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インフォボックスの追加。出典増補、節『現当主の保有爵位』の追加、文中の従属爵位に関する部分はスノードン伯爵と関連性が低いうえに出典もないため削除。またウェセックス伯爵位についても正しいが、同様の理由により削除。残りの部分は注釈化した。
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{{infobox peerage title|name=スノードン伯爵<br>Earl of Snowdon|heir apparent=リンリー子爵チャールズ・アームストロング=ジョーンズ|footnotes=|motto='''神の意志のままに'''<br/>（A Noddo Duw A Noddir）|former seat=|family seat=|extinction date=|status=存続|subsidiary titles=リンリー子爵|remainder to=|heir presumptive=|present holder=2代伯[[デイヴィッド・アームストロング＝ジョーンズ_(第2代スノードン伯爵)|デイヴィッド・アームストロング＝ジョーンズ]]|image=File:Coat_of_arms_of_Antony_Armstrong-Jones_as_1st_Earl_of_Snowdon.png|last holder=|first holder=初代伯[[アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ_(初代スノードン伯爵)|アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ]]|baronetage=|peerage=[[連合王国貴族]]|monarch=[[エリザベス2世]]|creation=|creation date=[[1961年]][[10月6日]]|caption=<div class="toccolours mw-collapsible mw-collapsed">
{{Infobox peerage title
'''[[紋章記述]]'''
|name=スノードン伯爵▼
<div class="mw-collapsible-content">'''Arms''':Sable on a Chevron Argent between in chief two Fleurs-de-lis and in base an Eagle displayed Or four Pallets Gules '''Crest''':A Stag statant Gules attired collared and unguled Or between two Arms embowed in armour the hands proper each grasping a Fleur-de-lis Gold '''Supporters''':On the dexter side a Griffin and on the sinister side an Eagle, each with wings elevated and addorsed Or</div>
|image=[[ファイル:Arms Armstrong-Jones.svg|140px|スノードン伯爵家の紋章]]
</div>|alt=|image_size=|imagesize=190px}}
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|creation date=[[1961年]][[10月6日]]
|monarch=[[エリザベス2世]]
|peerage=[[連合王国貴族]]
|first holder=[[アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ (初代スノードン伯爵)|アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ]]▼
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|remainder to=初代伯の直系の嫡出男系男子
|subsidiary titles=リンリー子爵
|heir apparent=[[チャールズ・アームストロング＝ジョーンズ]]
}}
 
'''スノードン伯爵'''（スノードンはくしゃく{{Lang-en-short|Earl of Snowdon}}）は、[[イギリス]]（の[[伯爵]]、[[貴族]]、[[連合王国貴族]]爵位。[[マーガレット (スノードン伯爵夫人)|マーガレット王女]]）の配偶者[[アンソニー (スノードン伯爵)|アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ]]が1961年に叙位されたことに始まる。
 
== 歴史 ==
[[19611960年]]5月、女王[[エリザベス2世]]の妹である[[マーガレット (スノードン伯爵夫人)|マーガレット王女]]がは新進気鋭の写真家[[アンソニー (スノードン伯爵)|アンソニー・アームストロング＝ジョーンズ]]と結婚するに際してた<ref name=":1">{{Cite book|和書|author=[[君塚直隆]]|year=2020-2|title=エリザベス女王　史上最長・最強のイギリス君主|publisher=[[中央公論新社]]|isbn=978-4121025784|ref=君塚 2020|page=77}}</ref><ref name=":12">{{Cite ODNB|id=|title=Jones, Antony Charles Robert [Tony] Armstrong-, first earl of Snowdon and Baron Armstrong-Jones|last=Weight|first=Richard|url=https://www-oxforddnb-com.wikipedialibrary.idm.oclc.org/view/10.1093/ref:odnb/9780198614128.001.0001/odnb-9780198614128-e-90000380163?rskey=eQ3og7&result=1}}</ref>。この際に、爵位を持たない平民出身であったアンソニーは貴族に叙せられる運びとなった。翌年の[[1961年]][[10月6日]]、アンソニーは[[連合王国貴族]]としては'''スノードン伯爵'''{{Fontsize|small|(Earl of Snowdon)}}及び'''サセックス州ナイマンズのリンリー子爵'''{{Fontsize|small|(Viscount Linley, of Nymans in the County of Sussex)}}を授けられた<ref>{{London Gazette|issue=42481|date=6 October 1961|page=7199}}</ref><ref name=":0">{{Cite web |title=Snowdon, Earl of (UK, 1961) |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/snowdon1961.htm |website=www.cracroftspeerage.co.uk |accessdate=2022-04-10}}</ref>。アンソニーの父が[[ウェールズ]]に叙さルーツがあったことから、爵位名はウェールズの最高峰[[スノードン山]]より採られた<ref name=":12" />。その後アンソニーは王女と離婚して王室を離れたが、引き続き爵位は依然を保有持している。従属称号は[[リンリー子爵]]で、次期当主の儀礼称号であるた<ref name=":12" />。
 
その後マーガレットの姪である[[アン (イギリス王女)|プリンセス・ロイヤル・アン]]の二度の結婚においてどちらの夫も爵位を受けなかった。また従妹の[[アレクサンドラ (レディ・オギルヴィ)|アレクサンドラ王女]]も[[{{仮リンク|エアリー伯爵]]|en|Earl_of_Airlie|label=エアリー伯爵家}}の次男ヤンガーソンと結婚したものの、夫は次男であるため爵位を持たず、また新たな爵位も求めなかった。[[2018年]]にマーガレットの大姪、姉のエリザベス女王の孫[[ユージェニー・オブ・ヨーク]]がジャック・ブルックスバンクと結婚した時にも爵位を求めず「ジャック・ブルックスバンク令夫人ユージェニー王女」となった。このため、称号の無い王族の配偶者に爵位を与えるという事例は、スノードン伯爵が最後となっている{{#tag:ref|スノードン伯爵叙爵以降に臣民に与えられた世襲の爵位は、1960年代前半のいくつかの子爵・男爵・準男爵位の他は、元首相の[[ハロルド・マクミラン]]に与えられた[[ストックトン伯爵|ストックトン伯爵位]]のみである。準男爵まで範囲を広げても、1960年代半ば以降は[[マーガレット・サッチャー]]の夫[[デニス・サッチャー]]が[[サッチャー準男爵]]に叙された事例を数えるしかない。臣民への叙爵は主に[[1958年]]の[[一代貴族法]]に伴う[[一代貴族]]への叙爵に移行している。|group="注釈"}}。
 
2017年、初代伯の死去に伴い、長男デイヴィッドが爵位を継承した<ref name=":0" />。彼が伯爵家現当主である。
また、スノードン伯爵叙爵以降に臣民に与えられた世襲の爵位は、60年代前半のいくつかの[[子爵]]・[[男爵]]・[[準男爵|準男爵位]]の他は、元首相の[[ハロルド・マクミラン]]に与えられた[[ストックトン伯爵]]のみである。準男爵まで範囲を広げても、60年代半ば以降は[[マーガレット・サッチャー]]の夫デニス・サッチャーがサッチャー準男爵に叙された事例を数えるしかない。
 
以降の全ての爵位が王族の成人・結婚に伴う叙爵に限られ、しかもそのほぼ全てが公爵とその従属称号である。唯一の例外としてマーガレットの甥[[エドワード (ウェセックス伯爵)|エドワード王子]]に与えられた[[ウェセックス伯爵]]のみ伯爵位である（理由に関してはエドワード王子及び[[エディンバラ公]]の項目を参照）。臣民への叙爵は主に[[1958年]]の{{仮リンク|一代貴族法|en|Life Peerages Act 1958}}に伴う[[一代貴族]]への叙爵に移行している。
 
伯爵家の紋章に刻まる[[モットー (紋章学)|モットー]]は『神の意志のままに{{Fontsize|small|(A Noddo Duw A Noddir)}}』<ref name=":0" />。
2017年、アンソニーの死去に伴い始めて代替わりが発生した。アンソニーの死去により、臣民として世襲爵位を新規に叙爵したことのある全ての人物が鬼籍に入った。また、従属爵位以外で新規に伯爵位を受けた人物で存命の人物は上述したエドワード王子ただ一人となった。
 
== スノードン伯現当主の保有爵一覧位 ==
▲|first holder=現当主である[[アンソニーデイヴィッド・アームストロング＝ジョーンズ (初第2代スノードン伯爵)|アンソニ第2代スノードン伯爵デイヴィッド・アームストロング＝ジョーンズ]]は以下の爵位を有する<ref name=":0" />。
 
* '''第2代スノードン伯爵'''{{Fontsize|small|(2nd Earl of Snowdon)}}<br>（[[1961年]][[10月6日]]の勅許状による[[連合王国貴族]]爵位）
* '''第2代サセックス州ナイマンズのリンリー子爵'''{{Fontsize|small|(2nd Viscount Linley, of Nymans in the County of Sussex)}}<br>（1961年10月6日の勅許状による連合王国貴族爵位）
 
▲|name== スノードン伯爵（1961年） ==
{| class="wikitable"
! 代数 !! 受爵者 !! 画像 !! 受爵期間 !! 備考
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爵位の法定推定相続人：[[チャールズ・アームストロング＝ジョーンズ|は、現当主の長男であるリンリー子爵（[[称号|儀礼称号]]）[[チャールズ・アームストロング＝ジョーンズ]]（デイヴィッドの長男）。
 
== 脚注 ==
 
=== 注釈 ===
{{脚注ヘルプ}}
<references group="注釈" />
 
=== 出典 ===
{{Reflist}}{{Commonscat-inline|Earls of Snowdon}}
 
{{DEFAULTSORT:すのおとんはくしやく}}
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