「家産官僚制」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
1行目:
'''家産官僚制'''(かさんかんりょうせい、{{Lang-en-short|patrimonial bureaucracy}}, {{Lang-de-short|Patrimonialbürokratie}})は、[[マックス・ェーバー]]が定義した[[官僚制]]の分類概念。[[家産制]]・[[家産国家]]において、支配者(主君)の下で展開された[[官僚制]]のこと。対立概念に[[依法官僚制]](legal bureaucracy)がある。
 
伝統的支配の典型である家産制において支配者がその家産全てを管理することは困難であり、その下で管理を担当する幹部の存在を前提としていた。その経営幹部が近代国家における官僚に相当するが、支配者(国家)とは契約関係に基づきその合法的支配を支える近代官僚制度とは、その意味合いは大きく異なる。