「立方メートル」の版間の差分

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かつて[[薪]]の計量用に、1立方メートルに等しいステールが使われた。[[1793年]]にフランスで制定されたメートル法で初めて導入された。それまで、薪の計量にはコルド ({{interlang|fr|Corde (unité)|corde}})」、あるいはそれに相当する各国の単位が使われており、その置き換えとして作られたものである。フランスでは1コルド = 112立方[[ピエ]]({{lang|fr|pied}}、フランス[[フィート]])≒ 3.839 m{{sup|3}} (st) だった。
 
ステールの記号は当初は「s」であったが、1948年の[[CGPM]]で定められた[[秒]]の記号「s」と衝突するので、そのときに「st」に変更された<ref>[https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/SI_9th/pdf/SI_9th_日本語版_r.pdf] {{Cite book |和書 |author=[[BIPM]] |authorlink=BIPM|date=2020-03 | translator = [[産業技術総合研究所]] 計量標準総合センター|title=国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 |publisher=産業技術総合研究所 計量標準総合センター |page=p.130 |quote=備考2. |id= |isbn= |ref=国際単位系(SI)第9版(2019) |quote= }} </ref>。
 
[[1978年]]、[[国際度量衡委員会]] (CIPM) は、体積の単位には立方メートルを使うこととし、ステールを非推奨の単位とした(これに対し[[リットル]]は[[SI併用単位]]となった)。アメリカ合衆国では[[1982年]]にステールの使用が禁止された。現在でもフランスでは使うことがある。日本の[[計量法]]では、非[[法定計量単位]]であり、取引・証明における使用が禁止されている。