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===廃車までの道のり===
ここに、Aという鉄道車両があるとしよう。この度Aの置き換え車両Bが投入され、Aに代わって営業運転(乗客を乗せて走る事)を開始した。こうなるとAは営業運転から外れ(これを[[運用離脱]]という)、Bが万一Bが故障した際の予備車ないしは休車となる。この時点ではAはまだ必要とあらば自走できる状態にある。
 
Bに問題がないと認められて量産されると、[[国土交通省]]へAの廃車届けが出される。これが受理された時点でAの車籍が抜かれる事になる。自動車でいうところの抹消登録であり、この時点で正式に'''廃車'''となる(つまり廃車=解体ではない)。こうなるともう本線(旅客列車が走っている線路すべて。車庫や工場内は本線ではない)を自走できなくなる。なお、鉄道車両にも一定期間毎の[[鉄道車両の検査|検査]]があり、これの期限が切れた車両から廃車されていく事が多い(若番車から廃車されていくとは限らない)。