「フェライト磁石」の版間の差分

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高い[[透磁率]]を持ち、[[セラミックス]]の磁石として知られる。[[磁束密度]](B)は低く約0.35テスラ、[[磁場]](H)は1[[メートル]]あたり30から160kAの回転(400から2000[[エルステッド]])。
 
柔軟性のある[[ゴム磁石]]はフェライト磁石の素材であるフェライトパウダーを[[ゴム]]に混ぜて固めたものであり、ゴムが主成分なので容易に切断することが可能なのが特徴。[[コピー機]]([[レーザープリンタ]])にはゴム磁石でできたロールが使われている。また、電気抵抗が極めて高いことから、[[コイル]]や[[変圧器]]、電磁石などの電子部品にも用いられる。他にもフェライトを粉末にして帯にしたテープに吸着させ、[[磁気テープ]]として記憶媒体に使用される。[[スピーカー]]に使用される[[磁石]]は大部分がフェライト磁石である。
 
[[1930年代]]に[[日本]]の[[東京工業大学]]の[[加藤与五郎]]と[[武井武]]によって[[フェライト (磁性材料)|フェライト]]が発明されたことがきっかけで誕生し、[[1950年代]]に[[オランダ]]の[[フィリップス|フィリップス社]]によって工業化された。