「歴史人口学」の版間の差分

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== 概説 ==
この学問は[[フランス]]の歴史学者{{仮リンク|ルイ・アンリ|fr|Louis Henry (démographe)}}によって確立されたとされているが、最初に教区簿冊(parish register)を人口学的に活用したのは同国の歴史家[[ピエール・グベール]](<small>[[:fr:Pierre_Goubert|フランス語版]]</small>)のようであとされる<ref>速水融 『歴史学との出会い 速水融P.200 慶応義塾大学出版会、 p.2002010年</ref>。[[:fr:Louis_Henry_(démographe)|ルイ・アンリ]]は家族復元法を確立し、[[:fr:Crulai]]のキリスト教教会の教区簿冊(parish register)1670年-1829年の分析によって個々人の出生・結婚・死亡を調べそれを集めて人口の微視的な変遷を記述した。([[<ref>速水融]]『歴史人口学の世界』-「第1章 歴史人口学の成立と展開」より、岩波現代文庫、2012年</ref>
 
== 日本の歴史人口学 ==
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== ユーラシア歴史人口学 ==
[[1995年]]、文部省(現・[[文部科学省]])の助成により[[速水融]]が中心となって「ユーラシア社会の人口・家族構造比較史研究」(ユーラシア人口・家族史プロジェクト)が行われた。これは[[中華人民共和国|中国]]、[[日本]]、[[イタリア]]、[[ベルギー]]、[[スウェーデン]]などが参加する国際共同研究プロジェクトである。
 
== 参考文献 ==
* [[速水融]] 『歴史人口学で見た日本』 [[文藝春秋]]〈[[文春新書]]〉、2001年10月。ISBN 9784166602001
 
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
* 速水融 『歴史人口学で見た日本』 [[文藝春秋]]〈[[文春新書]]〉、2001年10月。ISBN 9784166602001
 
== 関連項目 ==