg=PA365 |pages=365–366}}</ref><ref name=lee1882/>。画像は{{仮リンク|ヘンリー・リー (博物学者)(|en|Henry Lee (naturalist)|label=ヘンリー・リー}}の著書 『正体をあらわした海の怪物』([[1884年]]刊)に掲載されたものである<ref name="verill"/><ref name=lee1882>{{citation|last=Verrill |first=A. E. |author-link=Addison Emery Verrill |title=Report on the Cephalopods of the Northeastern Coast of America |work=Report of the Commissioner |volume=7 |publisher=United States Fish Commission |date=1882 |url=https://books.google.com/books?id=UsEEAAAAQAAJ&pg=PA262 |pages=262–267<!--211–436-->}}</ref>。
|origdate=1884 |date=2007-04-30 |url=http://www.junkudo.co.jp/y_detail.jsp?ID=8193058537 |publisher=Coachwhip Publications |location= |language=en |isbn=978-1-9305-8537-9}}
</ref>]]<!--「巨大頭足類」節に係る-->
 
[[ダイオウホウズキイカ]]属(学名:{{Lang|lat|''genus {{Sname||Mesonychoteuthis}}''}})は現生最大とされ、その全長はダイオウイカを上回る14mに及ぶ。また、ダイオウイカと同様、推定全長20mとの不確定記録がある。
深海棲の彼らにはいまだ謎が多く、推論や臆測を生む要素を多く持つ。
 
=== 目撃例 ===
 
[[19世紀]]の[[南部アフリカ|アフリカ南部]]は[[アンゴラ]]沖に現れた海の怪物もクラーケンでないかと言われている{{cn|date=2022年1月}}。
 
== フィクションでの特徴==
[[ロールプレイングゲーム]](RPG)の世界では、[[プレイヤーキャラクター]]の進行を妨げる敵としての、頭足類をモチーフとしたモンスターの名前にしばしば「クラーケン」の名が使用される。『[[ザ・ブラックオニキス]]』([[1984年]]初出)に登場するものが例として挙げられる。
 
== ・出典 ==
{{notelist2}}
 
 
== 出典 ==
;脚注
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}|refs=
<ref name=szabo>{{cite book|last=Szabo |firstVicki E. |author-link=<!--Vicki E. Szabo--> |title=Monstrous Fishes and the Mead-Dark Sea: Whaling in the Medieval North Atlantic |location=Leiden |publisher=BRILL |year=2008 |archive-url=https://archive.org/details/rvaroddssaga00boergoog |archive-date=2008-05-13 |url=https://books.google.com/books?id=DTiwCQAAQBAJ&pg=PA217 |page=217 |isbn=<!--904743241X, -->9789047432418}}</ref>
 
<ref name=heibonsha-sekaidaihyakka>{{Cite web |url =https://kotobank.jp/word/クラーケン-1161440 |title = 世界大百科事典 第2版の解説 |publisher = コトバンク |accessdate = 2018-02-18 }}</ref>
<ref name=heibonsha-sekaidaihyakka-denis-montfort>{{Cite web |url =https://kotobank.jp/word/ドニ・モンフォール,P.-1379418 |title = 世界大百科事典 第2版の解説 |publisher = コトバンク |accessdate = 2021-01-17 }}</ref>
}}
 
;参照文献
{{refbegin}}
* {{cite thesis|和書|type=博士号|ref={{SfnRef|廣󠄁田|2020}}|author=廣󠄁田龍平 |author-link=廣󠄁田龍平<!--Ryuhei Hirota--> |title=妖怪の存在論的歴史人類学―日本における妖怪研究の概念および学史の批判的再構築― |publisher=筑波大学|date=2020 |url=https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/2000702/files/DB02987.pdf |page=]}}
{{refend}}
 
== 関連項目 ==