「ループアンテナ」の版間の差分

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[[電子部品]]として用いられる通常の[[コイル]]よりも大きな直径で導線を何回か巻いたものも、[[ループアンテナ]]と呼ばれる。[[コイル]]内部の[[磁場]]の変化により、誘導起電力を取り出す原理である。この場合、導線の長さは動作に直接関係しない。多くは[[コンデンサ]]を接続して[[共振]]回路として用いる。[[送信]]用としての用途はそれほど多くなく、むしろ[[電磁誘導]]の応用として135kHz、13.56MHzの[[電波]]を利用した[[RFID]]などに用いられている。
 
この代表的な製品として、[[中波]]帯のAM[[ラジオ]]の遠距離受信用のアンテナが市販されている。直径1メートル1m程度の三角形、四角形などの[[コイル]]と可変[[コンデンサ]](バリコン)により同調を取り、[[ラジオ]]に内蔵されている[[バーアンテナ]]と電気的に結合させるものである。
 
==関連項目==