「ロッシュ・ローブ」の版間の差分

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円形の軌道を持った連星系では、物体と一緒に回転する[[座標系]]を用いるのが便利である。この非[[慣性系]]では、重力の他に[[遠心力]]を考える必要がある。この2力は[[スカラー (物理学)|スカラー]][[ポテンシャル]]で表すことができ、そのため例えば恒星の表面は等位面上にある。
 
両方の恒星の近傍では、[[重力ポテンシャル]]が同じ面はおおよそ球状で、最も近い恒星と同心である。恒星系から遠く離れたところでは、等位面はおおよそ恒星の中心に向かう軸と平行な楕円体である。等位面は系のL<sub>1</sub>ラグランジュ点で自身と交差し、2つのうち1つの恒星を中心とした8の字の形になる。この等位面がロッシュ・ローブの定義である。共回転系における物質移動には、[[コリオリの力]]が働いているように見える。コリオリの力が[[保存力]]ではないことは、ロッシュ・ローブモデルからは出てこない。(即ちスカラーポテンシャルでは表せない。)
 
== 質量移動 ==