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== 施設 ==
国際子ども図書館に使用されている旧帝国図書館は[[ルネサンス]]様式を取り入れた明治期洋風建築の代表作のひとつで、久留正道により設計された。旧帝国図書館は1906年竣工の第一期工事と1929年竣工の第二期の二次にわたって建設され、構造は第一期が[[鉄骨]]補強[[煉瓦]]造り、第二期増築部分が[[鉄筋コンクリート]]である。1999年(平成11年)度に[[東京都選定歴史的建造物]]に選定されている<ref>[https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kenchiku/keikan/list_rekisi.htm 都東京都選定歴史的建造物 一覧]. 東京都都市整備局. 2022年1月27日閲覧</ref>。旧帝国図書館は1906年竣工の第一期工事と1929年竣工の第二期の二次にわたって建設され、構造は第一期が[[鉄骨]]補強[[煉瓦]]造り、第二期増築部分が[[鉄筋コンクリート]]である
 
この建物は国際子ども図書館に転用されるにあたり[[安藤忠雄]]建築研究所と日建設計により設計、[[鴻池組]]により改修が行われ、2002年に完成、全面開館した。改修においては歴史的建造物の保存と再生、現代の施設としての活用が掲げられ、外装、内装は旧態を残すよう極力保全するとともに、徹底的に補修、復元を施した。復元は古写真を利用したシャンデリアの模造復元にまで及んでいる。歴史的建造物の保全という方針も徹底しており、室内でも床を本来の床板より数十cm上にパネルで底上げし、パネルと本来の床の間の空間に空調ダクトや照明ケーブルなどを通している。