「ウルトラマンネクサス」の版間の差分

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== 概要 ==
『[[ウルトラマンコスモス]]』終了後から2年ぶりに放送開始されたテレビシリーズ。児童層を意識した前作から対象年齢層を上げることが目標とされ、完全な連続ドラマ方式のドラマ展開で、大河ドラマ形式のシリーズ構成やウルトラマンの変身者が複数登場するなど、シリーズ初の設定が多く盛り込まれた{{R|宇宙船YB0661|TVMAGA36|UPM vol.174}}。制作局は『[[ウルトラマンティガ]]』から『ウルトラマンコスモス』までの[[MBSテレビ毎日放送|MBS]]から[[CBCテレビ|CBC]]に替わり、シリーズでは初めて午前に本放送された。
 
=== 特徴 ===
=== ナイトレイダーメンバー ===
; {{読み仮名|孤門 一輝|こもん かずき}}
: 本作品の主人公。物語開始時は[[警視庁]]の山岳救助隊員(巡査)として活躍していた、心優しい好青年{{R|UPM vol.1715}}。年齢24歳{{R|UPM vol.1715}}。身長は180cm。家族については、Episode.13で電話越しではあるが、母親が登場している。一人称は「僕」だが、Episode.13で母親に電話していたときは「俺」と言っていた。猫舌
: 8歳のころ、川で溺れていたところを「諦めるな」という言葉と共に助けられたことで、人命を守る仕事に就くと決意し{{R|UPM vol.1715}}、人々を救うことに強い信念と誇りを持っている。命の恩人は名も告げず、姿もはっきりと見えなかったことから、孤門はその人物を「宇宙人」と思うようになった{{efn2|Final Episodeにおいて、レーテの闇のなかで凪へと伸ばした孤門の手が、レーテ内の高エネルギーにより時間軸にズレが生じていたため、少年時代の孤門にも届いたものだった。ただし、孤門自身は気づいておらず、劇中でも明言されていない。}}。ウルトラマンに初めて命を救われた際も「諦めるな」という言葉と共に助けられたことから、彼に信頼を寄せるようになる。彼も新宿大災害の記憶は修正されているが、「ウルトラマン」という言葉を真っ先に思い出し、以降コードネームとして使われることになる。
: 少年時代のトラウマから、いざというときにパニックに陥ってしまい、救助活動がうまく出来ずに苦悩しているとき、特防衛機関TLTからのスカウトにより、エリート部隊フォース・ナイトレイダーに転属した。その特殊な職務の中で、時に傷つき、悩み、恋人のリコを喪いながらも、姫矢の導きやリコと育んだ絆により、彼女の死を乗り越え、自らの心の闇を払い除ける。以降も数々の戦いや、姫矢の後任である憐との交流、リコの仇である溝呂木への憎しみを乗り越え、人間的にもさらなる成長を遂げていった{{R|UPM vol.1715}}。
: Final Episodeで闇に飲み込まれた凪を「諦めるな」の言葉と共に精神世界から救出し、彼女から光の力を受け継いで5人目のデュナミストとなり、全ての元凶であるダークザギとの戦いに臨む。戦いの中で、姫矢、憐、そしてウルトラマンの記憶を取り戻した人々の声援を受け、アンファンスからジュネッス、ジュネッスブルーを経て光の巨人の真の姿であるウルトラマンノアへと進化し、遂にダークザギを倒した。1年後もナイトレイダーに所属し、ビーストから人々を護っている。ペドレオンに襲われた少年を助けて「諦めるな」と激励し、番組を締めくくった。
: 本番組ではストーリーの区切りの最初と最後に、孤門による語りがある。ほぼすべてが過去形だが、Final Episodeの語りで現在形となり、最後には未来形となっている。
: 3年後を描いた短篇『再臨 -ドリームス-』では、ナイトレイダーの隊長となっている。新たな闇の巨人ダークルシフェルの出現に対し、再びノアに変身して立ち向かう。
:
; {{読み仮名|西条 凪|さいじょう なぎ}}
: ナイトレイダーAユニットの副隊長で、年齢27歳{{R|UPM vol.1716}}。
: 戦士として非常に有能で、和倉からは参謀として厚く信頼されているが、一方で任務遂行には厳しく、冷酷な態度をとることもあり{{R|UPM vol.1716}}、非常に苛烈な面を持つために危険視もされている。
: 9歳の時にアメリカ・コロラド州で母親の波と父親を殺害され、に至っては人の姿をしたビーストによって自身の目の前で亡骸を蹂躙されたことから、スペースビーストに徹底的に憎悪を抱いている{{R|UPM vol.1716}}。そのため「憎しみを力に変える」ことを信条に行動し、人々の保護よりもビースト殲滅を優先する。その中でも、先の幼少時の記憶や、溝呂木のこともあって、人型のビーストを特に憎悪しており、ウルトラマン=姫矢をビーストと見做して強烈な敵意を示し、命令に全く躊躇せず真っ先に攻撃したり、生身の姫矢に出会い頭に銃を向けたり、あまつさえ発砲したりと、暴走しがちであった。初期は特にそういった過激な発言と行動が目立ち、作品の暗い雰囲気を大いに後押ししていた。
: 孤門とは、ビースト戦での優先基準やウルトラマンへの見解をめぐってしばしば衝突し、孤門側も彼女に撃たれる悪夢を見るなど非常に苦手としていた。しかし、自分の身は自分で守るよう戒めたり、残弾数を把握するよう助言したり、リコと死に別れ絶望する孤門に自分と同じように憎しみで戦うことを諭して奮起を促したりと、彼女なりに孤門の身を案じ、護ろうともしていた。孤門が闇を振り切って成長してからは、ビーストの脅威から人々を守ろうと強くなる姿に理解を示していく。憐編では溝呂木との決着をつけるための追跡任務に孤門の随行を進言するなど、対等な戦友としての関係が構築されていた。このころには初期の鉄面皮も薄れ、多少柔らかい態度、表情も見せている。
: 溝呂木から想いを寄せられていたが、本人には恋愛感情はなく、純粋に戦士として憧れと敬意を持っていた。その溝呂木がダークメフィストと一体化したことを知ってからは、強い殺意を抱いていた{{efn2|溝呂木がメフィストと一体化する直前に「俺がビーストに操られたら迷わず撃て」と言われており、その約束を果たそうとしていた。}}が、孤門やウルトラマンとの経験が彼女を次第に変え、Episode.32ではダークメフィスト(ツヴァイ)に致命傷を負わされた溝呂木に生きて罪を償うように諭している。
: Final Episodeで憐より光の力を受け継いで4番目のデュナミストとなったが、それこそがダークザギの計画であった。両親の殺害や溝呂木の裏切りも、彼女の心を憎悪で満たすために仕組まれたもの。正体を現し、真実を明かした上、「すべては道具だ」と言い切る石堀=ダークザギへの怒りと憎しみのままに変身したため、光は闇に転化して全てをダークザギに奪われてしまい、レーテの放つ闇に囚われた。だが、孤門に救われた際、彼を次の適能者へと選択。孤門がネクサスに変身し、ダークザギと決戦を行う様子を見届けた。「大丈夫。ウルトラマンは負けません」という発言が、彼女の大きな成長を端的に示している。1年後もナイトレイダー副隊長として行動。以前とは異なり、避難誘導を積極的に行っている。
:* 凪がダークザギに変身するかもしれないという案が出たため、「NEXUS-{{読み仮名|ROUGE|ルージュ}}」というマゼンタレッドとシャンパンゴールドをベースカラーとした凪がウルトラマンになったデザインが描かれている{{R|デザインワークス275}}。
:
; {{読み仮名|和倉 英輔|わくら えいすけ}}
: ナイトレイダーAユニットの隊長で、年齢34歳{{R|UPM vol.1716}}。現場叩き上げの軍人で、強い責任感と冷静な判断力、ビーストハンターとして優秀な戦闘能力を併せ持つ{{R|UPM vol.1716}}。
: 任務に対する忠実さだけでなく、しばしば苦悩する孤門を厳しくも温かく見守る優しさも持っている。また、凪に信頼を寄せると同時にビーストを徹底的に憎む彼女を危険視してもいる。溝呂木が闇に堕ちたことを引きずっており、孤門や凪が彼と同様に闇へ堕ちていくことを危惧していたが、孤門が闇を払い除けて帰ってくると信じ、期待に応えて孤門が闇を乗り越えたことで、自身のトラウマも解消された。当初はウルトラマンを危険視していたが、凪とは異なり孤門越しに信頼関係が成立しており、Episode.10では孤門に「お前の信じるウルトラマンを援護して見せろ」と激励している。姫矢の正体を知っても敵視せず「共に戦おう」と語りかけ、姫矢と溝呂木の最終決戦後、光の中に消え去った彼に対して敬礼を送った。また、後に溝呂木と再会したときには姫矢はどうなったと真っ先に訪ねている。
: 人命救助第一に考える孤門の影響を少なからず受けていたようで、温泉街の住民を囮に使ったミッションに憤慨して松永に食って掛かったり、TLT北米本部の記憶操作を批判したりしたこともある。特に前者は、松永に「あなたはそんなことを気にする人間ではなかったはず」と指摘されて押し黙っており、その変化を伺える。Episode.35では孤門の訴えを聞いて憐の救出に赴き、松永に対して憐への人体実験中止を要求。聞き入れられないことを知ると、実験室に強引に突入して拘束された憐を解放し、強奪したクロムチェスターで青葉ニュータウンへ逃亡するという、TLTへの反乱行為を指揮した。
: [[ニーチェ]]の言葉一節を引用して溝呂木を嗜めたり、[[ヨハネの黙示録]]の内容を把握しているなど、要所で文学に対する造詣も見せている。思慮深く、光とデュナミストの関係や、絆の在り方についても確たる考えをもっており、孤門や松永とのやりとりでも揺らぐことはない。
: Final Episodeで石堀が正体を現し、詩織が重傷を負ったのに続いて和倉も腕を撃たれたが、孤門と凪はレーテの闇の中にいたため、たった一人負傷を抱えながらクロムチェスターδを駆って出撃し奮戦。撃墜されかけたところを、孤門が変身したネクサスに助けられ(凪が変身する光景を目撃していたにもかかわらず、視線を合わせた際に変身者が孤門であることを察している)、凪と共に最終決戦を見守った。1年後もナイトレイダーの隊長を務めている。
:
; {{読み仮名|平木 詩織|ひらき しおり}}
: ナイトレイダーAユニットの女性隊員で、年齢25歳{{R|UPM vol.1716}}。入隊時の孤門の戦闘訓練の教官でもあった{{R|HMC76}}。
: 元婦人警察官で射撃技術に優れており、いつも明るくマイペースを崩さない、チームのムードメーカー的存在{{R|HMC76}}。ネイルケアが趣味で、待機中はおろか孤門の指導中でもマニキュアを塗っている{{efn2|後期OPでは、詩織の紹介場面でもマニキュアが小道具として使われている。}}。イライラするとマニキュアを引っかいて剥がす癖もある。
: Episode.01で「酔っ払いが大嫌い」と語っていたが、Episode.EXでその原因が警察官時代の同僚、高槻であることが語られる。高槻とは相思相愛の関係であり、警察官時代に共にビーストに襲われた際、告白を受けたが、MPによる記憶修正の影響で高槻の想いは自身の親友の秋子に向かい、知るのは記憶修正を受けていない詩織のみとなっていた。休暇中に遭遇したバグバズンブルードとの戦いの中で、すべてを思い出した高槻から再び告白を受けるが、秋子のために身を引き、職務に従い再度の彼の記憶修正を受け入れた。
: 石堀とは当初、ただの同僚といった関係であり、Episode.16では負傷した彼に辛辣な言動を見せていた。しかし、Episode.EXで彼に慰められた際には、涙を流しながら彼の胸の中に飛び込んだ。以降は彼と恋愛関係になり、呼び方も「いっしイッシー」に変わっている。Final Episodeでは本性を現した石堀からディバイドシューターを向けられるも、冗談だと思って笑うほどの信頼を寄せていた。その想いも虚しく至近距離から銃撃を受けてしまうが、1年後には無事ナイトレイダーに復帰している{{R|UPM vol.1716}}。
:* 凪がダークザギに変身するかもしれないという案が出たため、「NEXUS-{{読み仮名|ORANGE|オランジュ}}」というブラックとオレンジをベースカラーとした詩織がウルトラマンになったデザインが描かれている{{R|デザインワークス275}}。
:
; {{読み仮名|石堀 光彦|いしぼり みつひこ}}{{efn2|初期オープニングのクレジットでは「石'''掘'''光彦」と表記されていた。}}
: ナイトレイダーAユニットの隊員で、年齢29歳{{R|UPM vol.1716}}。アナライズ担当で、生物兵器や細菌などにも精通している{{R|UPM vol.1716}}。隊歴は副隊長の凪よりも長い。以前は東京都警に所属していた。
: 状況分析を担当し、有能ではあるが思慮深く決して前に出しゃばることなく任務をこなす、縁の下の力持ちタイプ{{R|HMC76}}。ハッカーとしても水準以上の能力を持ち、TLT北米本部から5年前の新宿大災害の隠された真相に迫るほどの腕を見せる。Episode.35では、一人コマンドルームに残って基地システムをジャックし、多数の一般隊員たちを相手に完璧なオペレートでナイトレイダーを誘導して、反乱を全員無傷で成功に導いている。孤門や詩織にとっては先輩ではあるが、先輩風を吹かせることなく2人と接していた。Episode.EXでは、失恋の悲嘆から無理に明るく振舞おうとする詩織の心中を察し、「我慢は身体に毒だぞ」と慰めの言葉をかけている。
: その正体はアンノウンハンド=ダークザギで、18年前に来訪者研究チームの一員である研究者・{{読み仮名|山岡 一|やまおか はじめ}}の体を奪い、さらに石堀光彦という別人の戸籍を乗っ取っていた。山岡の肉体にダークザギの情報を含んだビースト因子が憑依した後、デュナミストの素質があった凪に憎しみを植え付けるべく彼女の母親目前で波を惨殺する。そして山岡の知人全員の記憶を操作して石堀としてナイトレイダーに入隊し、溝呂木を洗脳しリコを傀儡化。最終的にはTLTすら利用して本来の姿と力を取り戻すために暗躍していた。なお、前半はビーストの指揮権を溝呂木やリコに一任していたのか、危うく殺されかかる状況に陥ったこともある(その時点で自らに襲い掛かるビーストの制御が出来るのかは不明)。
: Final Episodeにおいて、凪にネクサスの光が受け継がれたのを機に本性を現す。詩織を躊躇なく撃ち、孤門や凪の攻撃を軽くいなしてレーテの前に彼らをおびき寄せる。そして凪に母親を殺害したことを告白し、彼女を怒りのままに変身させてその光を闇に変換して吸収、ダークザギとして豹変し、復活を遂げた。石堀の姿でも衝撃波や銃弾を素手で防ぐなど、特殊能力を使用している。デュナミストおよびその候補をリストに纏めており{{efn2|姫矢の番号はF21、リコの番号はG05、溝呂木の番号はK49、三沢の番号はK13、憐の番号はB12、孤門の番号はC57、凪の番号はE32。}}、孤門のことも警戒し、傀儡化もしくは葬ろうとしたが、最終的にはデュナミストになった孤門がノアに変身したことで、自身が敗れ去ることになり死亡した。
 
: 元は東都日報に属していたフリーのカメラマン{{R|UPM vol.1719}}。新人のころは正義感と野心の強い熱血青年で社会の不正を暴いていくが、人間の欲望などの負の感情に触れていくうちに人間不信となり、人間が生きる意味を探すため、自分を追い込むように外国の紛争地帯の戦場に飛び込む{{R|UPM vol.1719}}。戦場で負傷した際に現地の少女セラに救われ、辛い環境にもめげずに明るく生きる彼女と暮らすうちに、彼女を妹のように思うようになる。しかし、再び戦闘が始まったことで彼女の制止も振り切り、戦場へと向かい、その惨状を写真に納めている最中、自分を心配して追ってきたセラが目の前で爆死するという事態に直面、心に深い傷を負う。さらに帰国後、皮肉にもこの写真が大々的に評価されてしまい、より彼を苦しめる結果になってしまう。
: その後はただ無目的に世界中を放浪する日々を送っていたが、夢の中でセラに導かれてネクサスの遺跡の神殿跡に辿り着き、ネクサスと一体化してスペースビーストと戦うことになる{{R|UPM vol.1719}}。孤門と出会い、彼を何度も助け、時には自身も助けられたことで良き戦友になっていった。リコを喪った孤門に過去の自分を重ね、孤門に「過去は変えられないが、未来は変えられるかもしれない」と告げた。戦いのたびに心身共に疲弊していき、遂にEpisode.19以降は戦闘はおろか変身さえも困難な状況になった。常に自分がなぜ選ばれたかを自問していたが、自らが人類のために戦い、傷つき、そして死んでいくことこそが、「人々が死ぬ瞬間ばかり撮っていたこと」「人々を救えなかったこと」への贖罪になると考え、ダークファウストやダークメフィストといった闇の巨人、ビーストと孤独に戦った。
: Episode.24でクトゥーラに敗れ、光の力を全て奪われそうになるが、精神世界でセラと再会。彼女の言葉で光の真の意味に気付き、過去のトラウマも乗り越え復活。孤門のウルティメイトバニッシャーにより力を回復し、ダークメフィストとの最終決戦に挑む。両者の光線がぶつかっ衝突して対消滅を起こし爆炎閃光の中に飛び込込まれ、メフィストに最後の一撃を加える。孤門に「光は絆だ。誰かに受け継がれ、再び輝く」と言い残して溝呂木と共に姿を消し、生死不明となった。Final Episodeではダークザギと戦う孤門を光の中から激励し、「立て孤門!お前は絶望の淵から何度も立ち上がった!だから俺も戦えた!」と告げた。1年後には新宿に無事な姿を現し、ナイトレイダーを見守る様子が描かれている。
: 劇中では語られていないが、放浪していた時期、アメリカで偶然にも憐を見つけ、見ず知らずの彼に自分と似たような孤独を感じ、ファインダーを向けたという裏設定が存在する。姫矢が憐を見たのはこの時が最初で最後だが、その一瞬で彼自身も気付かないうちに憐を次の適能者へと選択していた。
: 漫画『ウルトラマン THE NEXT』にも僅かながら登場。ウルトラマンの名を与えられたネクストのニュースを見ていた。
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; {{読み仮名|千樹 憐|せんじゅ れん}}
: Episode.26より登場した、姫矢に続く3番目のデュナミスト。アメリカの[[ダラス]]出身で、現在は遊園地の楽屋に住み込み、レストランでアルバイトをしている年齢17歳の少年{{R|UPM vol.1722}}。
: 明るく人懐っこい性格で、天衣無縫で頭脳明晰{{R|UPM vol.1722}}。光の力を受け継ぎ、ウルトラマンネクサスとなって戦うことになり、前任である姫矢の戦友の孤門や監視役として派遣された瑞生と心を通わせていった。孤門には自分のことを秘密にするよう約束させながら、瑞生にはまた会いに来てほしいから自分のことを全部報告してもいいと告げるなど、意外にちゃっかりしている。
: 実は、TLT北米本部配下の極秘組織アカデミーによってプロメテウス・プロジェクトにより、優秀な遺伝子情報の優秀な部分のみを遺伝子操作によって組み合わせてできた遺伝子情報を基に生みだされたハイブリッド新生児(デザイナー・チャイルド)プロメテの子の1人で、吉良沢とはルームメイトだったこともある{{R|UPM vol.1722}}。海洋学者を志していたが、遺伝子操作上のミスで寿命を決める遺伝子に致命的なディフェクトを持っているため、16歳から17歳を境に一気に全身の細胞が[[アポトーシス]]を起こして死亡する。これはラファエルという特効薬がなければ治らず、余命は残り少ない。プロメテの子の施設にいたときには、待てど暮らせど実らない治療のために、スタッフなど他人の人生を巻き込んで消えていくだけの自分の命と時間に価値を見出ずにいた。そして、ラファエルの開発中止を受けて、せめて誰も自分を知らない土地で、したいことをしながら死んでいきたいと考え失踪、今に至る。
: 自分の命に最後の価値を与えてくれた光に感謝し、どうせもうすぐ死ぬのだからいつ死んでもいい、必死で戦っている間は自分のことを忘れていられるという、投げやりな考えのもと、戦いの中でも自身に降りかかる危険などを無視して人を救うなど捨身の攻撃が目立っていた{{R|UPM vol.1722}}。だが、Episode.35での凪の言葉で「生きるための戦い」を見出し(これにより彼女を次の適能者へと選択した)、バリアを使うなど自分の身を案じる戦いをするようになる。Episode.36では瑞生から「もうすぐ死ぬとしても、それまでの時間と思い出は、確かに残る大切なもの」ということを教えられ、プロメテの子たちがラファエル開発に成功したという連絡を受けて、人と人との絆が持つ力を目の当たりにする。さらに、孤門からウルトラマンの光を手にした姫矢のことと「光は受け継がれていく希望」という話を聞かされて、親もなく子を成す時間もない自分も、受け継ぎ、渡す流れの中にいたことに気づき、生きて光を繋げることを決意する。
: ディフェクトによる寿命はもとより、ウルトラマンとしての壮絶な連戦とそれに対する無茶な戦い方の弊害、松永による人体実験も相まって、その身体は急速に弱っていき、快活に自転車を走らせていた初登場のEpisode.26から、ものの10エピソードも経ぬうちに、肩を借りてやっと立てる状態にまで衰弱していく。心身ともにいよいよ先が危ぶまれるEpisode.36で、漸くラファエル完成の報を受けるが、同時に最強のビースト、[[スペースビースト#イズマエル|イズマエル]]が出現する。孤門や吉良沢、瑞生にはラファエルによる治療を優先するよう言われるが、「俺は俺の光を走りきる」と振り切り、最後の戦いに臨む。吉良沢の激励や孤門の言葉を胸に死闘を征し、感謝の言葉とともにネクサスと分離。勝利のVサインを見せながら、彼の兄弟であり友人でもあるプロメテの子たちや、海本隼人が完成させた、ラファエルの待つ病院へ運ばれて生還する。Final Episodeでは姫矢と同様、ダークザギと戦う孤門を光の中から応援。「負けるな孤門!俺も孤門のおかげで、最後まで戦えた!ウルトラマンとして!」と告げた。1年後にも無事に生存している姿が描かれている。
: 第3のデュナミストこと千樹憐とは同じプロメテの子であり、本来の志望は鳥類学者だった。憐からは「優」と呼ばれており、施設の寮にいたときに一カ月ほど同室だった。憐にもらった[[タカラガイ]]の貝殻を「共に過ごした証」として、TLTに入った後にも持ち続けている。これは、学生時代、無断外出して海を見に行った憐が、海までたどり着けない運命を予知していた吉良沢に、連れ戻され際に手渡したもので、彼が海に辿り着いたこと、即ち「運命と未来は変えられることの証」となっている。憐が適応者となった後にはテレパシーでコンタクトを通わせることもある。
: 任務のために私情は捨てており、対ビースト用の抗体を開発すべく、多少の犠牲やリスクを構わない素振りを見せる。しかし、憐がデュナミストになってからは変化が生じ始め、憐の覚悟を受け止めつつも、その身を案じ、非情に徹しきれない部分も現れ始める。それにより、憐がプロメテの子だと知った孤門に短命以外の情報を教えたり、憐への実験を敢行した松永に冷たい表情と態度であたり、憐救出に加担したナイトレイダーに追撃命令を出そうとする松永に「今は拘束するよりも、対ビーストのための戦力として扱うべき」と進言する形で憐を守り、その後に憐がビーストを撃破した際には声を上げて喜ぶなど、感情を露にするようになった。ラファエルが完成したことを知った際には憐に戦闘を止め、ラファエルによる治療を受けるように告げるが、憐はイズマエルを倒すことを優先。窮地に陥った憐に「光を信じろ」とテレパシーを送り、憐を立ち上がらせた。Final Episodeではレーテに侵入した石堀ことダークザギを阻止しようとするが失敗。レーテの崩壊を見届けた後、消耗した身体でナイトレイダーコマンドルームに辿り着くと、「ウルトラマンが勝てば、運命を変えられるかもしれない」と語り、ダークザギと戦うネクサスを松永と共に見守った。
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; {{読み仮名|松永 要一郎|まつなが よういちろう}}
: TLT-Jの管理官{{R|UPM vol.1714}}。元内閣情報調査室次長補佐{{R|UPM vol.1714}}。年齢45歳。
: 直後に寿命が短いと判明した憐を拘束し、彼への人体実験を敢行。実験中止を要求するナイトレイダーの一同に対しては、「デュナミストは光の入れ物に過ぎない」と断じ、ウルトラマンの光を兵器として利用することの有用性を解いた。しかし、その言動はかえって周囲の反感を買われ、反乱を起こしたナイトレイダーによって憐は解放され、吉良沢の横槍でナイトレイダー追撃も断念するという結果に終わった。
: Final Episodeではダークザギの力に戦慄し「地球は来訪者の星と同じ運命を辿る」と諦めかけるが、吉良沢の言葉でネクサスの勝利を信じ、彼と共に戦いを見守った。
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; {{読み仮名|水原 沙羅|みずはら さら}}
: 『ULTRAMAN』で最初のデュナミストである真木舜一と行動をともにした人物。元BCST化学担当官。年齢32歳。ビースト・ザ・ワンに心身を乗っ取られた有働貴文の元婚約者でもある。プロメテウス・プロジェクトの責任者であり、再来するビーストに備えて海本隼人にかわる超能力者を生み出そうとしていた。しかし迫り来るビーストに備える必要性からビースト対策を最優先して、ラファエル開発の中断命令を出す。任務と目的のために他者を切り捨てる冷徹な言動を見せるが、実際は憐たちのことを心配し、海本やプロメテの子たちが極秘にラファエルの開発を続けていたのを知りつつ黙認したり、凪の「憎しみこそ力」という主張をウルトラマンを引き合いに出しつつ否定するなど、厳しいだけではない一面を持っており、海本からも同名の聖人[[サラ]]のような存在と評価されている。
: 北米本部から査察官として来日し、TLTに不審を抱いたナイトレイダーに新宿大災害の真相や、レーテとメモレイサーの仕組み、ビーストの生態を説明。海本と言葉を交わした後、憐を思いやる孤門や吉良沢、海本をはじめとしたプロメテの子たちと、その思いとともに戦い続けるウルトラマン=憐の姿を見て、自身の知るウルトラマン=真木と同じように、今戦っているウルトラマンと人間にも強い絆と想いがあることを確信。「アンノウンハンドが如何に強大であろうと、その想いを断ち切ることなどできはしない」と満足げな笑みを浮かべて海本に語り、フォートレスフリーダムを後にした。
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; {{読み仮名|海本 隼人|かいもと はやと}}
: TLT北米本部に所属する水原沙羅直属の部下。年齢30歳。寡黙で一見冷徹な人間に見えるが、実際は憐のことを心配している。しかし変装奇妙な仮面とフードで顔を隠して憐の病状から見守監視するという奇行を行っていたため、かえって憐や瑞生たちを不安にさせてもいた。1991年、コロラド州の研究施設にて最初に来訪者との正確なコンタクトを取ったクラスAの超能力者であり、幼少時より彼らとコンタクトをとり続けている。プロメテウス・プロジェクトにおいて憐の遺伝子情報の基となった遺伝子情報の持ち主でもあり{{R|UPM vol.1714}}、そのため、プロメテの子たちは自身の子供たちともうべき存在。吉良沢からは「海本先生」と呼ばれている。ラファエルの完成を知り、憐に伝えようとするが、アンノウンハンドに襲撃されてしまう。しかし、アンノウンハンドがとどめを刺さなかったために、テレパシーで吉良沢に助けを求め、憐にラファエルが完成したことを伝えることに成功し、自身も一命を取留めた。眠っている間に幼少時の夢を見たことから、意識を取り戻した後、石堀の正体に辿り着く。
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; {{読み仮名|東郷|とうごう}}
: TLT-Jの幹部で指揮官の、相馬や小柳たちよりも線格上の。TLT-J査問会でナイトレイダーを問いただし、新宿大災害やレーテに言及する松永を叱責、警告するなど、劇中では専ら松永とのやり取りが多かった。Final Episodeではダークザギの新宿襲撃と世界各地のスペースビースト出現に恐怖し、頭を抱え込んでいた。
 
=== メモリーポリス(MP)===
: 姫矢編では里奈の件でMPに疑問を持つ孤門にビーストの記憶に苦しめられる被害者を見せ、その記憶を修正することで被害者の救済としての側面をみせる。後半は、真相をつかみ、公表しようとする根来と真相を世間に知らせまいとする彼女率いるMPとの戦いが展開されたがEpisode.25でついに確保。信念をぶつかり合わせた後、彼の記憶を修正した。
: 憐編では、若者をいいように使う松永の行動に疑問を持つが、彼の娘、葉月と言葉を交わしたことで、松永の行動の裏にある想いを知り、葉月に「あなたの父は立派な方」と諭す。その後、松永親子の話の一部始終を聞いたあと、松永を慮りながらも葉月の記憶を修正した。Final Episodeではネクサスを応援する人々を見て、安堵の表情を浮かべながらメモレイサーを閉じた。
:
; {{読み仮名|三沢 広之|みさわ ひろゆき}}
: メモリーポリスの一員で首藤の右腕であり、常に彼女の傍に控えている。Episode.11ではリコを心配する孤門に彼女の住所を教えた首藤を案じる言葉をかけている。Episode.16では理子を巻き込んだ件で薫に罵られたトラウマからノスフェルを撃てず凪に糾弾されて一時的に戦列を離れた孤門を追跡したが根来に妨害され逃げられてしまう。そしてEpisode.32ではTLTを脱走した溝呂木を追跡中に突然アンノウンハンドの闇に飲み込まれ、悲鳴を上げ、第3の闇の巨人'''ダークメフィスト(ツヴァイ)'''に変貌{{R|UPM vol.1723}}。背後からダークエボルバーで溝呂木を撃ち、「溝呂木眞也...そいつの役目は終わった。これからは、俺が奴に代わって、この世界を闇に塗り込める」と宣言する。憐が変身したジュネッスブルーを追い詰め、溝呂木の変身したダークメフィストと戦って形勢が逆転した直後に致命傷を負わせるも、メフィストに掴まれ、最期はジュネッスブルーのアローレイ・シュトロームによって悲鳴と同時に消滅。リコや溝呂木とは異なり、人間体に戻ることなく死亡した。
:* {{要出典範囲|三沢を演じた竹内義人は石堀光彦役のオーディションにも参加していた。|date=2021年11月}}
:
; {{読み仮名|野々宮 瑞生|ののみや みずお}}
: Episode.25から登場したメモリーポリスの一員。年齢20歳。
=== ナイトレイダーやデュナミストの関係者 ===
; {{読み仮名|斎田 リコ|さいだ リコ}}
: 孤門一輝の恋人。美大生であり、卒業制作のテーマである「家族の象徴肖像の絵探す描くため、動物の家族を見るために動物園に通っている{{R|UPM vol.1723}}。半年前、動物ではなく家族や子どもたちを暖かく見守る孤門に興味を覚え、幼少時のトラウマからレスキュー活動を満足にこなせないでいることから退職を考えていた孤門を励まし、恋仲になっていった。ナイトレイダーの訓練期間を終えた孤門に鳥をモチーフとした手作りのお守り「ガンバルクイナ君」{{R|UPM vol.1715}}をプレゼントするなど、レスキュー隊員時代以上に悩む孤門を支えていく。しかし、ネクサス対ラフレイアとファウストの第1ラウンドの後、知らぬ間にミッションエリアで負傷して倒れていたのを皮切りにビースト事件に巻き込まれる。孤門に出会った日のことを思い出せないなどの記憶の欠落から、徐々に自分自身に対する不信感と恐怖感を覚え、孤門や家族に縋ろうとし、Episode.10では孤門とキスを交わすが、一向にその心中は晴れなかった。
: 続くEpisode.11・12にて、実は孤門と初めて会話したその晩に家族をノスフェルに、自身も溝呂木に殺されており、それ以降は溝呂木の操り人形=ダークファウストとなって、自覚の無いままネクサスやナイトレイダーと死闘を繰り広げていたことが判明した。彼女と会話していた家族の姿は全て幻覚であり、部屋には彼女が「家族の肖像」として描いていたはずの絵が、不気味なビーストの絵となって、ばら撒かれているだけであった。
: 溝呂木に正体を明かされて絶望し、ダークファウストに変身して姫矢が変身したネクサスと戦うが、最後は孤門の叫びで僅かにリコとしての意識を取り戻し、ノスフェルの攻撃より孤門とネクサスを庇って致命傷を負う。死の間際、孤門との出会いが自身と家族の命を奪ったと知ってなお、「後悔してないよ。出会ったこと」と語り、彼の腕の中で光になって消滅した。
: 彼女の死後、孤門は苦悩の日々を送り、リコの幻影を利用する溝呂木の手で闇に飲まれそうになるが、形見となったガンバルクイナ君とそこに繋がるリコとの絆が作り出した光を通じて孤門は立ち直った。ガンバルクイナ君はこの後、Episode.24で決心を固める孤門の手の中にも登場する。
: Final Episodeではダークザギを倒したウルトラマンノアこと孤門の心の中に幻として現れ、彼を信じていたことを笑顔で告げた。
:
; {{読み仮名|溝呂木 眞也|みぞろぎ しんや}}
: Episode.11から登場した、元ナイトレイダーAユニット副隊長。年齢32歳{{R|UPM vol.1723}}。
: Episode.32で松永による人体実験の反動で記憶が蘇るがそれと同時に自分もまたアンノウンハンドの操り人形だったことに気づき改心する。自分のしたことへの償い(山邑理子への謝罪)をしようとするが、闇の力を手にした三沢により背後からダークエボルバーで撃たれて負傷するが、憐が変身したネクサスがツヴァイに苦戦する中、光の力でダークメフィストに変身してジュネッスブルーに加勢しダークメフィスト(ツヴァイ)と戦い、三沢の暴走を止め、最初は有利だったが次第に追い詰められ、致命傷を負わされるもダークメフィスト(ツヴァイ)を抑え我が身を犠牲にして勝利をもたらす。人間体に戻った後、アンノウンハンドが凪たちのすぐ近くにいることを警告し、償うなら人間として生きるべきだと凪に諭されるが静かに息を引き取った{{efn2|溝呂木役の[[俊藤光利]]によれば、Episode.32にはコートをなびかせながら凪を見つめるカットなど削られた場面がかなり存在するという{{R|ヒーローピクトリアルVol.2-41}}。}}。
:* 溝呂木を演じた俊藤光利は姫矢准役のオーディションにも参加していた{{R|ヒーローピクトリアルVol.2-40}}。
:
; セラ
: 姫矢が争中の東南アジア某国での取材中に出会った孤児の少女。戦争で親兄弟を失い、村に水を運ぶことで食料を手に入れる生活を送っていた。重傷を負った姫矢を助けたことで彼と心を通わせるようになり、兄のように慕う。彼を心配して戦地まで追い掛け、砲撃に巻き込まれて姫矢の目の前で爆死してしまう。この出来事は姫矢の心に大きなトラウマを残すことになった。その後、姫矢の夢の中で彼をネクサスの遺跡へ導いた。Episode.24で光の持つ意味と姫矢への感謝の言葉を告げ、彼の前から消えていった。また、姫矢は知らないが、セラの写真は小学生の女の子の心も動かし「生きていることの素晴らしさに気付きました」と書いた手紙も送られていた。
:
; {{読み仮名|根来 甚蔵|ねごろ じんぞう}}
: 姫矢と旧知の仲のフリージャーナリスト。年齢37歳。かなり向こう見ずだが姫矢の良き理解者であり、ジャーナリストならではの勘働きでビーストやTLTの存在を感じ取り、調査をしようとする。やり方は乱暴でやや危ういが、強い正義感を持って行動している。記憶処理消去には否定的な考えを持っており、何度もMPに捕らわれそうになりながらも逃げ延びる。特段の身体能力や権限を持たない一般人であるにもかかわらず自力で真実に迫り、Episode.20で保呂草の写真からスペースビーストの存在を突き止める。そしてEpisode.23で姫矢がネクサスに変身する光景を目撃し、遂に真実を掴んだ。しかしEpisode.25でMPに捕まり記憶を消去されてしまう。同じように記憶消去された佐久田との会話で、姫矢の撮った戦場の写真が多くの人の心を動かしたことを改めて知る。
:
; {{読み仮名|佐久田 恵|さくた めぐみ}}
: 姫矢が勤めていた東都日報の女性記者で姫矢の先輩。年齢32歳。根来の調査に巻き込まれる形でビーストと関わりを持ち、さらには失踪して安否を気遣っていた姫矢と再会をする。姫矢のことで新聞社に尋ねてきた孤門に姫矢の過去を教える。姫矢の弱点として溝呂木に誘拐され、終焉の地=異形の海で彼の最後の戦いを目撃することになる。その戦いの後、MPに記憶を消されてしまう。同じように記憶を消去された根来を呼び出し、姫矢が撮った戦場の写真と編集部に寄せられた手紙を見せ、想いを馳せた。
:
; {{読み仮名|針巣 直市|はりす なおいち}}
: 遊園地内レストランのマスター。年齢62歳。放浪中の憐と出会い、彼を住み込みのスタッフとして雇い入れる。人情味にあふれ憐たちの信望も厚い好人物であり、40年も勤続しているベテラン。憐たちからは「ハリス」と呼ばれている。
:
; {{読み仮名|尾白 高志|おじろ たかし}}
: 憐のアルバイト仲間で彼の親友である高校生。年齢17歳。向こう見ずで陽性な性格。実家が工務店である大工仕事が得意なため憐の部屋の修理や内装を行っている。憐が普通の17歳の少年ではなく、なにか重い物を背負っていることを漠然と感じ取っており、心配している。あまり化学の成績は良くないらしく、補習を心配する発言をしている。
:* 放送短縮決定前の予定では、尾白をメインとしたエピソードが予定されていた{{R|特秘3149}}。
:* アニメ『[[SSSS.DYNAZENON]]』第7回には尾白の着ていた着ぐるみが登場している{{Sfn|別冊DYNA|2021|p=10|loc=「-第7回- 集まった意味って、なに?」}}。
=== ゲストキャラクター ===
; {{読み仮名|杉山 里奈|すぎやま りな}}
: Episode.07・08に登場する少女。年齢6歳。拾った子犬を元のところに戻すように親に言われ、途方に暮れて迷い込んだ廃工場で[[スペースビースト#バグバズン|バグバズン]]に襲われるが、孤門と凪に救出された。事件解決後にMPメモリーポリスによって記憶を消されており、尋ねに来た孤門のことも覚えておらず、自身の名前を知る彼を警戒していた。
:
; ハヤテ / {{読み仮名|蘭丸|らんまる}}
: 里奈が拾った子犬。孤門が昔観ていたアニメに出てきた犬の名前からとって「ハヤテ」と名付けられる。里奈が記憶処理消去を施された後は飼う許可が得られたらしく、母親によって「蘭丸らんまる」と名付けられた。
:
; {{読み仮名|斎田|さいだ}}
: Episode.04・11・12に登場。斎田リコの父親。年齢50歳。孤門には会ったことはないが、「人を助ける仕事を誇りに感じる」と高く評価している。ただし、実際にはリコが孤門と出逢ったその日に、[[スペースビースト#ノスフェル|ノスフェル]]に襲われた妻と息子を助けようとして殺害されており、劇中での彼らの言動や一家団欒の食事の光景はリコの幻覚に過ぎなかった。なお、リコの家族では彼だけ、下の名前を与えられなかった。
:
; {{読み仮名|斎田 典子|さいだ のりこ}}
: Episode.04・11・12に登場。斎田リコの母親。年齢47歳。ノスフェルから逃げ出そうとするも転倒した直後に殺害される。
:
; {{読み仮名|斎田 隆|さいだ たかし}}
: Episode.04・11・12に登場。斎田リコの弟で高校生。年齢18歳。ノスフェルに襲われた際、転倒した母を助けに戻るが、母と共に殺害される。
:
; {{読み仮名|山邑 理子|やまむら りこ}}
: Episode.13・14・29に登場。リコを失った孤門が遊園地で出会った少女。幸せな家族だったが、溝呂木の操るノスフェルにより両親は殺されて[[スペースビースト#ビーストヒューマン|ビーストヒューマン]]に変えられ、諸共にノスフェルの眉間の瘤に取り閉じめられる。その後、事情を知らない孤門の攻撃でノスフェルが爆死したため、彼女も重傷を負ってしまう。
: 瑞生の手で記憶を処理されるが、ノスフェルの細胞の影響で不具合が生じ、両親がビーストヒューマンと化したことやてからの記憶が消去されず、ナイトレイダーの攻撃を受けたこと以前の大半の記憶を喪失。当時の事件の絵ばかり描くようになり、半ば夢遊状態で彷徨うようにもなってしまった。パンピーラ事件において、記憶喪失の溝呂木と出会うが、溝呂木を拿捕しようとするホワイトスイーパーや、バンピーラからの逃避行を繰り広げることになる。もう一度ビーストと遭遇し、記憶処理を行えば完全な廃人になってしまう恐れがあったが、ネクサスとバンピーラの戦いをメタフィールド越しでも感じ取り、パンピーラが消滅すると同時に両親の記憶を取り戻す。
:
; {{読み仮名|山邑 薫|やまむら かおる}}
: Episode.13・14・29に登場。山邑理子の兄であり、妹思いである。理子がノスフェルの眉間に捕らわれている映像とそれを撃つ孤門の姿をダークメフィストのテレパシーで送られたことから、孤門を激しく憎悪するが、記憶操作でその時の記憶は消された。Episode.29に登場したときは、記憶喪失状態の妹を心配しつつも多少持て余していた。再会した孤門から「理子ちゃんは必ず助け出す」と告げられた。記憶をなくしても違和感だけは覚えていたのか、この際は意味深長な表情で妹を託している。
:
; {{読み仮名|山邑 博|やまむら ひろし}}、{{読み仮名|山邑 涼子|やまむら りょうこ}}
: Episode.13・14に登場。山邑薫、理子兄妹の父母。ノスフェルに殺され、その眷属であるビーストヒューマンに変えられた。ある程度生前の時の記憶を持っていた。Episode.29では回想シーン(新規撮影)に登場。
:
; {{読み仮名|山邑 理美|やまむら さとみ}}
: Episode.29に登場。山邑兄妹が引き取られた親戚の家の娘で中学生。2人の従姉にあたる。2人にとって文字通り姉のような存在。
:
; {{読み仮名|保呂草|ほろくさ}}
: Episode.19・20(20は回想場面でのみ)に登場。年齢28歳。未だ芽の出ないカメラマンだが、姫矢が撮ったセラの最後の写真に感動して彼を目標としている。ビーストを目撃し、直前で保護していた姫矢のこともあって危険を顧みず撮影を行い、[[スペースビースト#ゴルゴレム|ゴルゴレム]]に捕食される。メモリーポリスにより、酔っ払って崖からたと死因を改竄された。
: 死後、彼のゴルゴレムとチェスターの映像写真は根来に強奪され、新聞の一面を飾るが、MPの「同じタイミングで他紙の一面に河童などの与太記事を掲載してその中に埋もれさせる」という対策で貶められてしまう。
:
; {{読み仮名|潤平|じゅんぺい}}
: Episode.19・20に登場。保呂草の助手アシスタントを務めている。年齢23歳。よく保呂草に怒鳴られていた。保呂草が死亡したその時の記憶を改竄されるも、彼の写真に対する情熱と思いを受け継いだ。
:
; {{読み仮名|七夏|ななか}}
: Episode.19・20に登場。グラビアモデルであり、飯山温泉でのポートレートの撮影中に飛行するストーンフリューゲルを目撃する。年齢20歳。現在の仕事に不満を持ち、辞めたがっていたが、記憶を改竄されつつも保呂草の熱意までは消されず、仕事への熱意を取り戻す。
:
; {{読み仮名|山田 太一郎|やまだ たいちろう}}
: Episode.21〜23に登場。民間のUFO研究機関「世界UFO研究家三人組所」のリーダー格。年齢5051歳。とある街角にある古びたアパートの一室で下らない与太話をしていると思われているが、それはカモフラージュで実際はビーストに関する詳細な知識を有しており、シャノンの[[情報理論]]に基づいてビースト事件の公開究明しようとしていた。保呂草が命を犠牲にしてまで撮影したゴルゴレムの写真を公開したことで、メモリーポリスに追われる根来に接触、保護する。山田の名前は、実は偽名であり、その正体は元[[連邦捜査局|FBI]]捜査官のウェイン・チャン。元同僚であった[[サイコメトリー|サイコメトラー]]のアラン・K・クドーが来訪者との交信者に選ばれたことで行方不明となったため、その消息を絶っていた。
:
; {{読み仮名|青野 康|あおの やすし}}
: Episode.21〜23に登場。自称「世界UFO研究家三人組所」の一人。年齢25歳。派手なシャツを着ている。コンピューターが得意で、ネットを通じて根来のスクープを配信した
:
; {{読み仮名|広川 武雄|ひろかわ たけお}}
: Episode.21〜23に登場。自称「世界UFO研究家三人組所」の一人。年齢36歳。髪をオールバックにしたスーツ姿の男性。ゲマトリア解釈法でビースト事件に隠された暗号を分析した
:
; {{読み仮名|松永 葉月|まつなが はづき}}
: Episode.33・34に登場。松永管理官の娘。年齢18歳。行き違いの多い父親との諍いから、彼の持っていたファイル資料に記録されていた憐について興味を持つ。[[スペースビースト#メガフラシ|メガフラシ]]との戦いの中で憐と瑞生を通じて父親の仕事を知り、ついに和解するが、その時の記憶は消されてしまった。
:
; {{読み仮名|高槻 茂樹|たかつき しげき}}
: Episode.EXに登場。平木詩織の元同僚で現役警察官。年齢32歳。お調子者で詩織が酔っぱらいを嫌いになった元凶。かつて詩織に告白しようとしていたが、その日にビーストと遭遇し、記憶を消されてしまった。その後、[[スペースビースト#バグバズンブルード|バグバズンブルード]]に遭遇したことで記憶を取り戻し、憐たちと共に事件の解決に尽力、詩織への恋愛感情をも思い出すが、事件解決後に再び記憶を消されてしまう。
: 秋子を思いやる高槻の男気には憐も感じ入るものがあったようで、ネクサスが高槻の望んだ方法でバグバズンブルードとバグバズングローラーに止めをさすことになるきっかけとなった。
:
; {{読み仮名|表 秋子|おもて あきこ}}
: Episode.EXに登場。平木詩織の元同僚で親友。年齢28歳。詩織からの通称は「アコ」で、高槻にプロポーズされ、記憶を消去される前の高槻がプロポーズしようとしていた詩織に嬉々として語った。しかし、その直後、バグバズンブルードに拉致されてしまう。最終的には無事に救出され、高槻と結婚出来た模様。
デュナミスト自身の力を解放してアンファンスから二段変身した戦闘形態{{R|UPM vol.1711}}。姫矢准の変身するジュネッスは赤や黒の比率が多く、力強く堅実な戦い方が特徴。戦闘用亜空間'''メタフィールド'''を展開して現実世界と隔離することで、周りの世界に被害を与えたりすることなく、本来の力を発揮して戦える{{R|HMC76}}。生体甲冑を形成する胸部には'''コアゲージ'''が現れ、メタフィールド内での3分間という限られた活動時間のタイムリミットを刻み、さらに生命の危機に至るほどの衰弱時にはエナジーコアも点滅する。最終話では孤門もこの形態に変身した。
 
* デザインモチーフは上級武士の着る裃袴<ref>DVD『ウルトラマンネクサス』Volume2 作品解説書より。</ref>であり、肩には鎧の肩当てのような板状のアーマが存在する。
* 名前の由来はフランス語で成年期を意味する「junis」から{{Sfn|ネクサス&マックス|2006|p=40}}。
 
==== 必殺技(ジュネッス) ====
; フェーズシフトウエーブ{{R|UPM vol.1711}}(Episode.03・04・06・07・09 - 13・17・19・20・26 - 31・EX)
: ジュネッス、ジュネッスブルー共通の位相を光の波紋で褶曲させてメタフィールドを展開する光線。基本的に展開時は黄金の光が滝のように降り注ぎ、地表からは水泡のような光が立ち昇る現象を起こす。メタフィールドの外殻はウルトラマンの身体を構成する物質の組成と同じであり、ウルトラマンの身体そのものから作り出されている。デュナミストの体にダメージが蓄積しすぎると使えなくなる。基本的にビーストを隔離し殲滅するためにメタフィールドを展開するが、メタフィールドはビーストの力を抑え自身も本来の力で戦える機能も持つ。Episode.EXでは、憐の姿から変身と同時にメタフィールドを展開している。
: 毎回有利なフィールドで戦っているように見えるが、ダークファウストのダークフィールドに侵食されるなど、逆にピンチに陥ることも多い。また、Episode.32では構えた直後にダークメフィスト(ツヴァイ)に放たれたダークレイフェザーを回避したために、Episode.34ではメガフラシが既に侵食できない別位相を作り出したため、Episode.35では展開直前に背後からガルベロスの攻撃を受けたため、それぞれ不発に終わっている。
: どちらかと言えば、自己を有利にするよりもビーストの隔離・人命の保護などのために用いる面が強い。
; オーバーレイ・シュトローム{{R|UPM vol.1711}}(Episode.04・16・18・21・24・Final Episode)
: 両腕のアームドネクサスを前方で交差させた後、それを[[ガッツポーズ]]し、そしてV字型に伸ばし、両腕のアームドネクサスをL字型に組んだ状態で凄まじい光エネルギーの奔流を発射、敵を分子レベルで分解、消滅させるジュネッスの最強技{{R|ODF7}}。エネルギーの消耗が激しいため、1回の変身につき1発しか撃てない{{R|ODF7}}{{efn2|ただし、『[[劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!]]』ではクロスオーバーフォーメーションとなって2回目を発射している。}}。ペドレオン、ノスフェル(3度目)、ガルベロス(2度目)の他、ストライクバニッシャーの効かないゴルゴレムも倒した。Episode.19ではゴルゴレムに発射しようとしたが、ガルベロス(2度目)戦での負傷でひるんで不発に終わった。Episode.24ではメフィストのダークレイ・シュトロームに相殺され、Final Episodeではジュネッスに変化後すぐにダークザギに放つも寸前で耐え切られた。『決戦!ウルトラ10勇士!!』では[[ULTRA N PROJECT#ダークメフィスト(エタルダミー)| ダークメフィスト(エタルダミー)]]を倒し、さらには謎の時空城を破壊した。
: 従来の必殺光線と異なり、怪獣は爆発せず青い粒子にまで分解され、その粒子が空気中で消滅するという特徴を持つ<ref name="ODF84">{{Harvnb|ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE 84|2011|p=18|loc=「ペドレオン(グロース)の最期」}}</ref>(映画『ULTRAMAN』のザ・ワン消滅時に近いが、あちらは分解後粒子が消滅しない<ref name="ODF64">{{Harvnb|ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE 64|2010|p=22|loc=「残留細胞から新たなスペースビーストが誕生」}}</ref>)。ただし、『[[ウルトラマンX#映画|劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』にてスペースビーストでもウルティノイドでもない閻魔分身獣ツルギデマーガに使用した際には粒子分解されずに爆発した。
; コアインパルス{{R|UPM vol.1711}}(Episode.06・16)
: これもジュネッス専用。エナジーコアから強力なエネルギー光線を放射して敵を分子レベルで分解させる光線技。Episode.06でガルベロスを倒した他、Episode.16でダークメフィストに大ダメージを与えて撤退させた。書籍{{Full|date=2021年11月}}によっては凄まじい熱量を誇る光線であると解釈されている場合もある。
 
== TLT ==
'''T'''errestrial '''L'''iberation '''T'''rust (地球解放機構)の略称でティルトと読む。人類にとって脅威となる[[スペースビースト]]を極秘裏に撃退するため、国家の枠を越えて設立された、超法規的権限を持って人知れず活動する世界規模の組織で一般には非公然の特防衛機関{{R|HMC76|UPM vol.1714}}。スペースビーストの発見、調査、研究、捕獲もしくは殲滅などが主目的である{{R|UPM vol.1714}}。北米に本部を持つ。
 
当組織は極秘となっているため、TLTおよびウルトラマンネクサスやスペースビーストなどの関連などを知った一般人はメモリーポリスによって記憶を消去される。
 
=== フォートレスフリーダム ===
日本でのTLT組織「'''TLT-J'''」の一角を担う、TLT-J第3基地{{R|HMC76|UPM vol.1714}}。関東エリアのとある山間部の巨大ダムに偽装された湖底に建造された{{R|HMC76|UPM vol.1714}}。515名の隊員を擁するこの施設は東郷・相馬・小柳の3人の指揮官を長とし、関東エリアのビースト関連の事件に関する一切の権限が集約される。
 
基地内下層にはナイトレイダーのメンバーが常駐するコマンドルームが置かれ、ここにはブリーフィングスペースやブレイクスペース、出動時の装備が収めてあるロッカー、隊員たちをクロムチェスターのコクピットへ打ち上げるシューターユニットブースが完備されている。他にも基地内部には、クロムチェスター各機を収納したコンテナハンガーがある格納庫や発進ルート、メンテナンス工場などのメカ施設に、TLT作戦参謀・吉良沢が常駐し、ビースト殲滅作戦をナイトレイダーに伝達するCIC(Combat Information Center)、隊員たちの個室や射撃訓練場、会議室、研究室、留置場などが置かれ、さらに最深部にはTLT-J中央コントロールルームと大型記憶消去装置・レーテを保管していが鎮座する「SECTION-セクション0」が存在する。また、チェスター各機の3つの発進口はダムの壁面に偽装されており、出動時に展開する。
 
* 基地の外観であるダムには東宝ビルドに近かった[[宮ヶ瀬ダム]]が用いられている<ref>[https://twitter.com/hiro_mrym/status/7772477971238912 丸山浩2010年11月25日ツイート]</ref><ref>[https://twitter.com/hiro_mrym/status/7772633470869504 丸山浩2010年11月25日ツイート]</ref>{{R|デザインワークス275}}。
スペースビースト撃滅を目的としたTLT-Jの対スペースビースト要撃チーム{{R|HMC76|UPM vol.1714}}。正式名称は「TLT-J戦略特殊任務班」で、「ナイトレイダー」は通称。
 
極秘裏にスペースビーストを殲滅することが任務で、TLT内部や関係組織の精鋭メンバーが集められている{{R|UPM vol.1714}}。前述のようにその存在自体は極秘であるため、適性検査は一般的な検査を装って行われ、入隊が正式に決まっても、その存在を家族や恋人にすら伝えることは許されていない{{R|HMC76}}。本作品の主人公・孤門一輝が所属するのは「ナイトレイダーAユニット」である。設定上はAユニット以外にも複数のアナザーユニットが存在するとされているが、本編には登場せず、Episode.1817でのセリフやFinal Episodeの複数のクロムチェスター部隊で暗示されるのみとなっている。
 
==== 武器・装備 ====
:* デザインは酉澤安施が担当{{R|UPM vol.2830}}。
; パルスブレイガー{{R|UPM vol.1717}}
: ナイトレイダー隊員が左腕に装着する小型万能ユニット{{R|HMC124}}。データ分析や通信機能、索敵機能を備え{{R|HMC124}}、ナビゲーションシステムとしての運用も可能。威力は低いものの光線銃や電攻撃など攻撃用武器としても使える。冷却弾や火炎弾、麻酔弾といった特殊弾も存在し{{R|HMC124}}、前者はバグバズンを凍結させて動きを鈍らせた(後者は本編未登場)。
; NRメット{{R|UPM vol.1717}}
: 任務時に被る戦闘ヘルメットで、頭部保護や過酷な状況での行動に機能する。データリング機能や暗視スコープ機能も搭載し、クロムチェスター搭乗時にはバイザーが照準器となる。
:* デザインは酉澤安施が担当{{R|UPM vol.2830}}。
; ディバイトランチャー{{R|UPM vol.1717}}
: ナイトレイダーが出動する際に携行する対スペースビースト用大型分離銃砲。エネルギー弾を3つの銃口から射出して1点に集約することで1本の強力なビーム砲となる{{R|HMC124}}。通常はビーム砲形態だが、グリップとマルチトリガーを組み合わせることでハンドビームガン形態の'''ディバイトシューター'''、分割パーツを組み替えることでビームサブマシンガン形態の'''ディバイトガンナー'''にもなる{{Sfn|マガジンVOL.2|2021|p=41|loc=「スーパーメカニック大全 地上戦力・隊員装備編」}}{{R|HMC124}}。ディバイトシューターは威力は低いものの携帯性に優れ、ディバイトガンナーは連射力に長けている{{R|HMC124}}。運用に当たっては隊員それぞれの指紋認証登録が施されており、隊員以外の者は使えないようになっている(Episode.EX)。劇中ではクライン体のペドレオンやアラクネア、フログロスなどの小型ビーストを殲滅しており、大型ビーストにもダメージを与えることが可能。強化装甲弾、ナパーム弾の装填も可能であり、後者でバグバズンを殲滅している。吉良沢も石堀と対峙した際にディバイトシューターを使用した。
 
==== チェスターシリーズ ====
ナイトレイダーの主力戦闘機であるスペシャルマルチロールファイター{{R|UPM vol.1718}}で、メインカラーは青。クロムチェスター各機は垂直離着陸能力を持ち、オプチカムフラージュシステムで機体を消すことで、目的の隔離地域まで隠密に行動する{{R|UPM vol.1718}}。
 
* ウルトラシリーズのデザインなどを手掛けている野中剛は、ブロック換装方式など少しリアリティに欠けたギミックは、「ムゲンバイン」の影響下にあるものと推測している{{R|UPM vol.1734}}。
 
=== メモリーポリス ===
ビースト事件を世間から隠蔽するためのTLT-Jのチームで、通称・MP。リーダーは首藤沙耶。ビーストやウルトラマンを目撃した人々を保護し、その被害者から事件の記憶を'''メモレイサー'''と呼ばれる機器で消す{{R|UPM vol.1714}}。[[マスメディア]]に対しても強い影響力を持っているらしく、ビーストやナイトレイダーの写真が週刊誌に掲載された際には、他誌の一面に同様のゴシップ記事を掲載させるなどの撹乱工作も行っている。
 
「この世界には知らない方が幸せなこともあり、秩序維持を優先すべき」という理論と、恐怖を餌とするスペースビーストの発生防止が組織の存在理由である。それは同時にウルトラマンに助けられた記憶も消すことであり、ウルトラマンと人類との絆を奪ってしまうことにもなった。
: 第1のデュナミストは映画『ULTRAMAN』に登場しウルトラマン・ザ・ネクストに変身する真木舜一であり、本作品に登場するデュナミストはそれに続く2人目、3人目と呼ばれる。真木の消息については本作品では一切語られず、映画を流用した回想シーンのみに登場。『ウルトラマンX』にてXioの副隊長、橘さゆりがデュナミストに選ばれた。
; メタフィールド{{R|UPM vol.1711}}
: ウルトラマンネクサス(ジュネッス/ジュネッスブルー)がアームドネクサスの右部分から作り出す不連続時空。現実世界からは不可視の空間で、吉良沢が命名した。ここにスペースビーストを引き込むことでウルトラマンネクサスは本来の能力や戦闘力を最大限に発揮することができ、必殺技の威力も大幅に上がる。反面、ウルトラマンが自らの存在の一部を雲のように拡大させたもので、命を削って作りだしたため、形成できる時間は僅か3分間のみでタイムリミットを過ぎると回復不能なダメージを負ってデュナミストは死亡してしまう。スペースビーストの素粒子の存在率を阻害することで、χ粒子の発生率を減少させ、ビーストへのエネルギーの供給率を下げる効果がある。
: ダークファウスト登場以降は、ビーストを人々から隔離する目的で展開することがほとんどとなるが、デュナミストが衰弱するとメタフィールドを張る力も失われる。
: 赤土のような色合いの地面に発光する物質があり、空もオレンジがかったオーロラのような光が満ちている。
: 溝呂木眞也、三沢広之がダークメフィストに変身する際に用いるアイテム。ネクサスのエボルトラスターと同様にダークメフィストの暗黒適能者となった者に受け継がれていく。真空衝撃波動弾を発射する武器としても使用可能。モチーフは薙刀。
; ダークフィールド
: 闇の巨人(ダークファウスト、ダークメフィスト)が展開する「絶対の闇の空間」。メタフィールドと同じく、現実世界からは不可視の空間。このフィールド内では、闇の巨人とスペースビーストの力が強化増大され、ウルトラマンの力を奪う。
: 闇の巨人はメタフィールドの正負の符号転換させて干渉・無化させるカウンターフィールドであるダークフィールドに変できるが、ネクサスはダークフィールドに干渉できないため、ネクサスは常に不利な戦場で苦戦を強いられることとなる。Episode.13では若干干渉は出来たものの、溝呂木に妨害された。
: メタフィールドとほぼ同じ空間であるが、空の色は赤黒く、不気味な光が不規則に明滅している。
; アンノウンハンド
: ジュネッスブルーとナイトレイダーのまえに突然現れた不定形な闇の力。ダークフィールドG(GはGeneratorの短縮、吉良沢が命名)という新たな空間を作り出し、ビーストのエネルギー値を上昇させ、再生・変身を行う。TLT内部に潜み、暗躍する。その正体はダークザギ=石堀光彦。
; 怪物バンニップ
: 劇中でその存在が語られていた[[都市伝説]]。一つ目の鳥を引き連れており、遭遇したものはバンニップに殺され、一つ目の鳥の姿を見た生存者は記憶を消されてしまうという。スペースビーストによって多発する原因不明の失踪事件と、関係者の記憶を抹消していくメモリーポリスがモデルになっていると思われる。劇中では憐がナンパの話題に使用する程度にはメジャーな存在となっており、当のメモリーポリスにとっても任務の障害となっているという。
:* {{要出典範囲|元ネタは[[オーストラリア]]に棲息するとされる[[UMA]]、[[バニップ]](バンニップと発音されることもある){{Sfn|dateネクサス&マックス|2006|p=2021年7月115}}
; プロメテウス・プロジェクト
: TLT北米本部の極秘組織である寄宿制の学校アカデミーの行っが推進した極秘計画。優秀な超能力者の遺伝子を組を掛け合わせて人工的にデザイナー・チャイルドの天才児を産み出した。千樹憐や吉良沢優は、このプロジェクトによって誕生した「プロメテの子」である。表向きは遺伝子操作で天才児を造る計画だったが、真の目的は来訪者からより正確な情報を引き出すこ意思疎通出来る可能な完璧な超能力者・コンタクティを造る生み出すことだった。プロメテの子に親はいないこともあって、プロメテの子同士の絆は強く、憐によると、プロメテの子を育てた「ホーム」の親たちも本当の親のように優しく、そのため、憐は短命の自分のせいで皆が苦しむ姿を見るのが辛くなって家出した。
: 後に憐の遺伝子に予想外の欠陥が発生したことと、期待していた結果完全なる能力の発現が得られなかったことにより、計画は中止となった。
; 新宿大災害
: 5年前、新宿に巨大隕石の一部が落下したことで生じた大災害で670名もの行方不明者を出した。松永要一郎の妻もこの災害で亡くなっている。実は隕石による被害ではなく、地球に出現した最初のスペースビーストことザ・ワンによる被害とウルトラマン・ザ・ネクストとの戦闘により生じたものだった。事件後、ビーストの発生を抑えるためにTLTはレーテと情報操作で隠蔽し、表向きは隕石による災害とした。
; 来訪者{{R|UPM vol.1722}}
: 20年前、地球に飛来した、地球から2万8000光年彼方にあるM80さそり座球状星団にある惑星に高度な文明を築いた異星人のことをこう呼ぶ。不定形の知的生命体で、一形態として[[クラゲ]]のような形へとなる。
: 地球よりも遙かに発達した文明レベルを持ち、かつてスペースビーストの脅威に晒されていた自分たちの母星が光の巨人(ウルトラマンノア)に救われたことから、巨人の力を模した対ビースト用最終兵器「[[ULTRA N PROJECT#ダークザギ|ウルティノイド]]・ザギ」(ダークザギ)を生みだしたが、皮肉にもそのザギが歪んだ自我を持っに目覚めたことにより、スペースビーストが増殖・進化を起こし、暴走。それによって母星が滅ぼされてしまった。
: ザギとビーストを阻止すべく自分たちの母星を超新星化させて爆破したことが、それがM80さそり座球状星団の超新星爆発の真相となっている。地球人が知ったビーストの詳細や、オプチカモフラージュ、チェスターといった兵器開発技術も来訪者たちの提供によるものである。
: その後、光量子生命情報体となって宇宙へと四散し、その一部がレーテ維持のためにχニュートリノ・ラボラトリーの巨大水槽の底へと辿り着いた。だが、青葉ニュータウン一帯での大規模な記憶消去により、全て死滅してしまい、結果としてレーテがその制御を失ってしまった。
; ポテンシャルバリア
: レーテによって地球全域に展開される特殊バリアーフィールド。スペースビーストの出現抑制して市街に発生させないようにするための手段であり、レーテを守る最後の防壁でもある反面、χニュートリノに含まれているビースト因子の影響によって、約5年で崩壊する危険性がある。
: 物語初頭はそのため、市街地から離れた場所でビーストの殲滅が可能で、アンノウンハンドも最初のうちはレーテの侵入も出来なかったが、後半にはその力が弱まっていき、ビーストが次第に市街地にも姿を現すようになり、遂にはアンノウンハンドによってレーテのバリアも突破されてしまった。
; χニュートリノ
: 特殊な素粒子・ニュートリノの未発見であった第4のフレーバー。他のフレーバーとは異なり、異常に重く、ビースト因子を含んでおり、他の物質に影響を与えてスペースビーストを発生させる危険性を孕んでいる。
: 他の粒子と衝突・崩壊することで発生するχ粒子(=ビースト振動波が、スペースビーストのエネルギーとなっているため、崩壊を鈍化させるか、その連鎖を止めれば弱体化することが可能。
: なお、フォートレスフリーダムの下層部にはχニュートリノを観測するχニュートリノ・ラボラトリーが存在し、観測用の巨大水槽の底にはクラゲのような姿となった来訪者が棲息している。
; レーテ
: 5年前に世界中の人々から映画『ULTRAMAN』での出来事に関する記憶を消した後、 TLT-J のセクションゼロに保管されていた。
: 起動すると来訪者たちのエネルギーを消耗する。保管中、老朽化によって封印されていた恐怖が漏れ出し、それが周囲にビーストを生み出す原因を作っていた。
: 青葉ニュータウンでの戦いで多く3万人の人間たちがビーストの存在を認知してしまったため、Final Episodeで使用されそうになるが、来訪者たちの力が弱ったことでダークザギの復活に利用された後に破壊され、スペースビーストが公に出現するようになったが、レーテを失っても地球人はその災厄に恐れずに立ち向かっていくラストで締められた。
:* {{要出典範囲|造形物は映画『[[ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち]]』に登場した、専用種子船・モネラシードの改造。|date=2021年7月}}
; ダークルシフェル
 
=== スーツアクター ===
* ウルトラマンネクサス{{R|宇宙船YB0628}}{{R|TVMAGA12}}、ウルトラマンノア{{Sfn|ネクサス&マックス|2006|p=32}}:[[寺井大介]]
* ウルトラマンネクサス{{R|TVMAGA12}}、ダークファウスト{{R|宇宙船YB0628}}、ダークメフィスト{{R|宇宙船YB0628|TVMAGA25}}、ダークザギ{{R|宇宙船YB0628|TVMAGA25}}:[[岩田栄慶]]
* ダークファウスト{{R|TVMAGA25}}、ダークメフィストツヴァイ{{R|TVMAGA25}}:[[山本諭]]
 
== 放送データ ==
これまでの[[MBSテレビ毎日放送|MBS]](毎日放送)製作枠の[[ウルトラシリーズ#平成ウルトラシリーズ3部作|平成ウルトラシリーズ]]が放映されていた毎週土曜日18:00スタートの時間枠から、[[ウルトラシリーズ]]初の朝の時間帯での本放送となる{{efn2|朝の時間帯での[[再放送]]は昭和期は平日土日問わず、[[TBSテレビ|関東]]でも地方でもさかんに行われていた。}}毎週土曜日7:30スタートへと時間枠を移動しての放送となり、今までのMBS(毎日放送)製作枠からCBC(中部日本放送)製作枠へと変更された。
 
== 放映リスト ==
* 各ビーストの詳細は「[[スペースビースト]]」を参照。
* 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区)<ref>[[角川書店]]『[[月刊ニュータイプ]]』より。</ref>
* Episode.09からは次回予告の前に吉良沢優が作中用語の解説を行うミニコーナー「ネクサスシークレットファイル」が設けられ、それに伴い次回予告がそれまでの30秒から15秒に短縮された。このコーナーはEpisode.28をもって終了し、Episode.29からは後番組[[ウルトラマンマックス]]の予告が行われた。
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:small"
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|第1話
|style="line-height:1.2"|'''2004年'''<br />10月{{0}}2日
|夜襲 -ナイトレイド-
|style="text-align:left"|ペドレオン(クライン)
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|第2話
|10月{{0}}9日
|異生獣 -スペースビースト-
|style="text-align:left"|ペドレオン(グロース)
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|第6話
|11月{{0}}6日
|遺跡 -レリック-
|style="text-align:left"|バグバズン<br />ガルベロス
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|第10話
|12月{{0}}4日
|突入 -ストライク・フォーメーション-
||2.7%
|-
|第14話
|style="line-height:1.2"|'''2005年'''<br />{{0}}1月{{0}}8日
|悪魔 -メフィスト-
|rowspan="5"|[[ULTRA N PROJECT#ダークメフィスト|ダークメフィスト]]
|-
|第18話
|2月{{0}}5日
|黙示録 -アポカリプス-
|style="text-align:left; line-height:1.2"|ガルベロス<br />アラクネア<br />フログロス
|-
|第22話
|3月{{0}}5日
|安息 -キュア-
|style="text-align:left" rowspan="3"|クトゥーラ
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|第26話
|4月{{0}}2日
|憐 -ザ・サード-
| -
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|第30話
|5月{{0}}7日
|監視者 -ウォッチャー-
|style="text-align:left"|リザリアス
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|第34話
|6月{{0}}4日
|封鎖 -A.D.2009-
|ダークザギ(ラストのみ)