「スプリングフィールドM1816」の版間の差分

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==歴史==
1812年の[[米英戦争]]では、米国のマスケット([[スプリングフィールドM1795|M1795]])の弱点が明らかとなった。[[スプリングフィールドM1812|M1812]]は、デザイン・製造プロセス双方の改善を目指したものであった。M1816はさらなる改善を求めたものであり、M1812を置き換えた。M1812はフランスの[[シャルルヴィル・マスケット|シャルルヴィル・モデル1777マスケット]]のデザインに大きく依存したものであったが、M1816にもこのデザインは引き継がれた。M1816は、.69口径、銃身長42インチでM1812に類似していたが、ロックプレートは長く、トリガー・ガードは短くなり、またより長い[[銃剣]]を採用した。銃床の形状はより直線的になった。全長は58インチであった<ref name="#1">Russell</ref>。
 
M1816マスケットは、1816年から1844年にかけて[[ハーパーズ・フェリー]]兵器廠及び[[スプリングフィールド兵器廠]]で生産された。約675,000丁のM1816が生産されたが、これは米国のマスケット銃の中で最多であった<ref>[http://www.nps.gov/spar/historyculture/sa-firearms-questions.htm Springfield Armory Weapons Research]</ref>。
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M1816は[[テキサス革命]]においてはテキサス兵が使用し、[[米墨戦争]]では[[アメリカ陸軍]]及び[[民兵]]組織が使用した。[[南北戦争]]においても、その初期、1862年頃までM1816が使用された。
 
M1816に改良が加えられ、[[スプリングフィールドM1822|M1822]]、[[スプリングフィールドM1835|M1835]]、[[スプリングフィールドM1840|M1840]]、[[スプリングフィールドM1842|M1842]]が製造された。[[アメリカ陸軍武器科|陸軍武器科]]はこれらを別モデルとしているが、米国政府の文書ではこれらは引き続きM1816と記載されている<ref>Russell< name="#1"/ref>。現代の歴史家も、これら銃の分類に関しては一致を見ていない。
 
==脚注==