「アメンボ類」の版間の差分

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[[食物連鎖]]における[[天敵]]は[[魚類]]や[[鳥類]]などだが、生息環境に人の手が入ったことで減少し、[[絶滅危惧種]]となってしまったシオアメンボ ''Asclepios shiranui'' などの種類もいる。
 
成長段階は一般的なカメムシ目昆虫と同様で、[[卵]] - [[幼虫]](1-5齢) - [[成虫]]という不完全[[変態]]を行う。卵は水面付近の石や植物などに産みつけるため、そのような物がないような広い水面には生息しない。幼虫は翅がいこと以外は成虫とほぼ同じ姿をしており、成虫と同様に水面で生活する。成虫になるとカメムシ類と同様の翅ができ、飛んで移動できるようになるので、他の水域から独立した小さな水たまりにも姿を現す。ただし小型種では成虫の翅が[[退化]]したものもおり、これらは飛ぶことができない。
 
「[[大和本草]]」([[貝原益軒]]著)には「有[[毒]]」、「雞([[ニワトリ]])[[イヌ|犬]]が食えば死ぬ」と記されている。