「桓因」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Rural City (会話 | 投稿記録) m Category:生没年不詳を追加 (HotCat使用) |
編集の要約なし |
||
8行目:
|alphabet=Hwanin<br />Hwanin
|}}
'''桓因'''(かんいん、ファンインないしはファニン)は[[朝鮮神話]]([[檀君]]神話)における[[帝釈天]]。「桓因」とは[[仏教]]に登場する「帝釈天」の別名である<ref name="自由時報">{{Cite news|author=[[陳慶德]]|date=2015-07-08|title=故事》建國神話:檀君開國|publisher=[[自由時報]]|newspaper=|url=https://talk.ltn.com.tw/article/breakingnews/1373199|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150806182247/https://talk.ltn.com.tw/article/breakingnews/1373199|archivedate=2015-08-06}}</ref>。
== 概要 ==
15行目:
桓因に対しては注釈で、帝釋{{efn2|帝釋=[[帝釈天|帝釋天]]の別名が「釋提'''桓因'''」であり、ここに登場する桓因が「釋提桓因」のことであることがわかる。帝釈天はインド神話の神「インドラ」[indraḥ]がその起源で漢訳仏典では「因陀羅」と音写される。別名を「シャクラ」[śakra]、漢訳で「釋迦羅」という。詳しくは「シャクロー・デーヴァーナーム・インドラ」[śakro-devānām-indraḥ]、漢訳で「釋迦提'''桓因'''陀羅」。「諸天の中の王」の意。略して「釋提桓因」とも書く。漢字文化圏で「帝釈天」と意訳されるのは「帝」がインドラの意訳「釈」はシャクラの音写の略である。}}ともいう、と書かれている。
桓因の[[庶子]]である'''[[桓雄]]'''(かんゆう、ファンウンないしファヌン)は下界に興味を持ったので、桓因は桓雄に下界を治めるよう命じ[[天符印]]を与え、桓雄は太伯山(三國遺事の注釈では[[妙香山]]のことであると明記されているが、[[白頭山]]とする説も散見される)の'''神檀樹'''に部下3,000人と共に天下って「[[倍達国|神市]]」という国を築いた。桓雄はある熊の願いをかなえて女にし、この熊女(ゆうじょ、ウンニョ)との間に子をもうけた。これが檀君王倹([[檀君]])であり、朝鮮最初の国家である[[檀君朝鮮]]を築いた人物であるとされる<ref name="自由時報"/>。
== 脚注 ==
|