「共産主義における左翼小児病」の版間の差分

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ウラジーミル・レーニンが率いた一派[[ボリシェヴィキ]]が、[[共産主義]]勢力内部のより左翼([[急進主義]])に対する批判を行った書籍である。これらの急進主義の多くは、後に[[左翼共産主義]]と呼ばれる思想となった。また本書で使われた「左翼小児病」や「[[極左冒険主義]]」という批判的用語は以後、[[レーニン主義]]を掲げる党派が、急進主義や過激主義あるいは対立党派を批判する際の常套用語となった。
 
この書籍は1920年に書かれ、年内にロシア語、ドイツ語、英語、フランス語で出版され、そのコピーは[[コミンテルン]]第2回大会で配布された<ref>''[http://www.marxists.org/archive/lenin/works/1920/lwc/index.htm Endnotes to Left-Wing Communism: An Infantile Disorder]'': Lenin Works Archive</ref>。日本語訳は、1926年に[[堺利彦]]と[[国崎定洞]](和田哲二)がそれぞれ翻訳している。中国語訳も、1926年に登場している<ref>[http://view.news.qq.com/a/20130502/000034.htm 李正荣:元首演讲体现一国外交文化水准] 经济观察报 2013年5月2日</ref>。
 
本書でレーニンは、共産主義勢力内部で、他の[[社会民主主義]]勢力などとの一切の協力を拒否する姿勢を「左翼小児病」、客観的情勢を無視して目的を優先し無謀な主張や行動を行う勢力を「極左冒険主義」と呼んで批判した。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
*[[日和見主義]]
*[[スターリニズム]]
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{{レーニンの著作}}
 
{{Normdaten}}
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