「跨線橋」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
タグ: Refタグつき記述の除去
編集の要約なし
1行目:
[[ファイル:Toyoura sta overpass.JPG|right|thumb|250px|right|跨線橋の例([[北海道旅客鉄道|JR北海道]][[室蘭本線]] [[豊浦駅]]:2007:[[2007年]]([[平成]]194)4月)]]
 
'''跨線橋'''(こせんきょう)とは[[橋]]の一種で、[[線路 (鉄道)|鉄道線路]]をまたぐもの。[[道路]]をまたぐ橋は[[跨道橋]]という。
 
== 概要 ==
[[鉄道駅]]構内で[[駅舎]]や[[プラットホーム|ホーム]]同士を連絡するために架けられるもの(跨線人道橋)や、[[踏切]]を廃して[[道路]]と[[線路 (鉄道)|線路]]を分離・[[立体交差]]化することを目的とするもの(跨線道路橋、一般的には「[[陸橋]]」と呼ばれるもの)がある。
 
10 ⟶ 11行目:
一般的には、'''[[立体交差|オーバーパス]]'''(overpass)と呼ばれる道路を[[高架橋|高架]]上に上げた形の橋が多いが、[[切通し]]や[[切土|掘割]]を通る線路の上に架かる道路の橋も跨線橋である。
 
古いものの中には、歩行者専用橋では主要な構造部材を中古の[[軌条|レール]]で造ったもの([[東京都]]の[[白金桟道橋]]など)や、自動車も渡れるものでは鉄道用の鉄橋<!--鋼以外の鉄製橋-->・[[鋼橋]]の桁を転用したものも存在する。
 
== 駅構内の跨線橋 ==
19 ⟶ 20行目:
また[[1990年代]]末からは特に、[[高齢者]]や[[車椅子]]使用者への利便など[[バリアフリー]]の観点から、[[エレベーター]]を備え付ける場合も多くなっている。一方でこれらの整備は費用が掛かるため、代替として[[踏切#構内踏切|構内踏切]]を新設するケースもある。
 
階段を廃し、ホームと橋上との間の昇降手段がエレベーターのみしか設置されていない跨線橋もある([[岐阜県]]の[[東海旅客鉄道|JR]][[中央線 (名古屋地区)|中央本線]] [[恵那駅]]など)。ただしこれらの多くは、別に非常用の階段を備えている。
 
建築当時から移設されていない日本最古の駅構内の跨線橋は、[[愛知県]][[東海旅客鉄道|JR]][[武豊線]] [[半田駅]]構内のもの([[1910年]]([[明治]]43年)造)とされていたが、武豊線の高架化により[[2021年6]]([[令和]]3年)6月5日をもって駅構内での供用を終えることになった(駅前に整備される公園に移築される予定)<ref>[https://www.chunichi.co.jp/article/264145 【独自】最古の跨線橋、まもなく終着 半田駅に明治末期から110年] [[中日新聞]]、2021年6月1日閲覧。</ref>。
 
== ギャラリー ==
33 ⟶ 34行目:
 
== 鉄道用の跨線橋 ==
鉄道が他の鉄道の上をまたぐものであり、'''跨線線路橋'''とも称する<ref>[http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-01486_4.pdf 大阪外環状線(新大阪~都島)鉄道建設事業の一部変更に係る環境影響評価書の概要]</ref>。
 
== 脚注 ==