「きよしこの夜」の版間の差分

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== 楽曲解説 ==
[[1818年]][[12月24日]]に[[オーストリア]]の[[オーベルンドルフ・バイ・ザルツブルク|オーベルンドルフ]]の[[聖ニコラウス教会]]で初演された。この歌にまつわる逸話として、 "[[クリスマス・イヴ]]の前日、教会の[[オルガン]]が発音できない状態になった(音の出なくなった理由はネズミにかじられた等、諸説あり)。そして、[[クリスマス]]に歌う[[賛美歌]]の[[伴奏]]ができなくなり、急遽ヨゼフは“Stille Nacht”の詞を書き上げ、グルーバーに、この詞に[[ギター]]で伴奏できる讃美歌を作曲してくれるように依頼を行った。グルーバーは最初「教会でギターを弾いても誰も気に入らないのではないか?」と懸念していたが、ヨゼフの説得もあって詞に曲をつけることを了承した。グルーバーは一晩中懸命に考え続け、ついにこの曲を完成させた。曲が完成したのは教会でミサが始まるわずか数時間前のことであった" という逸話ものがあるが、近年の研究では数年前にヨゼフは既に1816年には詩を完成させていたという説が有力である。しかし、グルーバーが短期間で作曲したのは正しいと推測されている。
 
[[1988年]]に製作された[[西ドイツ]](当時)の映画「[[マグダレーナ/『きよしこの夜』誕生秘話]]」は、上記の出来事をベースにし、神父と娼婦の禁じられた[[恋]]という[[フィクション]]が加えられたものである。