「鏢局」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m LK |
m 脚注を編集 (ProveIt使用) 加筆 |
||
8行目:
また、保鏢も警備業、用心棒を指す語である。
== 規律 ==▼
三会一不という教育標語があり、（１）旅先で料理や暖を取るための火を起こせること（２）旅の最中でも靴を直せること（３）人のいる場所での礼儀として髪を正せること（４：一不）旅の過酷さに耐えるために顔を洗わないことと教えられ、顔を洗うことは家に帰ることと同義とされた<ref name=book>三教九流全知道 著者: 徐彦辉 Beijing Book Co. Inc., 2013/03/01</ref>。▼
== 組織 ==
18 ⟶ 15行目:
== 業務 ==
護衛業務を走鏢と呼び。陸路の護衛を路鏢（陸鏢）、水路の護衛を水鏢という
▲三会一不という教育標語があり、（１）旅先で料理や暖を取るための火を起こせること（２）旅の最中でも靴を直せること（３）人のいる場所での礼儀として髪を正せること（４：一不）旅の過酷さに耐えるために顔を洗わないことと教えられ、顔を洗うことは家に帰ることと同義とされた<ref name=book>三教九流全知道 著者: 徐彦辉 Beijing Book Co. Inc., 2013/03/01</ref><ref name=mai>{{Cite web |url=https://kknews.cc/history/gxrg62e.html |title=古代鏢局六不得 |accessdate=2022-02-01 |publisher=每日頭條}}</ref>。
水鏢のルール<ref name=mai/>
* 晝伏夜出 - 日中は寝て、夜に襲ってくるのを警戒する。
* 人不離船 - 船を離れず監視する。荷下ろし場の近くは賑わっていたり、荒くれものが多いことから、警戒を怠って遊びに行くと罠にかかることから。
* 避諱女性 - [[ハニートラップ]]対策と評判のための女性対策ルール
陸鏢のルール<ref name=mai/>
* 不住新開的旅店 - 旅人を殺したりする「黑店」を警戒し、新しい宿には泊まらない。
* 不住易主之店 - 主人が変わった店には泊まらい。「黑店」に代わっている可能性があることから、事前に人を送り確認を行う。
* 不住「花店」 - 売春宿には泊まらない。トラブル回避のため。
宿泊時のルール<ref name=mai/>
* 不審な客がいないか確認する。
* 店の周囲に異常がないか確認する。
* 料理に変なものが無いか料理場を確認する。確認できなかった場合は、泊まることは泊まるが、手持ちの食料を食べた。
* 寝るときは、通常の風習なら頭に風が当たらないように窓には足を向けるが、異常に敏感となるために窓側に頭を向けて、武器や服を着たまま就寝する。
* 宿泊時には馬車を警備する人間を置き、有利な地を離れてトラブルの渦中に飛び込むような[[調虎離山]]の計を警戒し、異常が起きても馬車から離れないこととする。
業務上のルール<ref name=mai/>
* 荷物の中身を聞かない
* 客の妻とは極力関わらない
* 旅の途中で値段を上げるとトラブルになるから行わない。一般的に、安全に送ってもらうために鏢師へ外快（[[チップ (サービス) |チップ]]）が支払われる。
==出典==
| |||